名古屋巴里祭は今年、50回目を迎えました。
昨年は、「日本特殊陶業市民会館」に於いて2日間3公演を行いましたが、今年は「名古屋観光ホテル」に於いて、”ランチショー””ディナーショー”という形で開催。
昼は、50回記念と称して華やかにお届けし、
夜は、昨年逝去したジャクリーヌ・ダノへのオマージュとして
ダノに関する作品をピアノ伴奏のみで贈るコーナーを設けました。
ジャクリーヌと由縁のある5名の歌手に加えて
不肖私のジャクリーヌの捧げたオマージュ「ALOS,NON…C’EST RIEN」の弾き語りも加えました。
昼・夜ともに成功!・・・・・と言いたいところですが、
私の入院によりスケジュールは大幅に変更。
私の体力が戻らず出演は、ダノへのオマージュ・コーナーのみとなり
昼は出演する事自体ができませんでした。
私の出演を期待してご来場頂いた方々には、ご期待に沿えず大変申し訳ありません。
しかし、出演歌手・バンド仲間が素晴らしいアンサンブルで昼・夜ともに滞りなくステージを創り上げてくれた事に感謝します。
特筆すべきことがあります。
プログラムに掲載したAlliance FrancophoneのJ.R.ギオン会長の素晴らしいメッセージは、このコンサート用に届けられたものではありません。
ジャクリーヌの葬儀に向けての弔辞!
その中で記載されている人物は、ジャクリーヌ本人以外には
アリアンス創設者の一人、ジャン・ベルト、
「スタッド・ド・フランス」での壮大な屋外劇「ベンハー」監督ロベール・オッセン
そして、私の3名。
「・・・・・芸術やヒューマニズム、寛大さと言う最も効果的な平和の武器・・・・・」という表現。
フランスと言う国の人々が持つ民意の文化度の高さに、あらためて感服すると共にジャクリーヌ・ダノという女優・歌手と深く関わることができた幸福を噛みしめました。