Quantcast
Channel: 加藤修滋のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1933

ライブ・ハウスの変化

$
0
0

かつて、日本のライブ・ハウスは音楽文化の発信地で

プレイガイドより、色々なコンサート・チケットが売れた時代も有。

CDもライブ・ハウスに置いておけば、本人が出演していないにもかかわらず

売れることがよくあった時代が懐かしい。

 

以前、グラシェラ・スサーナのコンサート・チケットが

エルムで400枚も売れて主催者がビックリしたことも有。

 

20年位前までは「新星堂」からの依頼で、名古屋のカフェ・コンセール・エルムも

店内にCD用棚を設置し、新星堂が毎月売れた枚数をチェックに来店し、

管理していた時代有。

 

少なくともシャンソンに関しては、店舗の売上以上に売れて、

業界でも注目。

 

時を経て、CDの時代ではなくなり、さらに読書離れから

歌手執筆本の販売も減少。

 

ライブ・ハウスで専門的知識を持った歌手から発信される情報よりも

ネットで、誰が書いたかわからない情報があふれる時代。

 

しかもライブを聞くより、歌いたい人の増加により

音楽文化に果たすべきライブ・ハウスの役割が低下しているのは残念。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1933

Trending Articles