名大理学部卒後、プロに転向したギターの酒井康雄氏への
オマージュ・コンサートが開かれます。
佐々木伃利子史の片腕として活躍された晩年も、
中部日本ギター協会の会長としても指導者としても活躍された壮年期、
そして新進の「感性と技術を兼ね備えたギタリスト」として活躍された
デビュー当時も、論評に出て来ます。
でも力説したいのは、私たち「軽音楽の集いmss」のコンサート
(当初名宝会館のジロー、後に千早のジロー・ミュージックサロンで毎月開催)
の仲間として、最初はフラメンコ、後にフォルクローレや
当時日本では見向きもされなかったアストル・ピアソラ等、
最新の音楽とも相対していた時のことは、全く語られません。
酒井康雄氏と共に活躍した当時の仲間には、世界歌謡祭で
歌唱賞&川上賞をW受賞した柴田容子や、
南山大学の「アンサンブル・ウーテルプ」「トリオ・モレーノ」、
県大生中心の「タンゴ・デ・ラ・エスペランサ」等
意欲的な学生たちがたくさんいたことを思い出します。