JASRACから送られてくる著作権料分配金に変化有。
今まで殆どなかった<シャンソン・ルネッサンス>曲の訳詞分配金が何曲も有。
愛知万博の頃は「ブラボー!ムッシュ・ル・モンド」の一人勝ち様相で、
他の新しいシャンソンは殆ど歌われていませんでした。
ところが最近はミッシェル・フューガンの新曲を筆頭に、
「モネの庭」「やさしさ」等も歌われ、
ミッシェル・デルペッシュの災害復興支援シャンソンも復興関連催事だけでなく、
カラオケでの訳詞著作権料も増加。
浜崎久美子さんメジャー・デビュー曲「愛し児へ」、
2作目「幸せへの言葉~嫁ぐお前に~」(菅原洋一さんとのデュエット曲)
共にカラオケで歌われている様で、<メジャー・効果>。
特に浜崎さんのメジャー・デビューCDカップリング曲「シャントゥ」は、
このところ訳詞著作権料の桁が一つ違う人気。
コンクールでS.ラマの「病の果てに」(他に「灰色の道」という役も有)を歌って
上位入賞する人が続いたせいか、この楽曲の著作権料も増えています。
でも、フランス人アーティストが嘆くように、
新しいシャンソンが日本語で歌われるケースは、
JASRACの記録で見る限り殆どないようです。
少しでも作者が認めた法定訳詞の数は、
日仏シャンソン協会の歌手たちが歌っているもの以外は滅多に見られません。
そんな中で、浜崎久美子さんが日本語クレアシオン(創唱)した
C.アズナヴールやM.フューガンの新曲、何曲も登録されているのは驚きです。
浜崎さんの名前がフランスのアーティスト達の間で知られている理由のひとつでしょう。
特に、ケベック出身の歌手でアズナヴールが可愛がっている
「リンダ・ルメイ」の曲を日本に初めて紹介してCD収録したことは、特筆ものです