毎日続くイスラエル報道
最近いただいたお手紙の中に 「・・・先生がお気持ちを素のままに発せられるので・・・時に興奮気味な記事もお見受けし、あまりお怒りになると血圧が・・・と心配になりますがお元気な事が分かり嬉しく思っています」 との言葉がありました。仰せの通りに時事ネタは自重しようとした矢先、またもドンデモ事件。...
View Article心に刻まれた言葉 その2
2018年9月、人生最後の公演を大阪で終えた後、シャルル・アズナヴ―ルは自宅にあるオリーブ園で採れたオリーブ・オイル1ℓ缶を私に手渡してくれました。 そして、私をじっと見つめこの言葉を贈ってくれたのです。「このオリーブ・オイルは平和のシンボル。あなたのお母さんのように平和を求める人生を送って下さい。」...
View Article細田博之氏ご逝去の報に接して
新聞一面に大きく報じられたニュース。政界の荒波を乗り越えて来られた業績に異論を挟む人は無かろう。 「死者にムチ打つ事、無かれ」と言う様に今後は幾つかの問題は闇にまぎれ、特に宗教がらみの件は不問になると危惧。 こうして政界は我々庶民とはかけ離れた論理と感覚で動き続けるのだろうか?...
View Article山田幸司くん
南山大学「アンサンブル・ウー・テルプ」のリーダー、そして池田正行氏率いる「ファイブ・ジュエルズ」のメンバー。 「幸ちゃん」「修滋くん」と呼び合う旧知の仲間。誰かが「大切な人ほど早く亡くなる」と言いましたが、私にとっては、まさにそんな大切な人でした。 渡米していた時、写真週刊誌に2ページわたって掲載されたのを覚えています。...
View Article窮鼠ネタニヤフ何に噛みつく
もうそろそろブログでイスラエルのネタは書き尽くしたと思う間もなく、次から次へと”やつあたり”攻撃が続く。 「どこまで続くぬかるみぞ」に対する返答は「ハマス破滅まで」。 イスラムの神、アラブの神、欧米の神すべてに背を向けるバチ当りの権化。否、永久に続けるらしい。 歯がボロボロになるまで・・・じゃなく総入れ歯になってでも噛みつき続ける執念には恐れ入るよりあきれる。...
View Articleシュバリエは発表会からコンサートへ進化
数あるシャンソン教室の中でも特別教室と位置付けられている「シュバリエ」。 当初から優秀な人材を輩出してきたシュバリエは、永田文夫シャンソン研究所で指導を受けた人も。現在の在籍者も実力者揃い。 指導者もかなり高度なアドバイスをしていて、発表会ではなく「コンサート」の領域。私の教えて来た事を忠実に守ろうとする姿勢が嬉しい!...
View Article官僚それを支える人々も劣化?
私の様な経済音痴でも???となる国会答弁。事前に質問事項も決まっていて答弁書も作成されているはずなのに、嗚呼それなのに。 かつての議員の様な爆弾発言をする「つわ者」すら居ない今の国会。居眠りをするのも致し方ないか? これでは多忙な毎日を働きバチの様に過ごす国民はたまったものじゃない。と言う事で心配になったのは、官僚事務方の能力劣化、さもなければウッカリミス。...
View Article心に刻まれた言葉 その3
多くのフランス人アーティストから「日本のシャンソンの母」と慕われた加藤ハツ館長が亡くなった時、私とシャンソン大使として来日していたJ.P.メナジェは日本公演の最中。 その後の全てのステージで、ジャン・ピエールは、追悼曲として「ロレット軒」を演奏。 それを知った作者のローラン・ヴァンサンは、館長の為にあえてインクを使って手書きの楽譜を贈ってくれました。...
View Article亡き友へ
突然の激しい雨音に驚いて目を覚ましました。ほんの2~3分で平常に。 この所、そんな事がしばしば起きます。昔とは雨ですらせわしくなったのか。 天空の神もおちおちできず「春雨や、濡れて参ろう」は時代劇の世界の出来事。死語は増す一方。参拝もお別れの会もそそくさと・・・。...
View Articleトラム・・・セルビア
毎晩、夜2時半頃にNHKで「トラム」を見ています。かつては「世界遺産を巡って」でした。今晩は、セルビアのベオグラード。 シャルル・アズナヴールの「美しき絆」に出て来るので、私もその単語を使って詞を書きました。 実際に行った事のない所なので興味深く見ました。何両も数多くのトラムが走っているので目抜き通りなのでしょう。...
View Articleミッシェル・フューガンとグルノーブル冬季五輪
ミッシェル・フューガンはグルノーブル出身と言う事から冬季オリンピックの公式曲作者となりました。 ところが良くある話で(愛知万博でも同様)ほとんど知られず、今ではその楽曲名さえ知る人はごくわずか。 一方、フランシス・レイの非公式曲「白い恋人たち」は、クロード・ルルーシュ監督による記録映画「フランスにおける13日間」テーマ曲として大ヒット。日本では今でも多くの方に歌われています。...
View Articleプロはプロを知る 奇麗屋
フォト・スタジオでのファッション関係の仕事をしていた奇麗屋。一時何店舗もありましたが、私は本店で店主を直々に指名。 ある時、時々行く中日ビルの理髪店で「加藤さんのカットはどこでなさるのですか?神業並みですよ」と言われました。 また別の美容院では「奇麗屋さんでなさっているのですね。私の先生なんです」と。...
View Article心に刻まれた言葉 その4
タンゴを世界的なクロス・オーバー曲にした先駆者アストル・ピアソラは私達のLPに讃辞を書いて下さった恩人。 彼は、こんな言葉も贈って下さっています。「私がリード楽器しか使っていなかった頃、既にブラスを採り入れた君は、私より先駆者だ」・・・・・何と言う光栄! 加えてこうも言いました「新しい試みはアーティストの習性」...
View Articleエルムは心のゴミの焼却炉
誰の言葉か分かりませんが、もしかしたら東京からいらしたプロデューサーかも知れません。(その方は「エルムは歌手の放牧場」と仰られました) でも言い得て妙。 人は誰でも他人に言えない事があるもの。言葉に出して「救って下さい」と言えない時(そう言う事を口にする人ほど新興宗教にハマる)、エルムを「ゴミの焼却炉」にしていただければ幸いです。...
View Article東海テレビ 大西文一郎さんの事
私達の周年事業の度、各テレビ局社長の方々が発起人に名を連ねて下さるのですが、東海テレビのみもう一人、大西文一郎さんのお名前。 この方は「ドキュメンタリーの東海(もう一方の雄はドラマのCBC松谷敦さん)」の名を全国に轟かせた方。四日市公害をテーマにした「あやまち」は学校教材に使われた所も。...
View ArticleNHK映像の世紀の衝撃
またも知らない事実を次々と魅せられた「映像の世紀」。一番の驚きは「ワールド・トレーディング・センター」設計者が日本人と言う事。 そのライバルとも言うべき存在はオサマ・ビンラディンとの事。更に以前あった「エンパイア・ステート・ビル事件」を参考に航空機衝突を予見し、それにも耐え得る強度にしてあったにも関わらず9.11は起きてしまった。 信念と執念のぶつかり合いと言うべきか。...
View Article選挙で思い出した事
私が通っていた川名中学は、当時市内有数のマンモス校。全校生徒約2400人。 近頃増えた国政選挙報道。そこで川名中学時代の私の選挙活動を思い出した次第(若さゆえの他愛ないもの)。...
View Article心に刻まれた言葉 その5
シャルル・デュモンが2014年のX’masプレゼントに素晴らしいサプライズ。 彼の自宅にある愛用のピアノ”シューベルト・モデル”で録音した音源とナレーション。 「ママKATOの望む歌い方で録音した我が人生最後の音源を届けます」の言葉と共に。 彼自身「祈りは心の中にある」と言って最初の録音をし、「エディットには恐れ多くて言えなかったが彼女の歌は私の望むスタイルではなかった。」と控え目に語った。...
View Articleレジェンド楽器へのこだわり
たまにしかテレビを見ませんが、往年の名器を見かけると懐かしくなります。Marchal、Fender、Hamond・・・。 年月が流れても、それらのブランドは色あせる事はないのです。ピアノで言えばヤマハ、カワイ、スタインウェイ、ベーゼンドルファー・・・。 何でもパソコンで作る事が出来、3Dプリンターで兵器まで数分で作れる今、こうしてアナログにこだわり、音にこだわる人達の存在は嬉しいものです。...
View Article仲代圭吾さんの言葉
日本のシャンソン全盛期を代表する歌手の一人。 仲代さんがある時こう言われました。「こんな僕の歌を、特別味の良い酒を出す店でもない所で聴いてくれるなんて幸せだなァ」 言葉だけでなく、そうした考えですべてのステージを行ってみえた事は「エルム」と言う空間でも良く分かりました。...
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