昔「神々の深き欲望」「初恋地獄編」を見て以来、
映画(正しくは映画館嫌いになりました。
余りにも素晴らしい映画だと、映画の世界に入り込んでしまい、
映画館を出た瞬間眩暈がするのです。
久し振りにパリで「幸せはシャンソニア劇場から」を見て大感激して以来、
4年振り名古屋ミリオン座で「最後のマイ・ウェイ」を見ました。
実に見事な構成・演出で、2時間半を長く感じさせない軽いタッチと、
ここでは必ず歌を流す!という場面との組み合わせが絶妙。
クロード・フランソワは、日本ではほぼ無名でも、
フランスでは「クロクロ」の愛称で今もってDVDも売れ続けている歌手。
ダンサブルなシャンソンの世界を創った人としてはダリダと双璧。
全国の上映館が少ないのと、あと一週間しか観れないのが残念だけれど、
必見必聴のシャンソン映画!