人類にとって最も古く、そして今もなお人の心を捕らえて放さない楽器はギター。
最大の魅力は、体に抱いてどんな場所でも弾ける事。
身の震えを表現するビブラート奏法も可能。
これはピアノでは不可能(一部現代音楽では身を乗り出し、弦を指で震わせるケースも有り)。
金額も他の楽器より安価で入手可能。旅の友にも最適。
「エルム」に於いてもギタリスト牛丸君が、歌手の描こうとする世界に見事寄り添った伴奏をしてくれています。
幾人かのギタリストはそうした時、歌手が感じているリズム感を無視して「ボサノバ」のリズムで弾くケースが多いのが残念。
伴奏者と言うよりソロ・ギタリストの感覚。
私はピアノしか弾けないので、牛丸君をうらやましく思う。