グラシェラ・スサーナ15年ぶりのレコーディングは、
シークレットで進行中(…と言いつつこうして暴露していますが)。
レコーディングの日は、一緒にいる時間が長いので、世間話も色々。
驚くべき事実(?)続々と判明。
サミー・デイヴィスJr.、オリビア・ニュートン=ジョン、ジャクソン5と一緒に
世界歌謡祭に出場したこと。
憧れの大歌手メルセデス・ソーサに握手を求められたこと。
最初のタンゴ・ステージのバンドネオン伴奏は、
ペペことホセ・リベルテーラだったこと……
なるほど、我々のアルゼンチン公演の折、グラシェラ・スサーナが
ホセ・リベルテ―ラ、ファン・カンバレリ、エクトル・バレーラのバンドネオン競演、
さらにロス・キジャ・ウアシ、ウーゴ・マルセル、ラウル・バルボーザも出演という
夢のようなアトラクションプロデュースが出来た理由は、そこにあった!
若くして大きな栄光を手にした彼女は、その後の人生で幾つもの苦難を
乗り越えて、今日に至る。
天才歌手の名を欲しいままにした彼女が、今、芸術的な歌声を聞かせている
ことを、一人でも多くの人に伝えたい。
そんな思いでシークレット・レコーディングを実施。