フランス語で歌うことが義務づけられている貴重な
シャンソン・コンクール=「浜松シャンソン・コンクール」は、今年で11回目。
どこのコンクールも年々、レベルが上がっていますが、
ここも御多分にもれず……。
更に、浜松シャンソン・コンクールの特長は、フランス語賞受賞者が
グランプリや上位の賞を W 受賞する傾向があること。
でも根本的には、主催者の河野さん一家(ご夫妻と息子さん)の情熱と、
周囲の人たちの協力姿勢。
ボランティアで動く多くの人たちと、河野さんご一家の家族的な
温かい結びつきは、他のコンクールとは異なった雰囲気を創出。
金銭面も含め、多くの困難を乗り切って来られた、
地域文化振興のお手本のような催事。
(ちなみに、名古屋でかつて行なわれた財界主導のシャンソン・コンクールは、
当時最高レベルであったにもかかわらず、2年で終わってしまいました)