初のアルゼンチン公演の折、8人のメンバーの中から不満が出ました。
曰く「高い飛行機代を支払って来たのにショッピングも観光も出来ないなんて!」。
一方、リーダーとバイオリンの大久保ナオミは「演奏の為に来た!」と力説。
バンクーバー、リマ、サンチャゴを経てブエノスアイレスまでの強行軍で、到着後に記者会見して直後にTVカナル7で大御所「プグリエーセ楽団」と共演。
新しい演奏オファーが入ったけれど流石に疲弊していて、夜10時からはアストル・ピアソラも出演していた「カーニョ14」で演奏鑑賞。
翌日の「ノミの市」は当然キャンセル、宿泊ホテルの依頼で急遽ロビー・コンサート。
夜10時からは「エル・ビエホ・アルマセン」出演。
SADAIC(音楽著作権協会)でも追加公演。
他にも幾つかあった出演依頼は最小限にしてバンド内部分裂を回避。
翌日「サンマルティン劇場」でのコンサート。
その次の日はTVカナル9出演。
帰国前までにキャンセルした買物&観光は数知れず、帰国後8人編成は分裂しました。
何の目的で音楽をするかとの考え方は大切デス。