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Channel: 加藤修滋のブログ
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ベテラン職員への安心感

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大垣フォーラム・ホテルへは、毎年、演奏の仕事に出かけます。


事前打ち合わせの電話をすると、


「エルムの加藤さんバージョンでPAも、早着替えスペースも用意します」との


嬉しいお言葉!



当日入り時間に駐車場までスタッフの方が来て下さるのは、


同行する歌手が大量のドレスを持ち込むことがあるから。



会場のモニターは、フットではなくサイドになっていて、


ステージ上のドレスの衣装が客席から見えるように配慮。



ピン・ヒールが仮設ステージの隙間に入らない様、ガムテープで補強。


長く大垣フォーラムで仕事をしていらっしゃる渡辺さんの気配りはそれだけでなく、


リハ終了後、本番までが長い時は「一階のラウンジでコーヒーでもどうぞ」!



原稿書きなどしているとアッという間の一時間。


時折、ロビーコンサートもする、お洒落な空間とコーヒーを提供して下さって感激ニコニコ


幸せを感じる時

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いつも体調を崩すのは週末で、医者が休みとなる時ばかり。


今回も、喉の痛みも出てきて、「このままだとヤバい」と応急処置。



夜に突然、浜崎久美子さんから電話で、「薬届けましょうか?との優しいお言葉。」


前日にカウンターで何気なく「喉が少々痛いので、明日が心配」と


ぼやいたのを聞いていた様子。



エルムの歌手たちは、体調を気遣ってくれるし、


3階でも芹沢抄子さんが母親の如く食べものにまで気配り。



生徒さんも「先生、顔色良くないので」と言って、


栄養ドリンクをひと箱プレゼント…。


本当に恵まれた人生!と感じる瞬間ニコニコ

岡山加代子、故郷に錦

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倉敷市出身(従って岡山は芸名)の岡山加代子さんが、


二年振りに玉島テレビの「たまテレホール」でコンサート出演ニコニコ



前回は、芹沢抄子さん&西野さくさんのユニット「ラ・フルール」と共に。


今日は宮入公子さんと共に。


流星号(岡山さんのスポーツ・タイプの赤い車のニック・ネーム)で


名古屋から倉敷まで、ひとっ飛び…ならぬひと走り。



自然渋滞プラス倉敷インター近くの事故処理で予定より大幅に遅れ、


会場着後、即リハーサル、即化粧、即本番。


リハーサルは各曲816小節!という離れ業。



ドレスは二人で10着も着替えるという、


大変なステージがサワリだけのリハで可能になるところがエルム歌手の奥義。


満席の会場から、熱い拍手が贈られ、無事終演。




帰りは、歌手2名は宿泊し、私一人新幹線で帰名。


倉敷駅ではなく、わざわざ岡山駅まで「流星号」を飛ばして


岡山さんが送ってくれたのは、


多分私の疲れが相当酷いことを察知しての思いやり。


一番気を遣って、疲れているのは岡山さん本人のはずなのに…。




まるで同窓会の様な雰囲気もあった客席は、


まさに「故郷に錦を飾った」岡山さんへのエールビックリマーク


2000年に美輪明宏さんと岡山さんのコンサートが倉敷芸文館であった時を思い出しましたニコニコ

New!ではなく、Nouveau!フレンチポップコンクール

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アリアンス・フランセーズ愛知の新ディレクター(館長)


クリストフ・ドレイエル氏は、エネルギッシュに活動展開。



着任早々、図書機能改革、日仏シャンソン協会との協力強化取組、


更に日本初のフレンチポップコンクールを開催。



前任地の中国で成功した取り組みを日本でも…ということのようで、


まず名古屋で開催して、来年は全国に展開という算段。



121日(日)南山大学フラッテンホール14時から1830分に開催。



各企業の協賛も取り付け、グランプリ副賞にはエールフランスの航空チケットや


ヒルトン名古屋の宿泊券も。



少年少女部門(1217歳)と学生部門(1829歳)に分けて募集しましたが、


コンクールとしては全員が混じって歌います。


日本のシャンソン・コンクールも本格化の一途。


しかも名古屋からの情報発信ということで、話題になりそうニコニコ



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ジュテーム・ア・ラ・フォリ

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フランス国営TVFrance2)が理想のシャンソン空間として


ライブの様子をON AIRした「カフェ・コンセール・エルム」のテーマ・ソングは、


セルジュ・ラマの作品「ジュテーム・ア・ラ・フォリ」。



この曲は、故・矢田部道一さん(新宿のシャンソニエ「シャンパーニュ」の創設者で、


数多くのシャンソン訳詞者)が、


エルムをオープンするにあたってテーマ・ソングとして


訳詞をプレゼントして下さったもの。




エルムのオープンにあたって反対されたのは


「お店の運営をすることで、加藤さんが加藤さんでいられなくなる」


と言われた美輪明宏さんと


「歌手と従業員の為に身を削るだけ」と言われた矢田部道一さん。




でも二人とも、エルムが完成したら、最大の支援者となって下さいました。



美輪さんは毎年出演を重ねて、名古屋の歌手を育てて下さり、


矢田部さんはテーマ曲を無料で提供して下さいました。



でも、原曲の男女デュエットの雰囲気とは全く違う、


手拍子のリズム・パターンに変えてオープニング・テーマ曲にしました。


S.ラマそのことのお詫びをしたところ、


「歌は、自由な形で広がるもの」といってくれました。



ミッシェル・フューガンサーカスの「ミスター・サマー・タイム」や


私たちがプロモーションした「ブラボー!ムッシュ・ル・モンド」について


同じ事を言っていました。



でも、シャルル・デュモンのように「愛の後のタバコ」じゃなく


「愛し合った後のタバコ」という訳にこだわったり、


モーリス・ファノンのように愛の極致は


部定(この話はフランスでも有名らしい)の様に、


首を絞める時に起きる酸欠状態によってもたらされる」と言って、


スカーフ」の日本語詞に注文をつけるケースも有。

著作権料に見る新しいシャンソン

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JASRACから送られてくる著作権料分配金に変化有。



今まで殆どなかった<シャンソン・ルネッサンス>曲の訳詞分配金が何曲も有。


愛知万博の頃は「ブラボー!ムッシュ・ル・モンド」の一人勝ち様相で、


他の新しいシャンソンは殆ど歌われていませんでした。



ところが最近はミッシェル・フューガンの新曲を筆頭に、


モネの庭」「やさしさ」等も歌われ、


ミッシェル・デルペッシュの災害復興支援シャンソンも復興関連催事だけでなく、


カラオケでの訳詞著作権料も増加。




浜崎久美子さんメジャー・デビュー曲「愛し児へ」、


2作目「幸せへの言葉~嫁ぐお前に~」(菅原洋一さんとのデュエット曲)


共にカラオケで歌われている様で、<メジャー・効果>。



特に浜崎さんのメジャー・デビューCDカップリング曲「シャントゥ」は、


このところ訳詞著作権料の桁が一つ違う人気。



コンクールでS.ラマの「病の果てに」(他に「灰色の道」という役も有)を歌って


上位入賞する人が続いたせいか、この楽曲の著作権料も増えています。



でも、フランス人アーティストが嘆くように、


新しいシャンソンが日本語で歌われるケースは、


JASRACの記録で見る限り殆どないようです。



少しでも作者が認めた法定訳詞の数は、


日仏シャンソン協会の歌手たちが歌っているもの以外は滅多に見られません。



そんな中で、浜崎久美子さんが日本語クレアシオン(創唱)した


C.アズナヴールM.フューガンの新曲、何曲も登録されているのは驚きです。


浜崎さんの名前がフランスのアーティスト達の間で知られている理由のひとつでしょう。


特に、ケベック出身の歌手でアズナヴールが可愛がっている


リンダ・ルメイ」の曲を日本に初めて紹介してCD収録したことは、特筆ものですニコニコ




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ジュテーム・ア・ラ・フォリ~その2~

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名脇役、故・内田朝雄さんは名古屋で公演のある度にエルムへ来店され、


真ん中の丸テーブルに陣取って、歌手たちに有意義なアドバイスして下さいました。



エルムのテーマ曲「ジュテーム・ア・ラ・フォリ」の歌い方について


「そんな顔して、ブッキラボーにあなたが好き…って言われても、何も感じねぇ~」


aHanataHahHa sukHi って言うだよ。要するにエッチの発音をたくさんしろっていう事」



後から分かった事ですが、これはフランス人歌手が多用する


CES唱法(息もれ又は官能唱法)と同じで、


クラシック出身歌手や演歌を聴きなれている日本人は最も苦手とする手法。



短絡思考の歌手は、内田さんのこのアドバイスを聴いて


「要するにジュテーム・ア・ラ・フォリはエッチな歌と解釈するんですね」…???叫び


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意外な結びつき

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日仏シャンソン協会が開催したフランセスカ・ソルヴィル初の日本公演は、


名古屋で収録したライブCDがフランス発売され、


FNACを通じて世界各国へ送られました。




その時のピアニストで、アレンジャーのナタリー・フォルタンから楽譜が送られてきました。


ジルベール・ラファイユが送ってくれた新しいCDの中の楽曲で、


「素晴らしいアレンジですね」と賞讃したことが、彼女に伝わったのかも…。



今現在もフランセスカ・ソルヴィルとのツアー中とのことで、


日本公演を懐かしく思い出すと書いてありました。




私の方も本当に久しぶり…と言うより、その時以来のことで、


ジルベール・ラファイユCDを送って来なかったら知らずにいたことでしょう。



こうして日本のシャンソン界での結びつきより、


フランスのアーティストとの結びつきがどんどん広がっているのが


日仏シャンソン協会の特長かも知れませんニコニコ

親の七光りならぬ祖父の…

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先日、祖父の教え子だった方と出逢う機会がありました。


父の本名をおっしゃる方は少なく「ジャナ先生」とあだ名で呼ばれます。


旧制熱田中学(五中→瑞陵高校)で教鞭をとっていたのですが、


教え子の方々は、今もって懐かしがって私どものところへ来訪され、


母(要するにジャナの娘)と昔話に花を咲かせられます。



母の人脈で、いわゆる親の七光りを実感していますが、


それ以上に祖父の教え子の方々


都留重人さんや、もと第二日赤院長の栗山先生のような高名な方も有)


との結びつきに、感謝しています。



祖父の追悼文集も、立派なものが出来ていて、


多くの人の心の中に今も棲み続けていることを身内ながら誇りに思います。

ステージ歌唱に必要なもの

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ステージ歌唱に「視覚的要素」がいかに大切かを実験。



シャンソンを習っている訳ではない若い女性が耳コピーで覚えらフランス語で歌に、


E.PIAFの「群衆」のVTRを、幾人かの人に音声だけ聴かせて感想を聴くと


「フランス?」「ピアフそっくり」「とても良い歌唱」…と賞讃の声。



その後、画像と共に再度聴かせると「アマチュアの人ね」「学生さん?」との評価。


確かに声だけ聴いているとフランス人歌手かと思える程の発音の良さと、


「なかなか歌える人」という印象。



ところが、歌う姿は、姿勢・表情・手足の動きのいずれもがアマチュアと分かるもの。


ステージ歌唱は、いかに「視覚的要素」が重要かを思い知った次第。



それにしても、指導を受けずここまで教えてしまうと、


シャンソン教室の指導者としては、存在価値を問われるかも?

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日本初、29歳以下対象シャン・コン

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若い人の間でシャンソンの普及を!と願っている日仏シャンソン協会が


アリアンス・フランセーズ愛知フランス協会とタッグを組んで、


日本で初の学生対象シャンソン・コンクールを実施。


(正式名称はシャンソン・コンクール「フレンチ・ポップ2013」)



学生部門と少年少女部門に分けて12歳~2928人が、南山大学フラッテン・ホールで熱唱。


グランプリにはエール・フランスの往復航空券と、


日仏シャンソン協会主催コンサート出場権はじめ、


協賛企業からの豪華副賞があるということで参加者は意欲満々。




審査員長スブリーム(歌手)、


クリストフ・ドレイエル(アリアンス・フランセーズ愛知館長)、


加藤修滋(日仏シャンソン協会日本支局長)、


ダヴィッド・クーロン(南山大学准教授)、


大岩昌子(名古屋外国大学准教授)


5名の採点は全く拮抗していて、審査時間大幅に延長。




学生の部は、受賞10名中6名が大学生、高校生2名、アリアンス学生2名…と、


やはり現役大学生(しかも大学4年生が有力)は強かった。



でも、その中に混じって高校生2名は大健闘。TV、新聞報道もあって大成功。


来年は、他都市でも開催予定?!


シャンソン新時代は、間違いなく名古屋から波及しそうです。





1位の児玉さんは、毎月25日に開催されているコンサートに出演し、


劇場ジャーナルの取材を受けてトップ頁連載企画「シャンソンの扉」にて紹介。


夜は、カフェ・コンセール・エルムに出演というラッキー・ガールとなりました。




渡辺さんは、J’aime chanteでも浜松シャン・コンでも受賞していて、


既に来年1月の音プラ・プロムナード・コンサート出演と取材報道決定。


フレッシュな若い力を、どんどん紹介し、バック・アップしたいと思いますニコニコ



<学生の部>

1. 児玉詩織(大学4年)L’étourderie (Camille)

2. 小林桜子(高校2年)Voilà (Jeanne Cherhal)

3. 渡辺里奈(アリアンス学生)Fils de Cham (Tété)

4. 柿原 愛(大学4年)Battez-vous (Brigitte)

5. 加藤真未(大学2年)Non non non (Camélia Jordana)

6. 田中杏奈(大学3年)Aux armes (Melissmell)

7. 安田香織(大学2年)Aux armes (Melissmell)

8. 柴田美沙(大学3年)Battez-vous (Brigitte)

9. 田中さやか(アリアンス学生)L’étourderie (Camille)

10. 大岩 歩(大学4年)Battez-vous (Brigitte)



<少年少女の部>

半田羽那、渡辺哲也、サラ―玲欧ポール3名ともアリアンス生徒。


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インターネットの罪

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チキリン・デ・バチン」は、ピアソラの作ったタンゴ…


という間違ったMCをする歌手がいたので、注意したところ


「インターネットにそう書いてあった」との返答。



「ネットで誰が書いているの?」「○○とか△△とか何人も…」


タンゴ楽団が演奏する3拍子の「ヴァルス」は、


あくまでも「ヴァルス」(ワルツのスペイン語)で、「タンゴ」ではないはず。



ヴァルス・クリーオージョ」とか「タンゴ・カンシオン」という具合に


細分類されるアルゼンチンの音楽でも、「タンゴ・ヴァルス」という分類はないはず…。




インターネットの書き込みは誰でも出来るので、全く誤った記述も多く見受けられます。


インターネットの世界では、チェック機能がないので言いたい放題…。


インターネットの知的文化に対する罪は深い…。

シャンソニエ閉店連鎖

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宝塚出身の板倉のり子さんが28年間続けて来た


シャンソニエ「フル・フル」が1227日に閉店との報有。


早速大阪の朝日新聞から取材が入りました。



札幌の「銀巴里」閉店の時も北海道の新聞社から取材有。


残念なのは、シャンソニエが閉店する時しか、そうしたメディア報道がないこと。



「何故、シャンソニエが次々と閉店するのでしょう?」


「メディアが、日常的にシャンソンの事を報じることがなくなり、


シャンソン番組もなくなったからです。


もちろん、取材価値のある活動をするシャンソン歌手や


シャンソニエが少なくなったからですが…」と答えています。




そもそも、シャンソン・ブームは、淡谷のり子さんが「人の気も知らないで」、


丸山明宏さんが「メケ・メケ」、高英男さんが「枯葉」…等、


当時、最新のシャンソンを歌い、岩谷時子さんが新しいシャンソンを次々と訳詞し、


越路吹雪さんが歌ったから起きた訳ですから、


その人たちに続く新しいシャンソンを広める歌手が出てこない限り、


新しいシャンソン・ファンが創出されないのは当然。




年配のシャンソン・ファンは、今では夜、外出をし辛くなって、


シャンソニエに通う人も減っています。



もっとも、シャンソニエの客単価が上がって、ジャズ・ライブの倍位となった為、


通う頻度が減る側面もあるようです。



一方、文化教室でシャンソンを習う人はたくさんいて、


仲間たちでコンサートを開くことも増えています。



シャンソンの伴奏ピアニストの生活は、今やプロ歌手ではなく、


アマチュアの人の伴奏で成り立っていると言います。



聴くより、歌いたいというシャンソン・ファンが増えている事も、


シャンソニエ閉店連鎖の一因かも…?

友曰く「桜木紫乃に感謝」

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滅多に連絡などしていない友人(の端くれ)が久し振りに電話をして来て


「ストリップが復権するゾ」とノタマウ。



彼とは、かつてアングラ芝居ファンとして情報共有をする仲。


唐十郎の赤テント、佐藤信の黒テント、寺山修司の天井桟敷から


玉井敬友のシアター・スキャンダルまで…。


暗黒舞踏の好みも一緒で、大野一雄土方巽麿赤児…。


口うるさい仲間は、要するに裸好きと悪口雑口。


(余談ながら、寺山修司作品「青ひげ公の城」の冒頭、衝撃的なシーンを演じたのが、


憧れのシャントゥーズ瀬間千恵さんだったと後で知って、


心臓が止まりそうだったことを思い出します)




話が横にそれた…「ホテルローヤル」で、直木賞を受賞した桜木紫乃


先日テレビで浅草ロック座のことを話していて、


ロック座もストリップもインターネットでちょっとした話題とか…。




名古屋だけでなく、全国的にストリップ劇場は閉鎖の連鎖。


(映画館も芝居小屋も、果てはシャンソニエも閉館・閉店の連鎖が止まらないのと関係有?)


そんな中で、ロック座は閉館の危機を脱し、


逆に女性客やカップルまで取り込んで、全く違う生き残り作戦。



そもそも20年以上前にロック座から日仏シャンソン協会に


「出し物の音楽にシャンソンを使いたいが、どんな曲を選べば良いか」と相談有。


現場を見て驚き桃の木!


当時、フランスの劇場でしか見た事のなかったムービング・ライトを駆使した、


舞台の電動装置や演出に眼からウロコ。



そのノウ・ハウを使って岡山加代子リサイタルでは、


KAWAIの透明グランドピアノの上に岡山さんが寝そべって歌ったり、


松本幸枝リサイタルで巨大ミラーを使ってゲストの菅原洋一がビックリしたり…。



いずれにしても、時代の先端を行かなくては、


取り残されて消えていくことを教えてくれたのがロック座。


エルムの運営や名古屋巴里祭のステージ、各々の歌手のリサイタル等で、


今までのシャンソン界になかったことも色々チャレンジしてきた事が、


エルム25周年の原動力のひとつかも…?



そもそも淡谷のり子美輪明宏菅原洋一のように、


本来シャンソニエに出演などしないビッグ・アーティスト


(加えて、ジリオラ・チンクエッティロス・インディオス・タクナウ


ジャクリーヌ・ダノジャクリーヌ・ボワイエ等、海外の著名歌手)が出演し、


自主レーベルのレコード・CDを出し、


新しいシャンソンの紹介を通じて法定訳詞登録をするといった、


特異な活動を展開してきたことが


フランスやアルゼンチンでの評価につながったに違いありません。



…と言う訳で(又も脱線)、友人曰く「桜木紫乃に感謝」の言葉に触発されて


著書を読んでみようかと思ったものの、きっと注文して手元に来ても


またもや「積ん読=ツンドク」になるだけに違いないので止めた


…というたわいもない話。

美人の…でなく美脚の…(?)

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以前からエルムの歌手は美人揃いという誤解


(声を大にして言います!歌い始めは、美人でない人も有)が横行。



エルムのメソッド(イコール、フランス人歌手の歌唱法)で歌っていると、


10年、20年後には美人になるという言い方が正しい!



ところが、このところ「エルムは美脚歌手が多い」という意見を耳にするようになりました。


そういう眼でみたことはなかったのですが、


よくよく観察してみると


(加藤さんが歌手を見る時の眼がイヤらしくなったという誤解のと?)


確かに、渡辺実枝子さん始め、美脚の持ち主は多い。



でも、エルム以外の歌手と比べると…。


下半身に対するトレーニング(これも、少々まずい表現?)が明らかに違う様子。




モデル出身の芹沢抄子さんや、


若い頃新体操・社交ダンスで鍛えた青山桂子さんは勿論、


岡山加代子さん、宮入公子さん、真路まなさん、浜崎久美子さん始め、


多くの人がパンプスを履いた時の立ち姿だけでなく


ステップを踏む時の腰のローリングや、


ステージを歩く時の下半身の表現


(悲しそうにするのと、怒りを込めて移動するのとでは当然違う)に


気を配っているかどうかの違いが歴然。




こうした事は歌手ではなく


(例えば故・内田朝雄さんがジャクリーヌ・ダノのステージを観て


「加藤君、この人はスゴイ!あそこで歌ってからココへ歩いてくるまで息をしていない…


だから足の運び方に緊張感がある人だ」と言われたように、)


他ジャンルの人や良質なお客様(声の大きさに拍手を送るのではない人たち)の


眼や耳によって育てられたものに違いないと確信。

KAKEHASHIでも目立った名古屋勢

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日本シャンソン界の低落傾向に歯止めをかけたのが、


元宝塚の風かおるさんが主宰するKAKEHASHI


35名の歌手が参加する今年最後の大舞台が神戸文化ホールで開かれましたが、


名古屋の歌手が、その存在感を見せつけた感有。



運営委員として出演した、かとうえい子さん、佐野文彦さん、千波翔さんに加えて、


日本シャンソン協会、日仏シャンソン協会、KAKEHASHI3組織で活躍する青山桂子さん、


そして山田佐知子さん、青木ともさんの名古屋勢がいずれも印象に残るステージ。



観客のお客様の間で1曲毎にヒソヒソ話というか、論評をする方が隣に居ました。


佐野文彦さんは、発声マシンの如く叫ぶのでなく、余裕のある歌声と、


洗練された身のこなしのカッコよさに「どういう人かしらんけど、最高」


青山さんていう人も、メチャカッコよかったね」とペチャクチャ。


青山桂子さんのことはYouTubeで観てるけど、外人みたいな歌い方をするね」とも評論(?)


「季刊シャンソン」「プチるたん」を通じて、


岡山加代子さん、青山桂子さん、浜崎久美子さんたちは、


東京や大阪でのステージが殆どないにも関わらず、


結構知られていると思う場面に良く遭遇します。



特に、パトリック・ブリュエルララ・ファビアン等の


新しいシャンソンは彼女たちの動画をインターネットで見て、聴いて


練習する人が圧倒的に多い様子。




会場配布のチラシもKAKEHASHIのもの以外では東京の歌手1枚、


ドレス屋さんのものが1枚に対し、


名古屋の歌手関係のチラシは5枚も入っていました。



それだけ活動量が多いと言うことですよねニコニコ

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