美輪明宏さんはシャンソン・フェスティバル“名古屋巴里祭”に出演するにあたり、「名古屋の歌手を育てる」とおっしゃり、名古屋の歌手を前座で出演させる事を了承下さいました。
楽屋入りした後、名古屋の歌手のリハーサルを客席や舞台ソデで聴き、
感じた事を色々アドバイスして下さいました。
「何なの? 今のウナギ声」・・・要するにつかみ所のない単なる発声。
その教えは、エルムの歌い手たちにとっては「天の声」でもあるかのような神々しさに満ちていました。
多くの方たちから沢山のアドバイスをいただいて参りましたが、
美輪さんの教えはいつまでもエルム歌手にとっての「宝」として大切に受け継ぎたいと思っております。