テレビで、J.F.ケネディーの特集を見ました。
中でも印象に残ったのは、例の「歴史に残る」名演説。
内容はもち論、品位・品格に満ち「美しさ」にこだわった説得力に満ちた語り口調。
世界史を変えた「キューバ危機回避」への若き指導者が描いた平和への夢。
それに反して世界各国でトランプ親分の舎弟みたいな右派指導者の台頭、いと哀れなりケリ。
美しさにこだわると言う点では、我らのAlliance Francophone(フランス語圏協会)のJ.R.ギオン会長も同様の名演説を幾度も繰り返し残している。
アフリカのブルキナファソで内紛の危機回避に尽力中、我々のパリ公演の為に帰国し、”美しさにこだわる名演説”を!
立ち姿、品位、品格、内容共にケネディーに勝るとも劣らないもの。
舞台ソデでそれを聴きつつ、舞台監督がポツリひと言。
「何と言う美しいフランス語だ」と。
英語以上に言葉の響きにこだわるフランス語。
「間の取り方、イントネーション、単語の操り方が絶妙」とも。
舞台監督は絶賛。
来名のごとに通訳される佐川さんも舌を巻く名調子。
そして最も大切な事はケネディーもギオン会長も平和主義者である点。
ケネディー亡き後、すべての紛争に首を突っ込み続けているアメリカ。演説の美しさだけでなく、人の心さえすさんでいるのではないか?
ネタニヤフ、ミレイはじめ右派政権誕生の影の・・・じゃなかった、堂々一味の親分、トランプなる人物にかつての若きアメリカ指導者の面影は無い。
嗚呼無常。古き良きアメリカはいずこ・・・。
荒城の月ならぬ荒廃の国にバタバタ(ドタバタかな?)はためたく星条旗はいとおかし。
余談:ケロッグのコーンフロストは、いとおいし~い!