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Channel: 加藤修滋のブログ
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巡る思い出

私の音楽活動は奇跡の連続でした。  中でも名古屋巴里祭を含め、28年に及ぶ美輪明宏さんのご支援。今もって「美輪さんが立たれたと同じステージで歌えるのは光栄」とおっしゃる方がいます。   加えて、当時世界で30台目と言うKAWAIの特注グランド・ピアノの存在。   次いで、フランス公演で繋がった多くのフランス人の友人・知人アーティスト。...

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RBGことルース・ベイダー・ギンブバーグ

またも心揺する「映像の世紀」を見ました。  その感想は、米英両国の勇気ある女性達が当時の先進的な思想と行動によって「女性参政権」をはじめとする制度を次々と確立した事への讃辞と言う事になる。  米国連邦裁判所判事となった彼女は、自由平等思想を貫いた。  今、彼女が生きていればおそらく、そこに「世界平和」を加え「平和希求」の倫理的リーダーとなってくれたに違いない。...

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再度グラシェラ・スサーナについて

私と一番永い付き合いの外国人歌手はグラシェラ・スサーナ。  彼女が初来日し、小澤音楽事務所アーティストが多く出演した新宿「ルイード」で出遭って以来。  その歌声に魅了されたmssの仲間3人が5万円づつ出しあって(当時、私の初任給は3万円、他の2人は会社員で月収5~8万円)勤労会館で彼女のリサイタルを開いたのです。 その時、彼女は17歳だったと思います。...

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中日春秋20231023

私は中日新聞を読むとき、1面トップ記事より先に「中日春秋」を読みます。  時折、秀逸な表現に思わず拍手をしたくなったり、笑い転げたりるす時も。「今回は、どなたが書かれたのかな?」と思いを巡らせたりするのも楽しいもの。  10月23日から引く。...

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フォトグラファー、伊藤一仁さんの事

エルムの活動を支えるスタッフの一人として、伊藤一仁さんについてお話したいと思います。  初めて知ったのはエルムの顧問・池田正行さんからの紹介。伊藤さんは、当時他の人と会社の共同経営のような形で活動。  普通の新人歌手は街の写真屋でプロフィール写真を撮る事が主流の頃に、エルムの歌手達は伊藤さんのお世話に。...

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戦争報道は数字を弄ぶものにあらず

こともあろうにイスラエル軍は400以上の標的を攻撃したと発表。  「イスラエルの神」は、それをどんな思いで見ていたのだろう。沢山の「いけにえをアリガトウ」と喜んだのか?  一日の死者700人との数字も。累計7100人だと言う。  ガザには連続で人道支援物資が搬入されたと言うが、一日でなく一時間ごとにトラック100台ずつであって欲しい。  我々はどうするのか?...

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ブログ再開

このところ、体調不良で先日初めてブログを書けないかと思う日がありました。  季節の変わり目と言う事もありますが元々、私の病気(重症筋無力症)は日内変動激しく不安定な病気です。  それとどう付き合って行くかが私にとっての命題なのです。  幸い今は元に戻ってブログを毎日書けるようになりました。それと言うのも「いつも読んでいます」と言う人の言葉に勇気づけられて。...

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北海道ワイン

中津川のちこり村同様、その経営者の人柄に惚れこんで母が問屋を通さずに会社から大量にワインを直送してもらっていたのが東京以西にはまだ流通していなかった頃の「北海道ワイン」。  最も多い時には5リットル入りケースがエルムの冷蔵庫に所狭しと並んでいました。社長から直接お電話があり「お宅はワインバーですか?」と。...

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佐川清治讃

いつもおだやかに、知性のにじみ出る文化人的たたずまいで通訳をして下さった佐川清治さん。  多くのシャンソン歌手により歌われている”孤児院をテーマ”にした「バラはあこがれ」は、佐川さんが訳され「法定訳詞」となりました。  私をJASRACに入会させて下さった方でもあります。...

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進歩・進化そして原点回帰

「情熱大陸」のヒット曲で知られるバイオリンの葉加瀬太郎さん。  正直なところ、私はあまり魅力を感じていませんでした。幾人かの演奏の達人を見聞きして来ましたが、丁寧なクラシックの奏者やパフォーマンスに偏りがちなポピュラー寄りの演奏には引き付けられる事はなかったのです。  どころが、先日テレビで葉加瀬さんと、その先生と言う小野明子さんのデュオを聴いて驚きました。...

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どこまで続く、ぬかるみぞ

早朝のニュースは、またも死者報道。目覚めの悪い日が続く。  国連総会は緊急特別会合を開いたが、決議に法的拘束力は無し。  国連安全保障理事会では、一時的戦闘中断を要請する米国提出決議案がロシアと中国の拒否権で否決。 その間にも死者は増え続け8400人以上。しかも半数近くが子供との報道も。  パレスチナの国連大使はガザでの犠牲者の多くが民間人だとして「これは犯罪だ。命を救ってほしい」と述べたと言う。...

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DIPLOME

日本の伝統文化には家元制度がありフランスで言う所の「DIPLOME」に相当する免許があります。  でも日本シャンソン界にはそうしたものはなく一人一人の歌手が家元であるかのごとく、文化教室も含め生徒を多数擁して我が物顔。  戦国時代で言えば群雄割拠状態。  ジャズで言えばバークレー校、タンゴでは、国立タンゴ学院のようなものが存在し、各々がステイタス。...

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ダイヤモンド☆ユカイとうたコン

久しぶりにダイヤモンド☆ユカイさんの歌声をテレビで聴いた。  押さえ込んだブルージーなフィーリング。出来るならソロをもっと・・・とは叶わぬ願いか。  熱き思いを持ったアーティスト達が出演を重ねて来た「エルム」にとって特別な存在。希望の光。  こうして「エルム」の栄光のバトンは繋がれていく。...

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コサックと言う呼称

久しぶりにメディアで「コサック」と言う名前に出会って懐かしく思いました。ウクライナの伝統的な文化である「コサック・ダンス」。  シャルル・アズナヴールが若い頃、ロシア公演で「コサック・ダンス」を踊った様に、”あこがれ”の対象だったのですが、現代の変化の波に押し流されてしまった?  それにしても、それに続いて流された”いつもの”悲惨な場面。...

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ビートルズ最後の新曲

当時の若者達がビートルズに夢中だった頃、私はアルゼンチン・タンゴにのめり込んでいたので彼らの楽曲は聴いた事があると言う程度。  でも今「最後の新曲」報道に驚いた。  残されていた音源は”ピアノ弾き語り”なので、今までピアノと歌声の分離が困難であったが、AI技術の進歩がそれを可能にしたと。感動ひとしお!  「ナウ・アンド・ゼン」の世界同時配信は技術の平和利用の好例。  嬉しい知らせをアリガトウ!

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このバチアタリ

あきれた先生方(これは皮肉のつもり)もいたもんだ。  不倫報道を認め、潔く辞職なさると言うご立派なお方(これも皮肉)がおられる。  でも、よくよく聞くと議員辞職はなさらぬと言う。良識の府=参議院の先生ともなると、我々庶民常識とは違う高度な法解釈をなさるらしい(これも皮肉)  特に議長ともなると、大失態をしでかしても天皇陛下に謝罪申し上げるだけ。...

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JASRAC、SACEM、SADAIC

日本のJASRAC、フランスのSACEM、アルゼンチンのSADAIC。  この3組織は、いずれも著作権団体です。でも、その力と構成メンバーには差異があります。  フランスのSACEM、アルゼンチンのSADAICも共に各々の国の議員や首相選出にまで影響を与えるほど強大です。  特にSADAICは、最近まで世界で最も多くの著作権料を稼ぐと言われた「ラ・クンパルシータ」を管理していました。...

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演出・・・・・嗅覚への挑戦

かねてより、視覚・聴覚だけでなく、嗅覚を加えたステージの演出をしたいと思っていました。  ある時、ARE(軽音楽の集いmssの前身)のコンサートを東別院のホールで行った折、嗅覚を加えた演出に挑戦。  何軒もの理髪店から散髪で不要になった毛髪をもらって会場で燃やし、ドン帳前では僧侶に扮した役者がお経(のようなもの)を唱えました。  会場に入った瞬間、観客はあまりの臭いに思わずおう吐しそうに・・・。...

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美輪明宏さんの教え

美輪明宏さんはシャンソン・フェスティバル“名古屋巴里祭”に出演するにあたり、「名古屋の歌手を育てる」とおっしゃり、名古屋の歌手を前座で出演させる事を了承下さいました。    楽屋入りした後、名古屋の歌手のリハーサルを客席や舞台ソデで聴き、感じた事を色々アドバイスして下さいました。  「何なの? 今のウナギ声」・・・要するにつかみ所のない単なる発声。...

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沢木順さんと宝田明さん、そして私の3ショット。お宝写真

エルムにいると時々、考えられないようなお宝写真を撮ってもらえる事があります。表題の沢木さん、宝田さんと私の写真もその一例です。  宝田さんのコンサートは岐阜で一度観ただけですが、さすがベテランの味。落ち着いた表現で観客を魅了される姿は”銀幕のスター”の名に相応しいものでした。...

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