言魂の魔術師/阿久悠の世界
NHKテレビ「うたコン」で阿久悠特集をすると言うのでチャンネル(←死語?)を合わせました。 そこで紡ぎ出されている詞には何かが宿っていて、どの歌手が歌っても独特の世界(詞を大切にする)に導かれる、まさに「言の葉」そのものです。 歌唱する歌手も(既にブログで女子アナについて書いたのと同様)「美しい表情」・・・そう歌わざるを得ない「味わい深い」もの。...
View Articleパリのデパート回想
パリでは、ウィンドー・ショッピングならぬ「ショー・ウィンドー」の装飾を見るだけで楽しい。「ギャラリー・ラファイエット」「オー・プランタン」「マーク&スペンサー」等、各々に工夫がこらされていました。 「モガドール劇場」周辺は、こうしたデパートのデコレーションがひしめき合っていて、「何トカ銀座」みたい(世界が憧れるパリと比較しては失礼?)な雰囲気。...
View Article協和コーポレーションに見るバトン・リレー
私達の物心両面での支援者(社としても)「協和コーポレーション」の木野村社長は、立身出世の人。才色兼備の奥様に支えられて、業界を牽引する会社に成長させた凄腕リーダー。...
View Articleお帰りワンワン・カレンダー
大谷選手の愛犬「デコピン」と違って、名前すら付けていない机上の「ワンワン・カレンダー」を見ながらホッコリしたブログが増えるのですが、エルムで写真撮影する為に出張していた間、過激な戦争モノのブログが多くなっていました。 ようやく帰宅(?)していつもの場所に笑ってくれて、穏やかになったワン(!)・・・おっと吠えるのは犬の方でした・・・。...
View Article教科書の誤りは訂正されたか?
かつて「シャンソンは語るように歌う音楽」と記載された教科があった。恐らく有名な音楽大学教授が編集されたものでしょう。 「エルム」の歌手なら誰でも知っている事ですが「歌の三大要素」と学ぶ国民と「祈り、願い、叫びそして優しさ」と教えるフランス人の差なのでしょうが、大きな差違ですネ。 古い典型的シャンソンは「歌う様に語る(クープレ)」と「語るように歌う(ルフラン)」とで構成されています。...
View Article懐かしのヴェネチア
パリに次いで歌番組に出て来るのはヴェネチア。私もコンサートの折に訪れた事があるので、懐かしく画面を眺めています。 「ドラカーレ宮殿」「リアルト橋」「ため息橋(この端については日本語訳者が「ため息の橋」とすべきかどうか悩んだとの事)」・・・。 離れ小島であるムラーノ島にある「ガラス工房」へは行きましたが、レースで有名な「グラーノ島」へは行けませんでした。...
View Article菅原洋一さんのMC
今まで何度も「エルム」出演をして下さっている菅原さんのMCは、こんな場合もあります。 例えば座付作者の武田全弘さんの台本「皆さま、こんばんは。テレビ映りよりも・・・」とMCを止めてニコッとするとファンには即分かってクスクス・・・。次いで「実物の方が良い」と続けると客席は大笑い。「・・・菅原洋一です」と言うと万雷の拍手。まさに”一粒で二度美味しい”MCは用意されたものなのです。...
View ArticleNHKテレビ深夜の猫が可愛いニャ~
いつも寝る前にベットの中で見ている番組が時折、少し早く終わる事があります。すると「尺合わせ」の為でしょうか、いきなり画面に猫が登場(!) ウトウトしていたのに急に目が冴えて思わず「可愛いニャ~」・・・。 ただでさえ余り眠れないのに「睡眠妨害だワン」じゃなかった「ニャ~ゴロ!」他愛ない話にお付き合い下さいまして、ご協力ありがとうございマシタ。
View Article恥ずべき落とし物/不発弾
第2次世界大戦時の「不発弾」が各地に残されている。 特に「ソロモン諸島」では昨年、2ヶ月で500発が発見され公式発表とは別に、民間人が1年間で1,000発以上を処理したと言う。 アメリカはNGOが10年前から除去作業をし、日本政府は2年前に着手したとの事。これを政治利用しようと中国がニューギニアに資金援助。「タダ程恐い物は無い」と言うが、結局、返済不能となり中国の言いなりになる結末に・・・。...
View Article水野喜久さん、ご苦労様、そしてアリガトウ
3年間に渡って「心のワクチン・ライブ」を継続開催された"日本カンツォーネ界"のレジェンド(90才)の水野喜久さんが、「エルム」でのライブ終了を発表した。 淋しくもありますが、病気には勝てないですものネ。かくいう私もブログで精一杯の毎日。ワクチン・ライブを提案しておきながら喜久さんより先にステージを降りる結果となり、心苦しく思います。...
View Article小澤征爾氏の訃報に接して
深夜テレビで見た一報が今朝の新聞1面トップ記事となっていた。 かつて、ジャクリーヌ・ダノと遠藤伸子さんと共に「ブザンソン」でコンサートを行った折、「ShujiとSeijiを間違えられた覚え有。 小澤氏の病と闘いながらの不屈の魂には感動します。そして師である斎藤秀雄氏へのリスペクトを込めて「サイトウ・キネン・オーケストラ」を創設された人間性にも頭が下がります。...
View Articleたかがネーミング、されどネーミング
バレンタインのチョコレート商戦で一人勝ちの「ジェイアール高島屋」の”アムール・デュ・ショコラ”は、その昔”バレンタインランド”と言う”ダサイ”ネーミングで売上5千万円だったとか。 それが”アムール・デュ・ショコラ”と言う、いかにもお洒落でパリに憧れている女性の胸をくすぐる名前にしたら昨年70万人を集め、34億円(!)を記録との事。...
View Article今の時代、3種の神器考
結論は「いとアワレなり」で、特に教員。昔から水商売の店じゃ教員と警察官は「招かれ猿・・・じゃなくて客」状態。 親しいキャバレー・チェーンの支配人が言っていた事が思い出される。落す金はミミチイ(ボーナスは民間より少ない)のに抱きつこうとする好まれざるお客だそうデス。...
View Article料理と単品/ベルナール氏の見解
私が「ベルナールおじさん」と呼び日本びいきのフランス人と、各国料理について話した事有。 彼が言うには「歴史と文化のある国には料理と言うものがある。例えばフランス料理、日本料理、イタリア料理、メキシコ料理、スペイン料理、中国料理。でも他の國には単品しかない。」...
View Articleランナウェイと歌手の矜持
エルムは、ベタ(平場)なのでステージに立つ時に注意が必要。うっかりしているとステージ上で”歌手の表情”になるのが遅れる時がある。 劇場なら「ソデ幕」にスタンバイと同時にファッション・モデルの様に心構えが出来るが、エルムでは曲名を言ってから主人公の雰囲気になるので不慣れな新人も居るが、曲名の言い方も考えるべきですネ。「別れ」・・・暗く、「バラ色の人生」・・・明るく。と言うべきなのデス。...
View Article水野喜久さん、ご苦労様、そしてアリガトウ
3年間に渡って「心のワクチン・ライブ」を継続開催された"日本カンツォーネ界"のレジェンド(90才)の水野喜久さんが、「エルム」でのライブ終了を発表した。 淋しくもありますが、病気には勝てないですものネ。かくいう私もブログで精一杯の毎日。ワクチン・ライブを提案しておきながら喜久さんより先にステージを降りる結果となり、心苦しく思います。...
View Article岐阜、白川郷の人気
ネットの普及で来日外国人の間で合掌作りが人気らしい。雪を初めて見たと言う人もあるが、雪国と言うだけではなく日本の絶景には間違いがない。 人気の都市として東京・大阪・北海道・京都に次いで岐阜が5位。それと言うのも「白川郷」が来訪者4割増加し、それにつれ岐阜が前年比20%増。 何とも嬉しい話ですネ。
View Article更に広がるチリ森林火災
先日ブログに書いたばかりなのにチリでは「国家非常事態宣言」を出すほど、森林火災が深刻化。 共同通信によると165件に増え、更に海水温度上昇によるエルニーニョ現象で、今後もっと悲惨な事になる恐れもあると言う。...
View Articleエルムに於ける先輩と専門家の存在
かつて、日本では誰も挑戦した事のない「シャルロットのクリスマス」を松本幸枝さんが上演して話題となりました。 フランスでも滅多に聞けない情緒的的作品を日本語でチャレンジする訳だが、ほとんど演劇に近い。そこで天チンこと天野鎮雄さんの指導を受け、内田朝雄さんにもアドバイスを。...
View Article本当にあった事を描くのがシャンソン
フランスのシャンソンは(日本の様に港と酒と女が出れば歌になる?)、事実に基づいて作品を創るのがほとんど。 「シャロンヌの恋人」(東大の樺美智子さん死亡事件同様)、「サンジャンの私の恋人」・・・。 例えばミッシェル・ジュールダンは「私の村は水の底」でダムが出来た為、湖底に沈んだ景色を歌い、自分の奥さんが若い頃に体験した不倫(!)を隠す事なく赤裸々な曲にしました。...
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