6月から私が始める「対話型ライブ《シャンソンの応接室》」
(ステージ1人、客席2人の「超過疎」)
すでに3紙が報じ、テレビ局の取材も始まりました。
各紙、取材の中で「新しい取り組み?」と
たずねられることが多いですが
私としては「原点に立ち返る!」と答えてきました。
振り返ってみれば、
毎年NHK紅白歌合戦に出演し、1000人、2000人のホールで
ヒットした歌謡曲中心に歌っていた「菅原洋一」が”タンゴだけを歌うステージ”
当時、「ロス・インディオスとシルビア」で人気を博していた
日本最高のラテン・グループ「ロス・インディオス」が
“ラテン&フォルクローレだけを歌うステージ”
「アドロ」や「サバの女王」がヒットしていた「グラシェラ・スサーナ」が
ヒット曲を歌わず”タンゴ&フォルクローレだけを歌うステージ”
・・・・・いずれもmss小劇場、カフェ・コンセール・エルムで行われてきた
文化遺産とも言うべきコンサートの数々。
歌手や演奏者が本当に追求したいコンサートを行える場、
それがmss小劇場およびカフェ・コンセール・エルムでした。
心と心の対話、更にシャンソンのステージを通じて
「共通の体験を共有し、感情を共有する」
という本来の、音楽空間のあり方に回帰する実験劇場