NHKの深夜番組でスウェーデンのストックホルムが特集されていました。
街中に張り巡らされた路面電車(トラム)は実にカラフル。
それに反して突々の壁はレンガが落ち着いた灰色。
道路は石の敷石の部分も残っていて、ゆっくりと時間が流れている感じ。
ヨーロッパのこうした風景を見ると、ついパリと比べたくなります。
名古屋の市電の事も想起。
日本の中でも一番モダンと言われた市電の車庫が私の住むすぐ近くにありました。
朝早くそこへ行くと「乗って行くか?」と言って扉を開け大久手まで無料。
夜遅くはその逆で大久手から安田車庫まで。
人情味あふれる雰囲気でした。
その名古屋の市電はブエノスアイレスでも人気。
中古品の払下げで走っていました。
家の近くの「レトロでんしゃ館」には市電の代表的な車両が展示されていますが、
名古屋市の外れで目立たず残念。
これからも市電の歴史を保存・展示し続けてほしいと願っています。