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Channel: 加藤修滋のブログ
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NOTRE DAME DE PARIS大事件

とても大袈裟な週刊誌的タイトルですが、その理由は以下の記述でおわかり頂けると思います。  「ノートル・ダム・ド・パリ日本最終公演」は県芸大ホールで開催されました。  リハーサル見学を許されたのは岡山加代子、青山桂子、宮入公子、芹沢祥子、浜﨑久美子の5人。...

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ピンク・レディーの舞台にて

時代を代表するヒット曲連発の頃の大スター・ピンク・レディーの名古屋市民会館での公演で、会館からの依頼でアルバイトをしました。  下手舞台ソデの綱元近くに立っていたのでハッキリはしませんでしたが、すべての楽曲はカラオケで、口パクに思えました。踊りながらなので・・・。(そう見えただけかも知れません)  どころがアンコール曲になったら、カラオケではなくバックのフルバンドの目が覚めるような素晴らしい演奏!...

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心に刻まれた言葉 その6

私達「エルム」の歌手達に「歌の三大要素は、祈り・願い・叫び」(後にジャクリーヌ・ダノが“優しさ”を加えた)と教えてくれたのはモーリス・ファノン。  学校教員出身だけに加藤ハツ館長とは気心を通じ合った。  彼はシャルル・アズナヴールに「シュウジ...

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青山桂子 祈り・願い・叫び・優しさ

「エルム」で一番古くから活動を続ける青山さんは、私より年下ですが何故か他の歌手から「お姉さま」と呼ばれています。(私もそう呼んでいます)頼りがいのある、そしておだやかな雰囲気から来る信頼感なのでしょう。  「歌は、祈り・願い・叫びそして優しさ」というエルム・メソッドの具現者の一人として、多くの後輩を育てました。...

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菅原洋一、堀内環そして・・・誇り高き創唱者

NHK紅白歌合戦22回連続出場の国民的歌手・菅原洋一さん。  「銀巴里」を代表する歌手の一人・堀内環さん。  更に「エルム」の松本幸枝、岡山加代子、青山桂子、芹沢祥子、浜﨑久美子、林夏子6人の皆さんによる「法定訳詞創唱者」の栄に輝く方々は「エルム」の歴史に残る功労者。  フランスでは「クレアシオン=創唱」をした人へのリスペクトがなされましたが、今ではその習慣は薄れてしまったようです。...

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ギターに寄せて

人類にとって最も古く、そして今もなお人の心を捕らえて放さない楽器はギター。  最大の魅力は、体に抱いてどんな場所でも弾ける事。身の震えを表現するビブラート奏法も可能。これはピアノでは不可能(一部現代音楽では身を乗り出し、弦を指で震わせるケースも有り)。  金額も他の楽器より安価で入手可能。旅の友にも最適。...

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再びトラム

先日、ノルウェーの「トラム」について書きましたが、今度はベルリンのもの。  ヨーロッパの「トラム」に共通するのは、モダンな車体で必ず3~4両連結するシステム。同じ路面を走る事になる自動車も整然と交通ルールを守っている事。そして街並みに美しく溶け込んでいる事。  そこで使われるBGMも決してオーケストラではなく、ほとんどがギターを中心にピアノ、そしてチェロ・・・。...

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心に刻まれた言葉 その7

モーリス・ファノン追悼コンサートで私と幾度も共演したコラ・ヴォケールは、ある年から”クープレ”と”ルフラン”を逆の歌唱法に変更。  理由を尋ねたら、こう答えました。「観客が心の中で歌ってくれるメロディーに私は言葉を添えるだけ」。  後日雑談中に「本当は年をとって声が出にくくなっただけなのよ」と言って、首を傾けた仕草がチャーミング。...

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スカイラインGTに黒?

最初に乗った車は俗に言う「スカG」。「黒色が欲しい」と言ったらディーラーに笑われました。  「オーナー・カー」じゃないのに黒なんて」と。でもすぐ後に「117クーペ」のネロと言う黒のスポーツカータイプが登場。「他人より早く見抜きましたね」とそのディーラー。...

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岡山さんと法定訳詞

母国アルゼンチンでより、日本で知られたグラシェラ・スサーナ。母国フランスでより、日本人に好まれたアダモやリチャード・クレイダーマン。岡山さんは日本でより、フランスでの方が知られた歌手です。  そもそもフランスでニックネームが付いた歌手は岡山さん一人(と思われる)。愛称は「プチ・ラパン」・・・つまり仔ウサギ。名付け親はジャクリーヌ・ダノ。...

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花田和子さんのこと

日本のシャンソン代名詞であった「銀巴里」の全盛期。幾人もの”銀巴里の女王”として名があがる歌手がいました。花田和子さんもその一人。  落ち着いた優しい歌声が印象的。永田文夫先生が幾度も同行してエルム・ゲスト歌手の常連でした。  永田先生曰く「彼女は、まるで何も練習して来なかったかの素振りで、実のところ、私から一番多くの言葉を引き出す名人」と。...

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深夜の楽しみ

NHKの深夜番組にこの所「トラム」が良く取り上げられる。今夜は路面電車「トラム」ベルリン編の再放送。  落ち着いた色調の景色とゆっくり流れる時間。年齢のせいなのか、そう言う物に安らぎを感じる。  時には、この番組の映像にうらやましさを覚える。そこに映りこむ明らかに観光客と思われる人々も着ている物から歩く姿まで何か共通したものを感じる。...

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訳詞図書館 閲覧開始

「法定訳詞」だけでなく、手元に保存している訳詞の一般公開を始める事となりました。  「訳詞図書館」とは少々大袈裟なネーミングですが、誰でも、いつでも利用可能にとの思いで名付けました。  「エルム・ブログ」に随時アップしていきます。【エルム・ブログ】https://ameblo.jp/cafeconcertelm/...

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しますえよしおさんの気品

「エルム」には一度だけのご出演でしたが「ベルベット・ボイス」のキャッチ・コピー通り、お人柄そのものの声を張り上げない優しい歌声に心癒されました。  何となく漂う気品は(帆足まり子さんや田代ユリさんのようにお公家さん出身者のような)聴く人にとって清涼剤のような清々しさを感じるもの。  いつ頃からかシャンソン歌手も「声勝負」の人が増え、自ずから美しさの乏しい、額にシワを寄せた歌唱パターンの人が増加。...

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たかが猫、されど猫

私は犬・猫も好きですが、新聞の番組欄では「猫」の文字を目にする事が「犬」よりずっと多い(ヘタをすると犬より猿の方が多い?)。  猫を描く画家、写真家、時には漫画家、今では”もちまる”たるタレント猫も。  そう言えば浮世絵に「東海道五十三次」にあやかり、五十三区の猫の携帯を描いたものもありました。...

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青山さんと法定訳詞

日本シャンソン界での知名度は高くないが、L’ART DE LA CHANSON FRANCOPHONEのカトリーヌ・アトラニ会長が「日本語で歌うシャンソンのバイブル」と賞讃した青山さん。彼女の創唱による「BTP FIESTA」が法定訳詞に登録されました。   ▼青山桂子「BTP FIESTA」歌唱動画  【シャンソン】BTP FIESTA / 青山桂子🔶シャンソン大使J.P.Menagerの作品*...

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定番、この不変なるもの

世は進歩しても永年変わる事なくモデル・チェンジしない物があります。  例えば「シュア SM58」と言うマイク。どんなライブでも有線であればあれば、ほぼこのマイク。  アンプは次々と新機種が出て来るけれど。かつて名古屋の「Go Go喫茶」(昭和レトロな響きがノスタルジック)が火事で焼けた時、シュアのマイクだけは使用できたと言う伝説もあって、耐久性神話誕生。...

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訳詞図書館 開館!【1】

いよいよ訳詞図書館の閲覧開始。第1弾としてエルム・ブログに於いてモーリス・ファノンの「L’ECHARPE / スカーフ」、アズナヴールの「CAMARADE / 美しき絆」を掲載しました。  ▼美しき絆シャルル・アズナヴール(Charles...

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ロック座

東京の知人からロック座で使う為に、シャンソンの選曲をして欲しいと頼まれました。参考に一度、舞台を観ておいてと招待。  まず観客の若さと熱量の多さにビックリ。舞台ソデから演者が登場する度に拍手と掛け声。  客席から投げられる紙テープが踊り子に当たらぬよう「寸止め」にする技術。...

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尾崎豊、大塚博堂 永遠の歌紡人

私世代なら尾崎豊、大塚博堂を知らない人は無いでしょう。その人生に潜む喜怒哀楽を声の響きにのせて表現する天才達。  特に尾崎豊は、あまりにも人の心に突き刺さる歌を紡ぎ、聴いた人がショック死しかねない程。  大塚博堂コンサートは、小澤音楽事務所の内海功さんの発案で企画されたもの。「狩人」の加藤久仁彦、エルムの松本幸枝を中心に幾人もの出演者によるフェスティバル。その後、長く続きました。...

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