Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1933

今、甦るコラ・ヴォケールの言葉

かつて名古屋巴里祭にコラ・ヴォケールが、

シャンソン大使として出演予定だった時のこと。

 

「”枯葉”のクープレとルフランの歌い方を逆にしたのは何故?」

という私の質問に彼女は、こう答えました。

 

「もう声がでなくなったから。

音域が広く作られるルフランは、

私が歌わなくてもお客さんは皆メロディーを知っている。

お客が心の中で歌うメロディーに、私は語って詞をのせればいい」

 

この考え方を、今再び思い出しています。

「語るように歌う」

「歌うように語る」

これがシャンソンの永遠のテーマだと…。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1933

Trending Articles