かつて「シャンソンは語るように歌う音楽」と記載された教科があった。
恐らく有名な音楽大学教授が編集されたものでしょう。
「エルム」の歌手なら誰でも知っている事ですが「歌の三大要素」と学ぶ国民と「祈り、願い、叫びそして優しさ」と教えるフランス人の差なのでしょうが、大きな差違ですネ。
古い典型的シャンソンは「歌う様に語る(クープレ)」と「語るように歌う(ルフラン)」とで構成されています。
そして「語り」そのものはアルゼンチンとフランスは共に「レシタード」の技法。
ここに述べた事を(恐らく)ご存知ない著名音大教授による書物の流通は、避けていただきたいものデス!