エルムに、ガレージシャンソンショーが出演した時は久しぶりに衝撃を受けました。
そこで想起したのはミレーヌ・ファルメールのPV。
表現方法については両者似てはいませんが、扱うテーマには類似点が。
ドクロ、ローソク、衣装などの視覚ではなく
反権力(ファルメールはキリスト)に代表される「アンチ思想」。
場合によっては未来に対する絶望観。特にファルメールには「泡に押し流される」シーンがよく出て来る。
ガレージシャンソンショーがエルムに出演した事自体が異例ですが、
それを受け入れたお客様の許容力にも驚きました。
やはり単なるシャンソニエでなく時代を先取りするエルムは「実験劇場」なのです。