2人のシャルルと2人のジャクリーヌ
日仏シャンソン協会並びにカフェ・コンセール・エルム30周年に際し、2人のシャルル(シャルル・アズナヴール、シャルル・デュモン)と2人のジャクリーヌ(ジャクリーヌ・ダノ、ジャクリーヌ・ボワイエ)から祝賀メッセージ到着。...
View Article永田文夫氏の訳詞論評史上に残る抱腹絶倒エッセイ
31年もの歴史を誇る「永田文夫シャンソン研究所」は、故・永田文夫氏が設立。現在は不肖・私が第2代所長を拝命。数えきれないレコード、テープ、CD、VTRそして書籍等の資料の中に、後世に残る訳詞、論評を発見。ここに転載。 …………………………………永田文夫のシャンソン・エッセイ………………………………………… シャンソンあれこれーと~『再会』...
View Articleデランカント来日公演、予想を超える成功
第24代シャンソン大使=デランカントは、事前の下馬評では日本のガラパゴス的シャンソン・ファンには受け入れられないであろうとのこと。 ところが、フタをあけてみれば、予想を超える反響(正しく言えば、予想に反して大成功)。名古屋・秋田・浜松等、共演者が比較若い都市だけでなく、往年のファンが多い都市でも「来年もぜひ聴きたい」という観客続出。特に秋田はCDもDVDも完売で、買えなかった人に後日送という事態。...
View Article心温まる日仏文化交流
第24代シャンソン大使=デランカントの秋田公演翌日、飛行機のフライトまでに空き時間があり、主催者であタカセミュージックラボの高瀬ご夫妻が車に我々を乗せ秋田観光をオーガナイズ。...
View Article遺稿回想1
母亡き後、出版直前まで準備されつつ、版元の社長が病に倒れられて陽の目を見なかった遺稿があります。母を偲ぶ会の記念誌に掲載されたその一部に、幾人もの方から「感銘を受けた」と賞讃いただいて来ました。自分自身の難病が80%回復した今、読み返してみると、心の琴線にふれるものがたしかにあると思えて来ました。その一部を転載したいと思います。...
View Article遺稿回想2
【病める子を思う母の記】 六月三日、入園して一ヵ月余り、入園当初は緊張していた故か「どんなにか、お淋しいことでございましょう。」「お小さいのに、よく手離されましたね。おかわいそうに」等と言われると、当時はさのみ淋しさを感じていなかったので、私の心は冷たいのだろうかと、我と我が心を疑ってみるのだった。...
View Article遺された平和への願い
92歳、現役女社長のまま逝った、加藤ハツ吹上文化サロン館長の書き記したものが見つかりました。 冒頭「ありがとう!!今日まで生かされたことに感謝します」と書かれた文字に、すべての思いが集約されていますが、「現在の様な状態のまま去る事は断腸の思いです」と続けられていました。...
View Article待ってたよ!シャルル!!
シャルル・アズナヴール94才でのワールド・コンサート・ツアーが、いよいよ日本へ。5月に骨折で延期となったものだが、今回こそ、元気な姿を観たい。 東京・大阪の2都市だけだが、両方へ出かける人も幾人もいて(かく言う私も!)人気の高さは衰えていない。今回の来日は、バックがピアノ・カルテット+コーラスなので、シャンソンを演奏する人たちにとっては、またとないお手本になること受けあい!...
View Articleシャルルとの約束
5月22日の誕生日前後、93才最後と94才最初のコンサートを日本でする予定だったシャルル・アズナヴールが、骨折で来日公演できなくなった時、「秋には必ず日本公演をする」と力説した通り、9月17日と9月19日に東京・大阪で感動的なステージを挙行。 「何があっても日本へ行く」と言ったシャルルは、その約束を守り、予想・期待を以上のステージをしてくれました。...
View Article毎日新聞記事より【先月日本公演 アズナヴールさん死去】
----『毎日新聞 10月3日』記事より---- 94歳で死去したフランスを代表するシャンソン歌手、シャルル・アズナヴールさんと1989年から親交がある日仏シャンソン協会日本支局(名古屋市)の加藤修滋支局長(69)は、1日夜に入った悲報に「9月の日本公演で元気に歌ったばかりなのに信じられない」と肩を落とした。...
View Article名古屋ボストン美術館閉館に想う
「惜しまれつつ、名古屋ボストン美術館が20年の歴史に幕を下ろす」とメディアが報じています。いかに内容的に工夫された展示であったか、そして学芸員のがんばったことが過去形で報じられているのは、とても淋しい。...
View Article誰かが伝えなければ、その事実はなかったことになる~何故、報じられない?シャルル最後のステージ~
まずもって、イラク戦争で群衆に引き倒されたフセイン銅像の映像について触れたい。その時、私はパリで衝撃映像を見た。英米のメディアとは別アングルのアルジャジーラの映像からは、群衆の歓喜が読み取れない。撮影角度・方向がちがうだけで、こんなにも事実がちがって見える!とショック。以来、ニュースは複数メディアで、なるべく多くを比較するようにしている。...
View Article新しい「法定訳詞」登録手続完了
フランスの音楽著作権団体SACEMの受付完了印の押された書類到着!シャンソン大使も歴任したシンガー・ソング・ライター「ヴェルムーラン」の「朝の終着駅」が法定訳詞に! 「カヴァー申請」(訳詞をつけるだけで、権利放棄)だけでもむつかしい昨今、スムーズに「法定訳詞」として認められたのは、驚き。...
View Articleシャルル・アズナヴールとの絆、報道合戦
シャルル・アズナヴールとエルム、そして永田文夫シャンソン研究所の歌手との交流が、メディアで報道合戦の様相。 朝日、毎日、読売、北海道新聞に加え、共同通信配信で各地方紙、更には日経新聞も記事掲載。週刊新潮、東海財界などの雑誌も加わって、それぞれ報道視点をかえてくり返し報道。 朝日新聞は芸能部も社会部もとり上げ、さすが「文化は朝日」と言うべきかも……。毎日新聞は近々、関西版でも記事掲載予定。...
View Article素朴な疑問
この数年、シャンソン・ライブやコンサート会場で疑問に思うこと有。①歌手が、自分の笑い声をマイクに入れるので、歌そのものが 添えものになっている。(かつては、笑うのは客席で、ステージ上の 人は笑わせる側だった)②息を口でする音がマイクに入る。(呼吸は基本的に鼻で吸って、 口から吐くもの)③「ブラボー」が多量かつ軽薄に飛びかう。(プロのフェスティバル形式...
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