東京から来援したゲストが
「あの美輪さんと同じライブ・ステージに立てるなんて夢みたい」とおっしゃいました。
「そもそもライブハウスでは歌われないのでは?」
確かに、名古屋のエルム以外のシャンソニエでは他にないはず。
2階のmss小劇場時代から始まり
後に名古屋市民会館での名古屋巴里祭含め
28年もの間、私たちの守り神となって下さいました。
最初にいただいた色紙に書かれた「慈悲」の文字の通りに私たちを助けて下さったのです。
しかもエルムのシステムのまま、シスターズの前歌あり、なんと照明・音響も私たちで!
1度だけ、ステージ中に音響をやっていた私に
オフィス・ミワの國井社長が「ボリューム、上げすぎ!」と言って
私の手を押さえました。
ある時、クラブのママさん達6人を引き連れて来場したお得意様に対し、
ステージの休憩中に美輪さんから私に「お代はお返しするのでお帰りいただいて」と申されました。
お客様に説明・ご納得いただきお帰りになった後、ステージの空気は一変。
そのお客様も後日「場違いだと私も気づきました」との連絡が!
mss小劇場、エルム・ライブ、名古屋市民会館自主企画、名古屋巴里祭と
28年もの間、私たちの間で神格化されたまま今日に至っています。