昨年、失明寸前の状態で来日公演終了し、帰国直前にエルム歌手たちのカンパを得て
眼の手術を成功させて帰国したグラシェラ・スサーナ。
彼女が再び来日し、11月17日にエルムで「感謝ライブ」を挙行。
彼女が歌う日本語の歌詞は(発音やイントネーションが正しくないにもかかわらず)
日本人歌手以上に聴く人の心に伝わる理由について、今まで色々取り沙汰されて来ました。
結論は(日本語を理解していない部分ですら感動を与えるのは)、彼女は「天才!」
助詞をピアニッシモで歌う基本姿勢だけでなく、通常ブレスをする所をノーブレスで歌ったり、
大切な単語をあえて聞こえないように歌う等、(本人にたずねても、理由は???自然に
そうなってしまうとのこと)
彼女の歌唱法の分析は、極めて大切な示唆を与えてくれる。