テレビをつけたままウトウトしていたら加古隆の例のテーマ曲が聴こえてきました。
今までにも何度も見慣れた「タンクマン」(今もって名前もその後の消息も不明)が戦車の前に立ちはだかるあの場面。
外国人ジャーナリストの宿舎となっている場所のテラスから世界中に配信された名場面。
でも当時から疑問を呈する人も。
そもそも場所は天安門でなく、少し離れた所。
天安門広場は既に時の権力が掌握済み。
通常なら軍隊や警察に制止される(どころか弾圧もしくは射殺)はずが戦車によじ登るまで許可(?)されて3分20秒もやりたい放題。
どう考えてもプロパガンダそのもの。
人情味あふれるサスペンスと言ったところか?
こうして一度は真実ではない事を信じ込まされた私達だからこそ
この「映像の世紀」のような、しっかりとした検証番組が必要なのだと思います。
同時に今この瞬間にも、私達が我が国の権力者が仕掛けるプロパガンダの犠牲となっていないか注視する必要を感じます。