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新発見(?)

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フランス語(に限らず、英語でもスペイン語でも)で歌っているのに、


発音の悪い日本語に聴こえる人がいます。



かと思うと、綺麗な発音なのに歌としてはどうもしっくりこない人も有。



エルムのスタッフが最近気づいた事に、語尾の処理ミスがあります。


要するに、母音発音方法によって、音符がひとつ不足する!


そういうことの連続で、リズムが変わってしまう。



一般的に日本人の歌うシャンソンは、リズムを活用していません。


確かに歌は響きの芸術だけれど、音の強弱で表現するだけでなく、


リズムによって人の気持ちを高揚させたり鎮静させたりする要素大。



母音はリズムを創出しにくく、子音がリズムを構築することを再認識する必要もあります。


イツキマリ再々スタート

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以前、樹マリの名で活躍していた時に訣別し、


五木マリの名で新たなスタートをするという連絡を受けて、


代々木の「けやきホール」へ見届けに(?)出かけてビックリ。




ステージ上には、ど真ん中にピアノが鎮座。



蓋さえ閉めてあれば、バルバラのコンサート。


(フランスでは、シャンソン・コンサートはピアノの蓋は閉めて演奏するのが通常、


日本ではクラシック同様オープン)



客席は、人の良さそうな年配の女性が大半。



冒頭素晴らしいピアノ・ソロで始まって、


彼女の一曲目が「ラ・ボエム」というのは、構成上、少々難しい感じ。



クラシック対応のホールで、照明の助けも少ないので、


客席が落ち着く為に一曲目をもう少し考慮した方が良かったと思いました。





多少のハプニングを経て、途中から、本人もリラックスして客席も和んで、


良いコンサートに。往年の歌唱力も健在で、


特に助詞の母音を伸ばさないのが効果的。



ただ、バルバラの「愛していると言えなくて」は、


こういうタイプの曲のアプローチ技法再考の必要が有ります。




ブランクを克服してのコンサート成功をステップに、


12月には内幸町ホールでピアフ・オマージュのコンサートをするとのこと


期待できそうです。

LANVIN効果

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携帯の写メ整理中に、チョイ悪・オヤジ風


(人柄が優しく、良すぎるので不似合?)


菅原洋一さんが愛用のスーツ(LANVIN)を手にした写真発見。




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日仏シャンソン協会25周年パンフレットの裏表紙CMLANVINを見つけて、


「僕も若いときからずっとLANVIN愛用者」と言ってポーズ。



在日フランス大使のマセ氏も、このパンフレットの裏を見て、


驚いておられました。



フランスのビッグ・アーティストのコンサート・パンフには、


こうしたブランドCMが必ずと言っていい程印刷されているので、日本もようやく…。




誰に話しても、このパンフ裏のLANVINを見て(中を見る前に)


「スゴイ!」と言って下さるので、そのCM効果は抜群!


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客席ラウンド演奏の隠れたフォロー

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お客様方が喜ばれる客席演奏・歌唱は、実は中々難しい!


ステージから離れる程、音の届き方に時差ができる。


ステージから遠くへ行くに従って、少しずつ早めに演奏し、


近づくにつれて元へ戻る必要があります。


ステージ上のピアノは、モニターがあれば、オン・タイムでプレイ可能でも、


ステージから離れた客席遠くで歌う歌手には、


(イヤーモニターがあれば別だけれど…)


瞬間に時差補正する耳の働きが必要。




それを助けてくれるのが、ステージ下や、


客席後方にさり気なく仕込まれる小さなスピーカー。



日仏シャンソン協会25周年祝賀会の500人もの円卓となると、


こうした人知れないPAフォローがあって、はじめて客席ラウンドが成功するもの。


余談ですが、25周年祝賀会で使用されたメイン・スピーカーは、


遠くでも音が聴きやすい優れものでした)

美の東西問わず

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以前、プチる・たんの中村社長夫人から頂いた葉書(?)は、


江戸川花火風の、華麗なもの。



何となく事務室の壁に立てかけておいたら、


フランス人アーティストが目ざとく見つけて「HANABI?!」

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国はちがっても、具象じゃない抽象的な美にたいしての感性は同じなのかも。


特に、アコーディオンのミッシェル・グラスコは、舞台上のポーズや、


衣装にもこだわりがあり、視覚的なものを重視。



その基本的な美の判断基準は、「オシャレ」と「上品」に尽きる様子。


彼の評価する日本人歌手の歌唱は「品がある」か「品がない」かだと言う。


ステージ上では「エレガント」。



実生活では「サンパティック」が大切と言う点は、


多くのフランス人アーティスト共通のもの。


寿命が一年延びる

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田舎の言い伝えに“珍しい物をたべると寿命が一年延びる”というものがあります。



このところ、変わったお中元を頂くことがあります。



その一例が「野菜甘酒」。



酒造メーカー天領製で、カボチャ、ジャガイモ、サツマイモから作った


ノン・アルコールの甘酒。


各々風味が違って美味ニコニコ


どちらかというと、甘酒より冷静スープに近い。


3種類で3年寿命が延びたかも?



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バースデー・ライブ満員御礼

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今年のバースデー・ライブは、青山桂子&岡山加代子の両巨頭がゲスト!




満員御礼の盛況は、この二人が指導する教室生徒さんが来て下さったおかげ。


特に、四日市からはホテルを取って泊りがけでのご一行も。


嬉しかったのは、アリアンス・フランセーズのクリストフ・ドレイエール館長


バカンスを移動させて来て下さったこと。


歴代の館長と違って、初対面の時からとてもサンパティックで、


すぐ「オトモダチ」になれました。



マルセイユ特産の美味しいリキュールをプレゼントされたので、


酔っ払いソング(?)「ピギャール」を歌ったところ大好評。



でも「パチンコ、麻雀、酒、女、スキー、スケート、ボーリングがダメなので、


このお酒は10年かけて飲む…」と言った言葉を


通訳の青木夏子さんは訳してくれたかなぁ?



何しろ、彼女はソルボンヌの大学院で


シャンソン・レアリスト研究をして博士号を取得した真面目な才女なので…。

誕生日プレゼントに囲まれて…幸せ

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昔から誕生日に特別なことをしない家に育ったので、


感慨もないはずが、今年は意外な人たちからのお祝いにビックリ。


もちろん、いつものようにエルムの仲間や、


生徒さんの皆さんからお祝い金やら、花束、お菓子、


その他諸々一杯頂きものをして、感謝というより申し訳ない気持ち。



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プレゼントの添え書きで初めて、伴侶を亡くされたことを知ったり、


普段そんなに交流がないのに「…救ってくださってありがとうございます」という


メッセージカードの一文に、


何気ない言葉が人を救うことも傷つけることもあると気づいたり…。




いつも聴きに来て下さる小学生からの可愛いカード、


そして同じカードでも


行きつけの喫茶店のプリペイド・コーヒー・カードという実用的なものや、


事務所で仕事する時のインスタント・コーヒーも。


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例年のように、3つのフィリピン・パブのバースデー・パーティーをハシゴ中、


駐車場で昔なじみのマイケル君が大声で「センセイ!ハッピーバースデー!」と叫ぶので、


客待ちのTAXIの運転手たちが一斉に注目…。




いずれにしても、多くの人からお祝いを頂き、幸せですニコニコ

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Majiライブがエルム・ライブとして定着

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幾年か前、体調を崩した時に頑張ってライブをしたことによって


真路まなみさんのエルム・ライブが一つのパターンとして定着。



曲順まで決めてMCも考えるけれど、それにとらわれず、


くだけた感じも併せ持って、それでいて無駄なくスムーズに流れるライブに成長。




特に、アンコール前の拍手の長さはエルム随一。



理由のひとつに、「ありがとうございます」を封印して最後だけに言う、



菅原洋一をはじめとするビッグ・スター同様の型。




せっかくお客様が拍手して下さっているのに、


一曲毎に「ありがとうございます」と言って、


その拍手を遮る歌手もどきの人が多い中で、ひとつのお手本。



拍手をし続けることで、お客様の満足を得ています。



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貞子3D2の先を行っていた企画?

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和が若かりし頃、愛知県立大学合唱団を飛び出して


「劇場集団ARE」を創った頃を、懐かしく思い出す話題に遭遇。



映画「貞子3D2」で、スマホを音声起動による専用アプリを使用して、


スクリーンと客席との一体化をはかる仕掛けにチャレンジ…。



3D4DX…と次々と新しい企てが登場するけれど、


学生の頃、名古屋の東別院青少年ホールで上演した


「あゝヒロシマ」は、視覚+聴覚+嗅覚を目指した演出で、髪の毛を燃やし、


その匂いを会場に充満させたので気持ち悪くなるお客様続出。



そのことを思うと「貞子3D2」の観客参加型は常識的&良心的!


悪臭付演劇上演には、他にも物議を醸しだす話題もあります…


でも、これ以上は書けない(?!)

エルム・ライブに遠方からの来客増

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先日の真路まなみライブは、富山から一人、埼玉から二人来客有。


一人はシャンソン・コンクール用にレッスン来名したので、


そのまま宿泊してエルム・ライブを聴こうと言う人。




二人は、「プチる・たん」を片手に、「明日は大阪へ行くので途中下車」


日本で唯一のシャンソン月刊誌「プチる・たん」を見て来店する方が増えています。


先日は、「シャンソン・カラオケ大全集」の参考歌唱の方々が、


皆出演していらっしゃるので興味を持った」という方が連続して来店。




確かに、菅原洋一、瀬間千恵、堀内環を筆頭に、


岡山加代子、青山桂子、浜﨑久美子


「カフェ・コンセール・エルム」出演者が殆どの参考歌唱者に選ばれている。



その歌い方が「シャンソンらしさが伝わる」もので


「眼からウロコ」と言って実際のライブを聴きに来て下さる方があるのは、


何よりの喜びニコニコ

完売したシャンソン・カラオケ大全集はどうなる?

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CD10枚組、23,000円という高額商品にも関わらず、


発売僅か1年半で完売という驚異的記録を打ち立てた、


シャンソン・カラオケ大全集の注文が相変わらず続いています。



そこで、特に人気のある曲を選んでBEST盤を2枚組CDとして制作決定。


目下、アンケート調査中で、今月中に集計し、選曲後年内発売予定。



第一目的のプロ歌手がステージ使用できるクオリティは、


BGMとしてカラオケだけを聴くというオーディオ・マニアの間にも意外な広がり。



シャンソンを習っている人は勿論、ピアノ伴奏者の参考演奏としても意外な人気。


BEST盤の次は、来年シャンソン・カラオケ大全集Vol.2を録音・制作という案も急浮上。


当初制作企画時には全く予想できなかった好評ゆえの決断。

アリス・ドナの「やさしさ」が人気

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新しいシャンソンは、中部を中心に西日本で歌われることが多く、


コンクールでもそれが実証されるようになりました。



ジャクリーヌ・ダノの「モネの庭」、


映画「幸せはシャンソニア劇場から」のテーマ曲「パリに恋して」共に、


東京より、関西のコンクールで歌われる方が先でした。




今やパトリック・ブリュエルの「悦楽のカフェにて」までもが


コンクールで歌われるようになっています。




アリス・ドナの「やさしさ」は、


コンクールで加藤淳子さんとゲスト歌唱の島田宝子さんの二人が歌ってビックリ。




日仏シャンソン協会の楽譜サービスへも、この曲の楽譜希望者が増えています。


曲のタイトルとは違って、とても激しく求める愛のシャンソンで、


かつてパリのトリアノンで清水美帆さんがこの曲を歌ったところ、


ジャクリーヌ・ダノが「若い女性に歌える内容じゃないけれど…」と驚いていました。

エルムは意外な情報源

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カフェ・コンセール・エルムは、単なるライブ・ハウスではなく、


日仏シャンソン協会運営という側面が知られ始めた様子。



東京のTV制作会社や、思いもかけないような企業からの問い合わせもあります。



先日は、フランスのTF1から、シャルル・アズナヴール日本公演の折の事で


問合せかと思えば、TBSの番組制作会社から「今晩中に収録したい」との急な依頼も。



でも、最初にビックリしたのは、ネットのアクセスをチェックしたら、


NASA(アメリカ航空宇宙局)からのものがあった!ということ。



確かに、今年になって秋葉鐐二郎氏は来店されましたが、


まさか今から10年以上前にそのことをNASAが予測するはずもなく…。


平乃たか子CONCERT

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学生時代、この方のお世話にならなかったら、


今の自分はない…という中の一人、


平乃たか子さんのコンサートが久し振りに。




ギターの山田幸司君と共に「おタカさん


(と呼ぶように平乃さんから言われていた)


のカバン持ちをした時代が懐かしい。



NLA(名古屋ライト・ミュージック・アソシエーション)を作って下さって、


そこから独立の形でMSS(ミュージック・サロン・オン・サタデー)を作り、


それが今のELMにつながっている。



アレンジやサウンドにポリシーを持った歌手で、前田憲男編曲の楽譜を出して、


私が弾けずに困ったこともしばしば…。



今回も、江草啓介さんのピアノが楽しみ。

日本人の失った物を持っている人たち

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暫く行方が分からなかったフィリピ―ナから電話有。



会いたいというので、また問題が起きたのか


(彼女たちの間では名前でなくカウンセラーの「SENSEI」と呼ばれている)


と飛んで行ったら、お金の入った封筒を渡された。



「これ何?どうして?」


「ずっと相談にのってもらって、助けてもらったのに、黙って帰国して心配かけたから」


「なぜ帰国?」


「借金したら、とても高い利子払えって言われて」


…後は涙々なので会話中断。




「お母さんがSENSEIにお礼をするようにって…」


「受け取れない」


「甘いお菓子買ってきて、SENSEIが太るといけないから」


…中に入っていた千円札2枚が十倍にも見えました。




帰り道、マイケル君が「SENSEIこれうまいよ」と言って、


見た事もないものを半分に割って食べさせてくれた。


彼もかつて、カルロータ・デ・ラ・クルスの店で働いていた若者(今はオッサン)


「(とても尊敬していた)ママ・ロータを元気にしてくれてアリガトウ。


ママが一番苦しい時に、SENSEIの力で元気になった事覚えてるヨ」



…最近、身近の日本人からは聞けなくなった言葉に感激。

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久し振りにゴキゲンなサウンドのCD

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中部アコーディオンクラブ演奏会(何と45回も続いている!)ゲストで来日した、


トリオ・ロス・ファンタンゴスからCDを頂き、早速聴いて感激!



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アルゼンチン・タンゴのというより、ボカのカンジェンゲ・ムードを感じさせる


ゴキゲンなサウンドの曲ばかり。



バンドネオン独特のサビのきいた、詰まったような音は、


二本のリードがわずかに違った調律ゆえのもので、


リードをピッタリ合せて調律する他の楽器では出せないものにも関わらず、


その微妙なテイストを感じさせます。



ピアノとバイオリンの演奏もムイ・ビエン!


我々タンゴ・デ・ラ・エスペランサがアルゼンチン公演をした1982年頃は、


まだ女性のタンゴ楽団員はめずらしく、バイオリンの大久保ナオミ


アントニオ・アグリ(ピアソラのメンバー)が女装して弾いている!」


との褒め言葉をもらいました。



その意味では、ラウル・バルボーサ(今はフランスのシャンソン界でも活躍)


が女装した(?)いわつなおこ


オマール・バレンテ(エルムに出演した中で最高のタンゴ・ピアニスト)が


女装した(?)秋元多恵子に、



スアレス・パスばりのバイオリン(?)谷本仰3人が、


11月のBsAs一ヶ月公演で話題も含めて成功を収めることは太鼓判。




「頑張って!」とゴキゲンなCD(特にラストの「首の差で」のライブMCは楽しい)を



聴きながら、公演成功を祈ります。



(唯一アルゼンチン・ヴァルスのリズムが純粋に3拍子で感じて弾いているのが残念。


グラシェラ・スサーナロス・カントーレス・デ・キジャウアシと一緒に


我々のアルゼンチン公演歓迎会を行ってくれた時、


エクトル・バレーラがそっと耳打ちしてくれた


「ヴァルスは3拍子と2拍子の混血だよ」いう言葉が耳に残っています。


機会があれば、伝えてあげたい…と思わせるものを


トリオ・ロス・ファンタンゴスが持っているということ。将来性大!)

昔「名物にうまいものなし」今「名物にうまいものがふえた」

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お土産にもらう、お菓子類は昔どれも同じような製法のもので、


あまりパっとしないものが多かった…長旅でも長持ちするように作るから…?




最近は「おっ」と眼をとめるパッケージや、


「これは美味」と叫びたくなるものが増えました。


最近では、「鳥取梨ゼリー」に「うーむ!」と一言。



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とは言うものの、昔ながらのお菓子にも美味は多く、


岡山県の「大手まんぢゅう」は味もいいけれど、


大きすぎないコンパクト・サイズがメタボ人間にとってはgood



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