中津川のちこり村同様、その経営者の人柄に惚れこんで
母が問屋を通さずに会社から大量にワインを直送してもらっていたのが東京以西にはまだ流通していなかった頃の「北海道ワイン」。
最も多い時には5リットル入りケースがエルムの冷蔵庫に所狭しと並んでいました。
社長から直接お電話があり「お宅はワインバーですか?」と。
当時、小樽ワインは市職員を派遣して売り込みをしていて、国産ワインとしてはブランド品。
北海道ワインは知名度もありませんでした。
でも「木造」へのこだわりが強く、コンクリートの社屋でなく木造。
しかも開墾してブドウ園を作った人には、将来に渡って生産したブドウを買い取ると言うシステムを考案。
社員ではなく共同生産者と言う共同体を構築しました。
その後幾多の模索を続け、今では全国の郵便局にチラシが置かれています。
エルムが全国に先駆けて始めたシャンソン歌手名のワイン(アズナヴール、バルバラ、ダノ・・・)は話題となりテレビ報道もされました。
今、エルムではワイン・フェアを開催中。
コロナ禍では「悪」とされていたアルコール!
今こそ、シャンソン歌手名が付けられた北海道ワインの味をご堪能下さい。