NHKテレビ「うたコン」で阿久悠特集をすると言うのでチャンネル(←死語?)を合わせました。
そこで紡ぎ出されている詞には何かが宿っていて、どの歌手が歌っても独特の世界(詞を大切にする)に導かれる、まさに「言の葉」そのものです。
歌唱する歌手も(既にブログで女子アナについて書いたのと同様)「美しい表情」・・・そう歌わざるを得ない「味わい深い」もの。
「味わい深い詞を美しいメロディーに乗せて歌う」と言う「フランスのシャンソン」そのものの姿を阿久悠作品に感じた次第。
余談ながら、いつも落ち着いた雰囲気の阿久悠さんが「阿久悠は悪友に例えた」との話を聴いた時は何となくこの人らしいなと思ったものです。
ちなみに歌手によって5-7-5で書く作品と4-6で書くものを差別化する細かさには驚きました。