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Channel: 加藤修滋のブログ
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イスラエルの神は何処へ

某国のネタニヤフなる男は「戦争が新たな段階に移った」と宜ったそうな(最大級の皮肉のつもり)  正しい表現は「神を恐れぬバチアタリ」と言うべきか。  アラブ諸国からは”総スカン”謙虚な祈りを捧げる民族からすれば某国のネタニヤフなるお方様は、神以上の存在(これも皮肉)...

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瀬間千恵さんについて

「銀巴里の女王」と呼ぶ人もいる瀬間千恵さんは、私たちにとっても特別な存在です。  銀巴里へ通っていた学生時代(夜行列車が交通手段)瀬間さんのステージは、毎回聴きに行きました。クルトヴァイル作品を歌われる瀬間さんを下手側の真横から聴かせていただきました。  そこはピアニストの指先の見える位置で作本社長から特別な計らいの指定席扱い。...

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誤解

エルムがAV制作工場と勘違いされたと言う昔々のお話し。  エルムの1階と3階事務室にはあわせてとてもたくさんの機材があります。  パナソニックの注文生産VTRデッキ2台。これは当時40万円ほどのもので、テレビ局に貸し出した事もあるほど貴重なもの。日本のNTSC、フランスのSECAMはじめ南米や中近東、アジア諸国等世界中のテレビ方式に対応する貴重なもの。...

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NHK伊藤局長

先日、一晩中(朝までずっと)NHKテレビを見ていました。  そこで、ふと思い出したのがNHK名古屋の伊藤康局長の事。  最初はエルムでも変わったお客様で、ステージの間はずっと読書。歌手やエルム・シスターズも遠巻きにしているだけ。  ある時、東海テレビの佐藤卓男さんがいらして「おい、加藤君。伊藤局長が来てるじゃないか」とおっしゃって、初めて知りました。...

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枯葉を敷きつめてのライブ

エルム2階のmss小劇場では、いつも新しい演出にこだわって「実験劇場」を行って来ました。  心のどこかには紅テント(唐十郎)黒テント(佐藤信)を追いかけるような意識があったのかも。学生時代、機動隊に周りを囲まれても挙行したステージは衝動的でした。...

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高橋治朗さんのご冥福を祈って

名古屋商工会議所で政府に対し、情熱を持って働きかけをされた高橋さんが天に召されました。  私の母(加藤ハツ館長)は、若い頃海軍に勤務していましたが、同じフロアに通産省が入居。従って、鹿島守之助さんのような財界の方とは親しくして頂いたとの事。  母曰く「海軍は大海原で仕事をするので、国際感覚に優れ心も広くなる。夜は星空を眺めるのでロマンチストになる」と。...

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ガレージシャンソンショーとミレーヌ・ファルメール

エルムに、ガレージシャンソンショーが出演した時は久しぶりに衝撃を受けました。  そこで想起したのはミレーヌ・ファルメールのPV。表現方法については両者似てはいませんが、扱うテーマには類似点が。  ドクロ、ローソク、衣装などの視覚ではなく反権力(ファルメールはキリスト)に代表される「アンチ思想」。  場合によっては未来に対する絶望観。特にファルメールには「泡に押し流される」シーンがよく出て来る。...

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アンネ・ゾフィーのバイオリン協奏曲と様式美

全くの偶然でアンネ・ゾフィーのバイオリン協奏曲を観ました。久しぶりに本物のクラシックを聴いた満足感。何より西洋音楽の普遍的な様式美に落ちついた神への祈りにも似た安心感がありました。  所詮、日本のクラシックは技術的に秀でていても輸入品。いわば借り物。本質的な部分で、ちがいを感じます。...

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中津川ちこり村

最近でこそよく名前を見聞きするようになった「ちこり」。即ち西洋風野菜の「アンディーブ」。  最初には国産化し「ちこり」として発売し、スーパーでも人気商品に。そして本来捨ててしまう部分を吐師を招いて「グラッパ」と言う焼酎にして発売。  一般には半分のサイズでも度数も低いものが流通しましたが、母はフルサイズで45度のお洒落なボトルのものを一度に何ケースも購入。エルムでも大人気でした。...

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ファッションについて

どこの国でも歌手はドレス等ファッションには気を遣いますが、フランスでは常に同じデザイナーにこだわる人も、デザイナーを次々と変える人とが共存しています。  ジャン・ポール・ゴルチェがドレスを担当したシルヴィー・バルタンのオランピア劇場のコンサートではルックスが良く身長の高い(要するにモデル)男女が押しかけていて、客席の様相が全く違いました。...

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二度、三度・・・美輪明宏さんのこと

美輪明宏さんは、最初に書いて下さった色紙の言葉「慈悲」そのもののような方で、いつも背後にオーラを感じます。  一度だけ美輪さんがフランス人なのでは?と思う場面に居合わせました。リハーサル中に、ピアノのセルジュ染井さんに向かって「Non!〇〇〇〇」と言われました。すぐ日本語で言い直されましたがフランス人そのものの姿を拝見した心地でした。  普通では経験できないような事をさせていただけた事があります。...

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いただき女子りりちゃんに亡国を見る

最近テレビでよく見かける”いただき女子りりちゃん”。人間が古いせいか私には何のことやら不明。  汗を流して働いた対価として現金を受け取った世代(私より年配者の中には押しいただいて受け取る人も)からすると隔絶の感。  そもそも報じられるのがケタ違いの額。当然それは現金にあらず。...

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荒井洸子さんのこと

エルムへ来演される中で最もCDが売れるのが荒井洸子さん。  特に「CD買ってね」と言われる訳ではないので理由はいまだに分かりません。  「屋根の上のバイオリン弾き」等ミュージカルでも活躍していらして知名度は抜群でしたが・・・。  そう言う方は、何か人を引き付ける魅力をお持ちで声だけの歌い手とは違い、表情やしぐさに至るまで役者としてのノウハウがあったのだと思います。  今思い出しても不思議な出来事です。

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金利政策不成功?

元々数字が苦手な私には、報道されている日銀の発表には???の連続。  円安の結果は自動車メーカーはじめ輸出産業にとっては追い風との事。庶民感覚としては、むつかしい説明より消費税半額の方がありがたいかも。赤坂の料亭など想像すら出来ない私達にとっては、毎日の買物での大根一本の値段の方が現実的。  弁舌巧みな国会でのやりとりは、経済音痴な私ならずとも???なのではないでしょうか?

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菅原洋一さんのこと

たくさんのビッグスターの方々が私にお力添えを下さいましたが、学生時代からの永いお付き合いは、菅原洋一さんです。  当時、異彩を放っていた”SNOW”と言う月刊誌にレポーターとして菅原さんへのインタビューをカラー5ページにわたって書かせて頂きました。  タイトルは「愛のサンタクロース」。    今思えば「何と向こう見ずな事ことを・・・」と恥かしさが先に立ちますが、若気の至りと思う次第。...

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軍用から民生品へ、平和利用の勧め

毎日膨大な量の服薬があって胃をこわし口内炎が出来ました。  一般的にはドイツのスカイブ社製「ケナログ」が投与されますが、私は日本化薬の「デキサルチン」を愛用しています。  成分の優劣は知りませんが、日本化薬は焼夷弾のメーカーなので肌に付着すると容易にはがれないと言う特性を持っています。  ですから、ケナログのように寝ている間に無意識になめてしまうと言う事がないデキサルチンに一日の長あり。...

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トラムと名古屋の市電

NHKの深夜番組でスウェーデンのストックホルムが特集されていました。  街中に張り巡らされた路面電車(トラム)は実にカラフル。それに反して突々の壁はレンガが落ち着いた灰色。道路は石の敷石の部分も残っていて、ゆっくりと時間が流れている感じ。ヨーロッパのこうした風景を見ると、ついパリと比べたくなります。  名古屋の市電の事も想起。...

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堀内 環さんのこと

銀巴里に出演するようになった人達の中では、堀内環さんと有馬泉さんのどちらかに指導を受けた人が大半でした。  要するに歌手ではなく指導者。私の記憶では「渡辺歌子さんはルフランを歌ったら右にでる者はいない。即ちバラード歌いの達人」と堀内さんがおっしゃられました。...

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東てる美劇団 座長公演

名古屋のヌードの殿堂として名高い「銀映」で東てる美劇団の一座の公演を観た事があります。  残念ながら観客の反応は今イチ。  東さんのお父様がタンゴ・ファンと言うご縁。後日、東さんからLPを出したので名曲堂で購入して欲しいとの依頼。  レコード売上は、各々の都市にある拠点店舗のサンプリングで番付が決まるとの事。20枚購入しました。...

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言葉と表情

「フランス語が出来ないのに、何故コミュニケーションがとれるの?」時々たずねられます。  私が憧れのアーティストのお宅へ伺う時は通訳同伴なので私は一言もしゃべる事をせず、ただニコニコしているだけ。  その典型が、ミッシェル・ジュールダン宅へお邪魔した時。法定訳詞のお願いで伺っているので通訳は職務に忠実にきちんと伝えようとして下さる。当然、私はまじめな顔(少なくともニコニコ顔ではない)...

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