台風接近で中止となった”ROCK IN JAPAN FESTIVAL2022”
出演予定だった「ヤバイTシャツ屋さん」が生ステージの代替として、過去のライブ映像をYouTube配信しようとしたところ、著作権の問題でブロック。
最終的には配信されたものの、自分たちの映像でも多数の権利者が関係していて、実現するのに複雑な手続きが必要。
音楽業界の人間は、当然知っていて事前許可は取ると思います。
ところが、会場のスクリーンに流すのとはワケが違うことも。
要するに、YouTube上に流れる前に、AIなる融通のきかないものが自動的にブロックしてしまうケース。
時代がどんどん変わって人間がAIに支配されかねない事態に。
もともと音楽著作権は、アメリカでは「特許」と同じ発想。従って日本でも音楽ビジネス産業構造の中で運用。
私が関係してきたフランスの著作権については、わずかな違いが・・・・・。
簡単に言えば「芸術創造保護」姿勢と、人間関係によってルールとは若干違った部分判断もかつては有り。
人間関係で著作権許諾 or 不可は、不公平のようでも場合によってはAIの画一的判断(〇か×か、白か黒かというコンピューター思考=△や灰色がない)に勝るケースもあるような気がする時も・・・・・。