Quantcast
Channel: 加藤修滋のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1933

音楽活動50周年記念を機に思い出したこと

$
0
0

学生時代から「変な子」でした。

その理由は、

きっと中学1年時に学友に頭を叩かれ、頭部外傷後遺症になったから?

 

ドクターから「生命の保証はできない」と宣言され

母と祖母は私と共に無理心中も考えた・・・・・とは

成人してから聞かされました。

 

他人と違う発想の根元はそこなのかも?

と先日のEテレ「ハートネットTV」で

七感に響くコンサートを見て思った次第。

 

殆どの人が持っているものを無くすと

逆にその人たちの持っていないものが芽生える・・・・・。

 

コンサートや芝居で、嗅覚を使わないのは何故?という発想から

東別院のホールで人の頭髪を床屋で多量にもらって

焚き込めたミュージカルをしました

(原爆をテーマにした作品なので肌が焼ける臭いの代わりに)

 

吐きそうになる入場者続出で、2度とそのホール使用禁止に。

 

でも後日、麿赤兒が「鈴蘭南座」で行った公演では、

魚の尾びれを大量に入口近くに貼り付け、

嗅覚が破壊されそうになったこと有。

 

一方、パリでは人気歌手のルノーのコンサートで劇場全体、

客席もタバコの煙モウモウの中で行われたコンサートも。

 

更に後日、岡山加代子リサイタルでゲスト出演した

ボタンアコーディオン名手であるアコーディオン奏者、桑山哲也に対し

本番中の舞台でヘネシーを飲む演出をし「あきれたお前」の役を演じた後、

客席演奏でラウンドしてもらい客席に酒の臭いをプンプンさせて大成功!

 

私が「タンゴ・デ・ラ・エスペランサ」でピアノ担当をしていた時、

アストル・ピアソラの前衛タンゴを気に入った理由のひとつに

コントラバスの打撃奏法があったこと。

 

 

そしてピアソラを超えるべく、名古屋市民会館自主企画のコンサートで

トランペット、トロンボーンを加え、更に8小節のリフレインを4種類用意し

どこを弾いてもいいというチャレンジをしたり・・・・・。

(これが特にピアソラに気に入られることになろうとは・・・・・)

 

 

 

思えば50年の間に人のやらないことばかりをしてきたと

思い返しています。

 

 

 

 

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1933

Trending Articles