朝日新聞夕刊の「取材考記」には、時々拍手をしたくなる記事が掲載される。
藤谷浩二特集記事「新型コロナで相次ぐ中止・延期/無念の舞台人 幸福な時間よ再び」もそんな中のひとつ。
結びには
「私自身も取材する立場を超えて多くの舞台に励まされてきた。
劇場に通えず思わぬ長さとなった夜。何が出来るかを考え続けている」にはこう答えたい。
「今こそ過去の芸術文化の歴史を振り返り、知られざる真実を発掘し、
報じていただきたい・・・・・」と。
例えば、渋谷の「ジァンジァン」や銀座の「銀巴里」閉店に至った理由。
名古屋で言えば、名古屋市民会館自主企画が全国に名だたる企画を連発
(菅原洋一を5年連続、美輪明宏を6年連続)しながらとりやめざるを得なかった理由‥・‥。
このところ、次々と目新しい芸能ニュース記事に寝るヒマもなかった記者の方々に、
STAY HOMEで探った上での考察をお願いしたいものです。
次の新たな創造への足掛かりなるヒントを・・・・・。