Quantcast
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1933

シャンソン界のレジェンド堀内環への栄誉

今まで幾度も伴奏をさせていただいた堀内環と奥様に、

はじめてゆっくりとお話しをする機会をいただきました。

 

シャンソン・ディプロムの「グローリア」と「プロフェスール」W 受証と共に、

シャルル・アズナヴールの「美しき絆」の歌唱が認められて登録がなされた為、

「法定訳詞クレアシオン歌手」として、SACEM でも知られる

数少ない日本人シャンソン歌手となられました。

 

歌に対する真摯な態度は、当初の銀巴里のLPから全く変わらず

その一方で「美しき絆」レコーディング時には、

新しいフレージングに挑戦し、見事にニューワールド完成。

 

十八番の「ラ・ボエーム」 4番の歌い方も、いつ頃からか

「若き日々」の「日」の母音を強調することを止められたり、

常に研究を重ねられる姿勢は、歌手の鏡。

 

一方、

「お客は現在を見て歌手評価するが、

指導者は10年先を見すえて指導しなくてはいけない」

という教えを永田文夫シャンソン研究所の指導方針に

刻んで下さったことに、心より感謝。


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1933

Trending Articles