来年から神戸で行われる「全日本・シャンソン・ポピュレール・コンクール」について名古屋や東京、
大阪では聞かれなかった意見が東北・北陸から寄せられています。
それは第1に金銭的な問題で、アマチュア・シャンソン・コンクールより1日ステージ歌唱が
ふえる(6・7月はセミ・ファイナルとなり、本選としては9月)ことにより、交通費・宿泊費が余分に
かかるというもの。
特に同伴伴奏者で応募する人は、そのピアニストの交通費・宿泊費(もちろんギャラも)を考えると
20万円以上加算されるのは痛いとのこと。
中には勤めを持っている人は休暇の問題も発生(遠方は前日泊が必要なので)。
殆どの人はバンド譜を持っていないので、その作成費用も……。
でも、それ以上に
「照明もアマチュア・シャンソン・コンクールとちがって華やかで派手なものになる」
という説明を聞いた人からは、
ピアニストと一年かけて創り上げたシャンソンらしいシャンソンの表現の曲より、
バック・ダンサー月の派手な演出のミュージカル曲が(少なくとも本選では)有利?という声も。
日本シャンソン界が宝塚風の華やかで楽しいものに大変身する可能性有。
各地区大会担当者からも審査員を含め、若干戸惑いの声有。