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Channel: 加藤修滋のブログ
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世界の右傾化ドミノを憂う

デフォルト危機が世界経済を不安にさせている中、アルゼンチンで「アルゼンチンのトランプ」なるミレイ氏が大統領になった。  中央銀行の廃止や通貨ペソを米ドル化などの分かりやすい「ワン・フレーズ」政策はこの先、同様のリーダーを各国に誕生させてしまう危険性有り。  「右傾化ドミノ」は既に始まっている。不安なニュースに心は一層暗くなる。...

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愛知万博、よもやま話

2005 EXPO d’AICHIでは、思いがけない出来事が数々起きました。 当初グローバル・イメージソング「ブラボー!ムッシュ・ル・モンド」は加藤久仁彦さん一人が2パート歌ってMIXしたヴァージョンでCDに収録。  万博DOMEで開催された「名古屋市ウィーク」に於いて、出演アーティストに選ばれた事により加藤久仁彦・高道の「狩人」再結成。...

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自画自讃 エルム歌手のステージ

“エルム歌手”に対して「個性がない」と、批判される事がある。それには変な「クセがないだけ」と反論。  少なくともフランスのシャルル・アズナヴール、アルゼンチンのアストル・ピアソラ、グラシェラ・スサーナ等、海外のビッグ・スターは「エルム歌手」を賞賛。  と言う事は海外でも通用する歌手と、自ら胸を張れば良い。ひとえに”エルム歌手”と言っても、声の美しさ、表現の巧者、魅せるステージングの達人・・・種々。...

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CD友情物語 貴重音源の宝箱

エルム、日仏シャンソン協会設立30周年を記念して製作したCD「友情物語」には、グラシェラ・スサーナ、そして平和を願うアーティストと書かれている。    アストルはじめ多くのマエストロが「日本のタンゴの母」と賞讃し、シャルル・アズナヴールや歴代シャンソン大使が「日本のシャンソンの母」と慕った故・加藤ハツ館長。...

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3枚舌外交の落とし前をどうする

今のイスラエル問題の元凶は、あっちにもこっちにも良い顔をしたあの「ジェントルマンの国」の外交にあったのは周知の事実。  かつて罪人の島流しの地であったアメリカと違い礼儀正しい人の、そしてカリスマ的女王が君臨したイギリスは好感度の国のイメージ。そのイギリスでも反イスラエルのデモが起きていると言う。  たった一人(もしくは一国)の失政が後の世界を変えるとなると、我が日本の政治にも不安がつきまとう。...

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兄妹2人組 参上

私が病気で一線を退いた後も「エルム」は一人(じゃなかった、一店舗)気を吐いている。歴史に名を刻んだ「銀巴里」無き後、それに続く店が登場しなかったのは何故?それは後継者がなかったから。その点「エルム」はYUJIとアヤネの兄妹2人組が新しい企画展開をして頑張っているノダ!...

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原智彦さんの事

偶然テレビで大須町人祭りの画像の中に”原智彦さん”の姿を見つけました。言わずと知れた「スーパー一座」を率いて、その名は全国区に。  私の母の小学校時代の教え子で、時折、ご自身の店へ行く途中に「エルム」へ「先生~」と気軽に声を掛けて来て下さいました。...

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ラッキー・セブンの海外報道

私達の活動は不思議な程メディアで報道されて来ました。フランスのシャンソン専門誌「ジュ シャントゥ」は「世界初のモーリス・ファノン追悼曲」として私の作品を特集。  ”あの”「ル・モンド」そして「ユマニテ」には幾度も掲載。アルゼンチンでは「クラリン」「ラプラタ」「ラゾン」。イタリアでは「カンポ」。  手元にないものもあるけれど殆どはパソコンに保存。「エルム」の歴史の貴重な資料として輝いています。...

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宇井あきら 心に滲みる歌声

菅原洋一さんのヒット曲「今日でお別れ」を作曲者、宇井あきらさんがテレビで歌っておられるのを聞いて、ちょっとした目まいを覚えました。トツトツとしたしみじみしとした歌い方は作者ならではの名唱でした。  最近のテレビでは、大勢でダンスと共に歌う視覚重視のステージが多いので、こうした歌声にお目にかかれないのが少々残念。  宇井さんのような歌声を、もう一度と思うのは単なる昭和のノスタルジーなのでしょうか?

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好好爺と半グレ息子

イスラエルとパレスチナの駐日大使がインタビューに答える映像を見て、両者の違いを観察。  前者は興奮し手振りを交えて熱弁。後者は柔和な顔付きで医師による症状説明のごとき説得力。  医師と言えば、ガザ地区の病院長を連れ去ったイスラエル。病院地下にハマス幹部をかくまっているだろうと尋問。難クセをつけるのもいい加減にしたらどうなんダイ。...

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音楽著作権団体SADAICが幸運の連鎖の原点

アルゼンチンのSADAICは、日本で言うならJASRAC。違うのは財政基盤と影響の強さ。メンバーには演奏者も多く、大統領選挙はSADAIC会長が誰かで決まると言う。  私が最初のアルゼンチン公演の折の会長はロベルト・パンセーラ。かつての大阪万博の折、私がアルゼンチン館で毎日「カミニート」を歌った折のバンマス。...

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新井健司さんとの果たせなかった約束

日本訳詞家協会のと言うより、キング・レコード→セブンシーズ→太陽音楽出版と業界きっての著作権通。永田文夫先生の信頼も得ておられました。上京する度にJASRACの喫茶店で良くお話したものです。  その新井さんの口癖は「加藤君しかシャンソンの法定訳詞を持っている人はいないのだから、君が訳詞講座を開いてほしい」。でも協会事務局は乗り気でなく実現しませんでした。...

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宮入さん置き去り事件

「エルム」を代表する歌手の一人、宮入さんにはパリで申し訳ない事をした記憶が蘇ります。  いつものグラン・ホテル・フランセーズのロビーで集合し、スリに注意(当時、街中治安が悪かった)しつつ女性を真ん中にして先頭に通訳、最後尾に私と劇場へ出かけました。  到着してフト見ると1席空席が・・・。それが宮入さんの席。...

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新聞記事で思い出した事

アルゼンチンの有力紙「クラリン」のコピーが出てきて、エスペランサのアルゼンチン公演当時の事を想起。  各紙報道合戦で、中にはマラドーナの記事より大きな紙面のものも。「クラリン」1面トップ記事となったと話題に。記事の中には有り得ない画面として巨匠4人(カンバレリ、エクトル・ヴァレーラ、ホセ・リベルテーラ、カビエージョ)の名が読み取れるものも。...

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70歳代、逝去の怪?

この所、ずっと72、73歳の著名人逝去が続く。単なる偶然なのか「人生の曲がり角」なのか。いずれにしても悲報の連鎖と言いたくなる。  伊集院静氏のご逝去を知った。読書家ではない私は、エッセイ「大人の流儀」しか知らないが、近藤真彦が歌う「ギンギラギンにさりげなく」の作詞者としての方が記憶に残る。...

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美しさにこだわる名演説

テレビで、J.F.ケネディーの特集を見ました。中でも印象に残ったのは、例の「歴史に残る」名演説。  内容はもち論、品位・品格に満ち「美しさ」にこだわった説得力に満ちた語り口調。世界史を変えた「キューバ危機回避」への若き指導者が描いた平和への夢。  それに反して世界各国でトランプ親分の舎弟みたいな右派指導者の台頭、いと哀れなりケリ。  美しさにこだわると言う点では、我らのAlliance...

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探しものは・・・

「エルム」に至るまでの貴重な資料、特に写真と映像の幾つかが見つかっていません。  そのひとつがフランス・シャンソン界の貴重な集合写真。我が友、モーリス・ファノンが大スター達(ティノ・ロッシ、ダリダ、アズナヴール・・・)と一緒に写っているものと共に。  当時はモーリス自身が一番注目を集め始めた時期。私達「エルム」とモーリスの「ル・コネッターブル」の姉妹提携にとっても大切なもの。...

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フランスの流儀 事実を歌に

以前からよく聞いた話。”フランス人は実際にあった事を歌にする”  幾人かの親しいアーティストには実際に確認。「酒と涙と男と女の単語があれば曲などすぐ作れる」と言った人がいる日本とは文化が違う。...

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著作権

一般の人には、馴染みのない話題ですがお付き合いください。主としてフランスの楽曲についてですが、少しばかり詳しい資料があります。「なるほど」と言うものもありますが「へぇー、そうなんだ」と言うものも。  今回は後者についてのお話。毎回届けられる30ページに及ぶJASRAC”分配明細”より、私のJASRAC管理作品について名前のある楽曲リスト。  <その1>大規模ホールやアリーナでの歌唱される楽曲...

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イスラエル戦時内閣、風前の灯

ガザ市地区最大のシファ病院地下トンネルの映像公開。病院がテロ組織拠点とは「へ理屈と膏薬は何処へでも付く」の例え。  赤新月社の発表によると、シファ病院だけでなく電気も止められ不衛生な環境で危険にさらされている乳幼児は数多く、ラファ検問所を経てエジプトへ逃れたのはたった28人。燃料は敵に軍事利用の恐れ有りとの理屈。...

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