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Channel: 加藤修滋のブログ
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Merci! Michel

永久シャンソン大使のミッシェル・グラスコからバレンタイン・デーにあわせて届いたプレゼント。差出人を見れば彼らが持っている京都の「町屋」。  フランスで一緒にいるEricとDidierは弁護士と退役軍医なのでリッチ・・・ですが、年に2回程の日本生活はコート・ダジュールやニースで富裕観光客と混じって過ごす”耐えがたさ”と比べると「天国」。...

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アルゼンチン・タンゴ/アーティストとそのレコード

我が蔵書の中に発見した大岩祥浩氏の力作「アルゼンチン・タンゴ/アーティストとそのレコード」は全528ページ、収録アーティストは204名、その他名前のみ書かれて人が111名、計315名と言うもの。  著者は私もお目にかかった方で確か「お茶舗」の方。即ち評論家ではない。残念ながら日本シャンソン界には専門家の肩書はあっても、大岩氏にかなう様な方は存在しない。...

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高須クリニックの新CMとリリアーヌ

長く慣れ親しんだ高須クリニックのCM(ドバイ撮影か?)が一新され「カッコ良い」と若者に好まれそうなものになった。  製作スタッフのグレードも高い。短い尺で人の気持ちを引き付け続けるのは、それなりに大変な事でしょう。ここも家族で上手くバトンを繋いでいる。  先述した可児の「リリアーヌ」も好例。着実にファンを獲得している。(遠戚ながら)親戚としては大変喜ばしい。...

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ベルナール・ディメを知らないなんて/ヴァレリー・ミシュレ―の驚き

第22代シャンソン大使ヴァレリー・ミシュレ―は「名古屋巴里祭」に出演した折、日本人シャンソン歌手がベルナール・デュメを知らない事に驚いていました。  「左岸派文学的シャンソンの雄」として、ベルナール・ディメを知らない人はモグリ(!)とでも言いたそう。  「鬼才」と言われたレオ・フェレと並び称されるのに・・・と不満気。私の「レコード会社の関係で・・・」との説明に半分(?)納得。...

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大久保ナオミ、若き日のエピソード

我らが「タンゴ・デ・ラ・エスペランサ」の花形ヴァイオリン奏者である「大久保ナオミ」は「サンショは小粒でピリリと辛い」の言葉が似合う人です。  アストル・ピアソラの後を追って、彼等一行のチャーターバスが速度規制ギリギリで飛ばすのを軽自動車で追尾した武勇伝が有。  アルゼンチン公演では、彼女のヴァイオリン演奏に驚嘆したジャーナリストが「アントニオ・アグリが女装したみたい!」と絶賛。...

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ディナーショーでの対決?

毎年のようにホテルでディナーショーのお仕事をいただけていた頃の珍事。  グラン・シェフから、ヴァイオリンの大久保ナオミに対して「食事が主人公なのだから、君は邪魔にならない程度のBGMに徹してくれ給え」とのお達し!  ステージが始まり、彼女が蚊の鳴く様な音で弾いていると、お客様方が彼女の側へ寄って来て聴き始めたのです。当然、メインディッシュは冷めてしまい・・・。...

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グラン・ホテル・フランス界隈

私の常宿は、パリの三ツ星なれどグラン・ホテル・フランスと言う割には小さなホテル。  しかも私の部屋は毎年決まって「16号室」。日本でいう1階はゼロ階なので「16号室」は2階となる。  1台しかないエレベーターを待つより階段をトントンと昇り降りした方が早いのでオーナーが配慮してくれていた。...

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鈴木壮麻さん、再び

当時、所属していた歌手が同時にメジャーデビューした事がご縁で、「名古屋巴里祭」への出演が実現した鈴木壮麻さん。  元劇団四季で、演技も歌唱もずば抜けているのはもち論の事、仕事に対する姿勢や熱心さは圧倒されるばかり。私が、最近よく見る「相棒」にも出演されている人気スター。...

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ある画廊オーナーの勘違い

あるレストラン・シアターでのお話。  バブル期の豪華な大理石造りの高級クラブ風で、オーナーの女性は「女王様気取り」、出演者は召使状態。  「仲代圭吾」さんについては「仲代達矢」の弟と言う事でそれ相応の態度。ところが「岡 庸子」さんはオーナーが名前を知らないので「どこの馬の骨」的扱い。余談ながら西武の堤氏は、シャンソン・ファンで「男は圭吾君、女は岡さん」と目に掛けていらっしゃいました。...

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その手があったかデジタル・ノマド

新手ビジネスとして今、流行の「デジタル・ノマド」。  「ノマド」は流浪の民・遊牧民を指し、特に日本では外人から好評だと言う。好評理由の例が幾つも出されていた。  ①  安全:夜一人で歩けるし、犯罪が少ないし落とし物は返って来る。②  時間:バスも電車も乗り物は時間正確でタクシー料金も明朗③...

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アルゼンチンのアーティスト Vol.1

以前のブログに書いた様に、アルゼンチンの音楽研究者は、シャンソンの評論家とは比較にならない知識を有している。  高場、大岩、加年松各氏等の著作は、他に類を見ない。それと言うのも、目加田男爵のようにフランスの社交会でも一目置かれたダンスの名人が居て、日本がアルゼンチンに次いでタンゴ通が多い国となった事によるらしい。  私達と関係のあるアーティストとのエピソードを交えて記述します。...

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尊いもの、それは・・・

ユダヤには「すべての命は尊い」(コーラン)の教え。ミャンマーでは「国を守るのではなく国民に銃口を向けるなかれ」。ドイツでは、「対話がなければ理解は生まれない」(アンゲラ・メルケル元首相)。「雇用主は国民」と言った人も居る。  「平和を祈る人」も「平和を夢見る人」も共に反戦主義者。かつて共産主義を目の敵にした時代があったが、今は「独裁主義国家」が「平和」の反対語。...

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ドリアン助川、坂本龍一、永田文夫各氏と哲学

私にとっては永田文夫先生しか個人的なお話をした事は無いのですが、インタビューに答える助川・坂本両氏の言葉の端々に「哲学」的なものを感じるのは私だけでしょうか?  前者は「叫ぶ詩人の会」を主宰していただけに言葉に対する感性は特別なものがあったと思われる。早稲田文学部東洋哲学科と聞けば「なる程・・・」。  後者はYMOの印象が強く「言葉」に対する思い入れがどの程度であったかは知る由も無い。...

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史上初の快挙なのに・・・

グラミー賞で話題となったと思ったら今度はアカデミー賞で4度目の最優秀アルバム賞受賞をしたテイラー・スウィフト。東京ドームでの公演も盛況だったらしい。  ところが気になるのがファン・観客の反応で、インタビューでやたら「可愛い」と連発。良い歳の女性にどうして(?)と思う次第。讃える言葉は他にも沢山あるだろうに・・・。食レポで「うまい」「美味しい」しか言えないボキャブラリー不足の国民同様の有様。...

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想い出の場所

新オペラ座近くに、どんな楽譜も手に入ると言う「ラウル・ブルトン」の店があります。古いものから新しいものでは「EXPO d’AICHIテーマ曲」と脚注の入った「ミッシェル・フューガン」の「ブラボー!ムッシュ・ルモンド」楽譜集まで・・・。  その近くにハシゴの上に登ったギャルソンが紅茶をティー・カップに注ぐ「曲芸」が売り物のカフェがありました。...

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パリ異聞/品揃え

パリのデパートの外には「出店または屋台」みたいなスペースの物販場があります。  そこでは例えば「スカーフ」はイタリア製(ブランド品は店内で高価)、安いネクタイはフランス製、文房具はイギリス製、そしてエッフェル塔や名所の土産物は中国・韓国・ベトナム製。うまい具合に住み分けされていました。日本製はと言うと「ニンテンドー」等のゲームくらい。...

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希望の墓場で祈る虚しさ

能登の惨状は見るに耐えないものですが、インタビューに答える人の顔には不屈の魂に支えられた未来への希望が見てとれます。  でも今、ガザで銃弾・砲弾・戦車・ミサイルに追われて逃げ惑う人々に明日はあるのか?もち論、希望の切れっ端すらなく、人は彼の地を「希望の墓場」と呼ぶ。  心を痛める事しか出来ない我が身がなさけない・・・。

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帆足まり子、阿保郁夫2人の病魔と闘った人生

自分が半身不随となり、心がくじけそうになった時、2人の先輩、帆足まり子さんと阿保郁夫さんを思い出します。...

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小雪の思い出

下呂の名湯「ダイヤモンド・リゾート」でお仕事の折、大雪ではなかったので駅前の土産物店へ買い物に。  ところが途中で大吹雪。ホテルへ戻るには急な坂を上らないといけないので急いで店へ駆け込みました。...

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旅の宿

毎年、来日する「シャンソン大使」を伴って、ずい分多くの都市(ほとんどは旅館でなくホテル)で宿泊。楽しみは翌日の「朝食バイキング」。各々顧客サービスに知恵を絞って、その土地ならではの特産品提供したり・・・。  浜松のホテルでは、和洋中華の全てが用意されているので10種類以上のサラダ・バーに中華がゆ、朝ガレー、納豆、豆腐、玉子かけご飯、豊富な種類のパン・・・。余りにもたくさん食べ過ぎてお昼は抜き(!)...

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