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Channel: 加藤修滋のブログ
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映画嫌いの映画鑑賞

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昔「神々の深き欲望」「初恋地獄編」を見て以来、


映画(正しくは映画館嫌いになりました。


余りにも素晴らしい映画だと、映画の世界に入り込んでしまい、


映画館を出た瞬間眩暈がするのです。



久し振りにパリで「幸せはシャンソニア劇場から」を見て大感激して以来、


4年振り名古屋ミリオン座で「最後のマイ・ウェイ」を見ました。



実に見事な構成・演出で、2時間半を長く感じさせない軽いタッチと


ここでは必ず歌を流す!という場面との組み合わせが絶妙。


クロード・フランソワは、日本ではほぼ無名でも、


フランスでは「クロクロ」の愛称で今もってDVDも売れ続けている歌手。



ダンサブルなシャンソンの世界を創った人としてはダリダと双璧。


全国の上映館が少ないのと、あと一週間しか観れないのが残念だけれど、


見必聴のシャンソン映画!



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大石ナオミ快進撃の秘訣は

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浜松というより静岡県で初めて、シャンソン大使と共演したことで


この数年大石ナオミさんは、歌もステージングも急成長。



今回のヴェルムーランとの共演で、そのことがはっきりと証明された形。


ファンの中には「MC前の“えー”が少なかった」


「歌声がやかましくなかった」


「表情がステキになった気がする」…という声も有。



彼女の変化は、フランス・シャンソン芸術協会発行ディプロム(歌唱免許状)


取得から始まりました。




吸収力がある歌手ですが、クラシックの歌唱技法が邪魔をして、


実際のステージではついつい今までの日本人シャンソン歌手同様の


母音伸ばし歌唱から脱却できませんでした。




転機は、日仏修好150周年記念トリアノン劇場公演の日本代表に選ばれ、


パリでジャクリーヌ・ダノと共演した時に訪れました。



そして、決定的だったのは、ミッシェル・グラスコのアコーディオン伴奏でCD制作したこと。


パリのスタジオでミッシェル・グラスコ


日本のAFJCレコーディング・スタジオで大石ナオミさんが、


日仏シャンソン協会協会独特のシステムで、母音を無用に伸ばす歌唱から脱却。



その成果は、今回の共演でのヴェルムーランとのデュエット。


フランス人と一緒に歌って違和感のない歌唱法を身に付けました。



彼女のCDは、冒頭ミッシェル・グラスコのアコーディオン・ソロ、


最後はヴェルムーランの歌唱で終わる日仏コラボレーションCDです。


こうしたコラボCDは、日本シャンソン界の大先輩たちもできなかったことで、価値あるものです。

土用の丑の日にウナギを食すシャンソン大使

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浜松公演の翌日、浜松公演を主催して下さった大石ナオミさんが粋な計らい。


ちょうど土用の丑の日なので、浜松名物ウナギを食べに。



シャンソン大使ヴェルムーラン、アコーディオンのミッシェル共に大喜びで、


食べる前に記念撮影。


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浜松は東京スタイルが多いようで、蒸してから焼く。


以前ミッシェルが名古屋で食べたひつまぶしは直接焼いてパリッとした触感。


両者の違いを指摘したミッシェルは日本通ニコニコ

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9歳(小4)白梅ちゃんのライブ

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日本アマチュア・シャンソン・コンクール中部大会グランプリになって、


新聞にも載った柴田白梅ちゃんが一週間で2回もエルム・ライブを行いました。



少し前の事になりますが、7月19日(金)には受賞記念ライブ。


エルムのレギュラー・ライブ最年少出演者としての話題だけでなく、


メキシカン・ボレロのトリオ・ロス・ペペス3人をバックに従えて、


キエン・セラ」「エル・クンバンチェロ」「モリエンド・カフェ」3曲を


スペイン語で完璧に歌いこなしました。


もちろん、受賞曲も含めシャンソンも。




満員の客席からは、「次のライブはいつ?」と尋ねられていました。


ところが、次のライブどころか、7月21日(日)には、


エルムで貸切ライブもする人気ぶり。




日本シャンソン界の未来はバラ色かもニコニコ



それにしても、衣装ケース(?)のキャリーバックが可愛い!



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浜崎久美子さんの知名度に驚き

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メジャー・デビューしたとは言うものの、浜崎久美子さんの名前は全国的に無名だと思っていました。


日本アマチュア・シャンソン・コンクール地区大会をまわると、


出場者の中で浜崎久美子さんの名前や、


彼女が歌うシャンソン・ルネッサンス曲(新しく日本に紹介されたシャンソン)を知っている方も時々みえます。



ところが、今回ヴェルムーランミッシェル・グラスコの公演で8都市をまわる中、


来場者から声を掛けられることが想定外に多く、ビックリ!


特に、日仏シャンソン協会25周年記念CDジャケットに載っている彼女の写真を見て、


浜崎久美子さんの歌を聴き、カラオケで歌っています」という人が意外に居て感激!!




そう言えば、確かにJASRACからのカラオケ分配金の中に、浜崎さんの歌唱曲分がありました。


ヴェルムーラン日本公演で共演する日本人歌手のMCコメントの中にも


浜崎久美子さんのメジャー・デビュー曲から”愛し児へ”…」


浜崎久美子さんのCDの中から”誇り高き人生の灯り”…」というものがありました。



ネットで日仏シャンソン協会の歌手のCDを購入した人も増えているという実感もありますニコニコ

名城の猫としばし戯る

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祝賀会の主賓、アリアンス・フランコフォンのJ.R.ギオン会長を空港へ出迎えして


ウェスティンナゴヤキャッスルへチェックインし、


打ち合わせの後は第19代シャンソン大使の各新聞社表敬訪問。


その間は少し休憩があって、名城の木陰に車を止めて小休憩。



すぐに娘の綾音が目ざとく猫を発見したかと思うと、相手をしに下車。


二匹の内一匹は白黒で、人間不信。


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もう一匹は逆に”なでてなでて、ゴロニャー”タイプ。


とにかく甘え上手…ということは、人間なら次女?



超ハード過密スケジュールの中で、ひと時の癒しタイム。


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日本最終公演地福岡も満員盛況

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19代シャンソン大使ヴェルムーランの日本公演8都市目(=最終公演)福岡は、


500名集客のガスホール。


多忙の主催者清水ひろさんを気遣って、


消防申請不要のスモーク・マシーンを手配する気配りをした手慣れたスタッフの動きと、


パリ風の照明に仏人2人ともリラックス。



司会は日本語ペラペラの若いフランス人女性2


「私はヴァネッサ、私はイネス、二人あわせて、夢見るシャンソン娘!」と会場を笑わせました。



ミッシェルの客席演奏は、ワルツ・ミュゼットと日本の古い歌を交互に組み合わせた、初のパターン。


観客はノリノリで一緒に合唱。




打ち上げで、殆どの参加歌手が2人のCDをセット購入して下さって、二人とも大満足。


ちなみに、ホテルのすじ横の魚料理個室という設定にも大感激で、


「酔っぱらっても、ホテルを間違えない」と周囲を笑わせていました。


仏人アーティストが賞讃するド・ア・ドとスチュワーデス歩き

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歴代シャンソン大使は、日本各都市公演をする中で、歌手たちに色々なことを教えて来ました。


その最たるものがド・ア・ド(奏者と歌う背中あわせで歌うスタイル)と


スチュワーデス歩き(客の顔を見ながら後ろ向きで歩く)。



日本のシャンソン歌手の中では青山桂子さん、岡山加代子さん、



浜崎久美子さんがその両方を得意としていることが、


フランス人アーティストの中では知られています。



その理由は、毎年の名古屋巴里祭で使われる、



そのパフォーマンスがVTRDVDとなって



フランスのアーティストの元へ届けられているから!



ミッシェル・グラスコのお気に入り

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日本公演中、ヴェルムーランはアメリカン・コーヒーをよく注文します。


(店員はHOT?ICE?と聞くたびに、「…?…」


フランス人はアイスコーヒーは、コーヒーだと思わない)



ミッシェルは、いつもアイスティー・ストレート。


(何故かアイスコーヒーを知らないフランス人も、アイス・ティーはお好み)


ところが、彼の一番のお気に入りは「抹茶ミルク」!




余談ながら、ステージ上では大きな「コロガシ」


(専門用語で足元のフット・モニターのこと)が気に入らず、


「モニター無しでOKです」と言う。



視覚的要素を重要視する所が日本人ミュージシャンと違うところ。



完全暗転を作ろうとする照明さんに協力して、


譜面灯やトップ・サス無しでも良いという事も有。



特にミッシェルは、そうした観客にとっての視覚的な観点を重視。

浜松駅前でのテルミン合奏

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浜松公演の折、駅前広場でテルミン合奏に出くわしました。



マトリョーシカを手にしての演奏なので、


カラオケに合わせて手にした人形を動かしているだけと思う観客も。



ところが、二人の仏人はすぐにテルミンと気づき、


デファンスでのジャン・ミッシェル・ジャーレのテルミン演奏の話に。



浜松でのテルミン大合奏が、ギネス記録という話題にも波及。




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訳詞使用許可に神経質になる理由判明

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日本シャンソン界では、訳詞者に許可を得て歌うことが必要と言うと、

フランスのアーティストは「プル コワ?」



特に東京の歌手は、こうした訳詞歌唱許可を得ることに神経質。


この12年、私の所へも「加藤さんの訳詞で歌わせて頂いてよろしいでしょうか?」と

の問い合わせが増加。


訳詞者としては、自分の詞を気に入ってもらえたら幸せなこと。




JASRACを通じて訳詞者への著作権料支払いがあるので、歌って下さった人に御礼を言ってもいい話。

(といっても、一回の歌唱で1円にも満たない様です)



問題は、JASRAC登録された訳詞(法定訳詞)でない訳詞の場合。


特に歌手がJASRAC会員でない人に訳詞料を支払って詞を書いてもらった曲だと、


詞を書いた人だけでなく、お金を支払って詞を書いてもらった歌手にも許可を得る必要が有。




フランスでは、通常訳詞家でない(例えば歌手本人が)訳詞をすることは稀で、


海外のオリジナル作者が訳詞許可を与えない人が訳せない上、


法定訳詞でないとCDプレス不許可。


例えば、フリオ・イグレシアスの曲は全てミッシェル・ジュールダンが仏訳。


私の作品「ラスト・リサイタル」も彼が仏訳してSACEM登録)



プロフェッショナルな訳詞家以外が外国曲の訳詞をすることは殆どなく、


訳詞にお金を払わないかわりに、フランスに於ける訳詞に伴う権利を全て与えるということに。




日本では、原曲作者に無料で詞をつける又は、


単なるカヴァー申請だけで権利付与のない詞(従ってJASRAC登録されない)


90%以上なので、印税が入らない分、


詞を書いた人が歌う人から直接集金する又は、


訳詞にお金を払った歌手が歌唱の許可・不許可を出すということが判明。




ちなみに、JASRAC登録されている訳詞は、


訳詞者が「この歌手に歌わせたくない」という事を言う権利はなく、


誰でも(決められた著作権料さえ支払えば)自由に歌える。

シャンソン大使による評価、シャンソン大使に対する評価

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19代シャンソン大使ヴェルムーランがアコーディオンの


ミッシェル・グラスコと共に全国8都市で公演を行う中で、


共演をした日本人歌手たちの評価を聞くと参考になること多数有。




過去のシャンソン大使たちも含め、共通することは、


①喉を震わせ、母音を伸ばして(彼らは「come ÉNKA」と表現)歌う歌が多い


 ⇒フランス人好みでない


②クラシック出身と思われる歌手の声の響きが美しい


③表現オーバーの歌手が多い



そして各地での歓迎ぶりにSHINSÉTSU」という日本語を覚え、


日本人は全て親切という印象を持った様子。



我々が素晴らしいと思う歌手と余り良くないと思う歌手がフランス人と一致しないケースも有り。



アコーディオンのミッシェル・グラスコはテクニックだけでなく


KOKORO GA ARIMASU」という表現で、感受性に言及することが多い。





シャンソン大使への日本人の評価は、


「目からウロコ」


「これが本場のシャンソンと知ってビックリ」と言うものが殆ど。





今年のパトリシア・カース日本公演と比較して、


カースは迫力があってかっこ良かったけれど、あなたにはスマートさと温かさがあった」


と直接ヴェルムーランに言って、本人も大喜びしたケースも有ります。

シャンソン大使、最後の仕事は…?

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歴代シャンソン大使の最後の役は、帰りの空港レストランでの日本公演レポートと、


共演歌手ジャッジ。



歴代ジャクリーヌ・ダノから第18ミッシェル・グラスコまでの、


日本各都市の反応に対する評価と、


歌手の評価が、今日の日仏シャンソン協会の活動指針に大きな影響を与えてきています。



今回は、大使と随行員(アコーディオン奏者)の評価が殆ど一致。


ちなみに、第14・15代ヴェロニク・ペステルと随行員(照明家)とは随分違っていました。




過去延べ19人(再任も有り)共通の評価は、


歌唱についても動きについても「美しさ」と表現力だが、表現の方をより重視。




訓練された美しい響きの声と、整った顔立ちやプロポーションより、


心に響く歌声と、表現力のある表情や動作を高く評価。




それに加えて、人間としてのコミュニケーション


(特に日本人の「動き」「優しさ」)に対する評価が加わるので、


例えば歌手としては、まずまずであっても、○印が増える傾向有。




人によって、評価の厳しさに差があり、


ミッシェル・グラスコは○印をいくつも重ねて3重丸や5重丸、


果てはどこで覚えたのか花丸まで。




過去、歌唱について×をつけられた人は皆無。


ただ、オーガナイズや舞台進行に関しては有。


文化の違いはあるものの、シャンソン歌手もカンツォーネ歌手もタンゴ歌手も、


ネイティブなアーティストに共通し、日本人歌手にないもの多数。




要するに、世界の中で日本だけ違うスタイルがあって、シャンソン大使ではその可否は難しい。

話題のCD制作秘話は収録

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事の発端は、岡山加代子さんが

<シャンソン・ルネッサンス曲>(新しく日本に紹介されたシャンソン)

モネの庭」をCD収録したこと。


フランスのFM放送で流されたこの曲が

モネ財団公式イメージソングに選定され、大ブレイク。


次いで、アズナヴールM.フューガンの<シャンソン・ルネッサンス曲>

ばかりを集めたCDをリリースした浜崎久美子さんに、

フランスのシャンソン界ビッグ・アーティストが注目して、

フランス国営テレビ出演につながったこと。



通常、日本のシャンソン歌手のCDは、自分が歌いたい曲に日本語詞を付け

(と言ってもフランスの原作者に無断の場合が殆ど)

又は、お客様からリクエストの多い曲を入れたものが多く、メディアで話題になることは稀。



その点、AFJCレーベル(日仏シャンソン協会レコード部)制作のCDは、

斬新で大きな話題となるものがたくさんあります。


最近、芹沢抄子さん、清水美帆さんの2人が出されたCDは各々、

メディアでも話題となりました。


芹沢さんは、ミニアルバム3曲全てが<シャンソン・ルネッサンス曲>で、

加えてフランスの新人シャントゥーズデルのデルフィーヌ・ヴォランジュの作品

シレーヌ」に作者D.ヴォランジュ自身がフランス語詞をナレーションして

録音参加したことでメディアに露出。


清水さんは、「ノスタルジック」はじめ、

5曲中3曲が<シャンソン・ルネッサンス曲>で、

第19台シャンソン大使として来日したヴェルムーランがラジオDJの役で

彼女の歌う曲を1曲毎にフランス語で紹介するという、

史上初(?)のコンセプトもメディアの注目を集めている様子。


芹沢さんは読売と中日の2紙が大きな紙面で報道。

その時、報道のなかった読売の記者は、

「他社より先に取材できますか?」とまるで特ダネの報道合戦状態。


掲載日が遅れることになった朝日は、

9歳でシャンソン・コンクール・グランプリとなった柴田白梅ちゃんの話題を加えて、

より大きなスペースでハイ・グレード・コーナー「ナゴヤエンタ」に掲載。


中日は、CD発売記念ライブ直前に掲載と、各紙各々知恵を絞っての紙面。


芹沢さんのCD記事が全国ツアーをするビッグ・スター並の大きさで

2紙掲載という異常(?)事態が、

結果的に清水さんの2ndCD4紙掲載という更なる異常事態を引き起こした形。

浜崎久美子さんと清水美帆さんの二人同時メジャー・デビューでも、

こんなことにはなりませんでした)


いずれにしても、<シャンソン・ルネッサンス曲>

収録CDがメディアの話題となることが最近の特長。


日仏シャンソン協会25周年マスコミ報道ラッシュ

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日仏シャンソン協会と

そのモデル・ライブ・ハウス「カフェ・コンセール・エルム」

25周年の盛況振りを次々とマスコミが報道して話題。

新聞3紙、TV4局、雑誌2誌(うち1誌は来月掲載予定)


そもそも、この25周年記念祝賀会は、

朝日・読売・毎日・中日、

CBC・東海TV・中京TV・メ~テレ・TV愛知、ZIP-FM・北白川書房等

メディアが揃って発起人に名を連ねられたことでも分かるように、

名古屋が「シャンソン都市」と歴代パリ市長が賞讃した理由は、

こうしたメディア報道がフランスの政府機関でチェックされていることに起因。


今、日本シャンソン界に活気がないのは、

マスコミにシャンソンの話題登場することが少ないことも、ひとつの原因?

KCAシャンソン・コンクール結果報告

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日本のシャンソン・コンクールは西高東低で、

関西は最大規模の神戸以外に大阪にも2つのシャン・コンがあります。


ヤスコWildが主催するNPO法人関西シャンソン協会の

4回シャンソン・コンクールは、昨年と打って変わって応募者が増え盛況。


日仏シャンソン協会関係者も4名出場しているのに、各々の師匠に内緒で応募。

神戸、なにわ、浜松、東京(J'AIME CHANTER

各コンクールの受賞者の応募が増え、レベルも高くなった。


グランプリ  門馬モネシャンソン


準グラプリ  鈴木真巳子私たちの言葉


シャンソン・フランセーズ賞  仲村高明永遠の絆


ベスト・パフォーマンス賞  大内マコト今宵ただひとり


ラフィネ賞  MASUZU.もう一度


ペルソナりテ賞  中島康治Souriez Parisiens


審査員特別賞  上村紗加夢見るシャンソン人形


ピュブリック賞  三和田倫永ノノレタ



グランプリの門馬さんは、なにわシャン・コンでも受賞。

名前が偶然の一致(?)「モネの庭」も歌ってくれている方。


準グランプリの鈴木さんは、上野のQuiにも出演している朗読講師。


今回受賞は逃しましたが、富山の渋谷真由美さんは、

今年のJ'AIME CHANTERで「歌の道賞」受賞しました。


審査員特別賞の上野さんは、私の知人の生徒。

9歳(小3)ということで、日本アマチュア・シャンソン・コンクール中部大会

グランプリの柴田白梅さん(受賞者時9歳、小4)に続いて、

日本のシャンソン界に新しい動き?


他地区のコンクールと違って、審査員100点満点での採点なので、同点は出にくい。

グランプリ360点、準グランプリ345点、その次が340点二人…といずれにしても僅差。

MASUZU.さんの同伴伴奏の高岡正人さんのピアノのサポートが光っていました。


全国各地のシャン・コンでここ12年、

歌手よりもピアノ伴奏者の上達ぶりが目立ちます。

歌手の歌い方だけでなく、

伴奏法も「シャンソン・カラオケ大全集」の影響があるという人がいます。


他地区のコンサートと違うのは、

ヤスコさん一人で、よくここまで統制の取れたコンクールができていること。


いずれにしても、シャンソンが地方の時代になってきている事に間違いありません。


大阪のコンクールは、衣装の配色が東京とは明らかに違う人も居て興味深い。



エルム25周年効果

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エルム・シスターズや、スタッフの話によると、


このところエルムへ初来店の方が増えているようです。



日仏シャンソン協会25周年が成功を収め、新聞3紙、月刊誌2誌、テレビ4局が


報じたことによるのではないか?とのウワサ。



こうしたメディアによるバック・アップがエルムが続いている大きな要因かも…。


でも、遠方の他都市から来店される方は、その報道はご覧になっていないわけで、


何となく「流れ」なのかなぁと思います。



日本唯一のシャンソン月刊誌「プチる・たん」でエルムを知られる方が多いのは確実。



もうひとつは、今年から始まった


「シャンソン・コンクール受賞者紹介コンサート&ライブ」に


出演している方々の口コミもある様子。



今までに北は福島の紗羽しゅうさんから、南は沖縄の島袋力夫さんまで8人を紹介。


「月刊劇場ジャーナル」のトップ頁に記事「シャンソンの扉」にその方たちを紹介掲載。


いずれにしても、25周年を機にもうひとつ飛躍したいと願っています。


カラオケの先生は練習熱心?!

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私の元へは、遠方から飛行機でレッスンに来て下さる方も有。



毎月定期的にレッスン通いの人もあれば、泊りがけで2日間という方も。



(たいていは、シャンソン・ディプロム取得レッスンの人)



その中に、カラオケの大先生が二人います。一人は、下呂在住の桂川武さん。


合唱の指導もするとのことで、カラオケのコンクールでチャンピオンになったこともある方。



下呂から車で片道3時間かけて(東京から新幹線で来る方よりも長い!)来名。





もう一人は、松坂屋カトレア文化教室で


レディース・カラオケを5教室も開いている桜内潤子さん。


かつて万博巴里祭にも出演した人。



カラオケ歌唱だけのプロでなく、ピアノ伴奏でもステージができるように…と


熱心に通って来られます。

「天使のコンツェルト」初訪問

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シャンソニエ閉店連鎖の続く東京で、頑張っているのが


ボンボン」「バルバラ」そして新顔の「天使のコンツェルト」。



つい先日、祐滋と綾音が友人と一緒におじゃまして、


「お洒落な雰囲気」と気に入った様子。



千羽愛子さんは、シャンソン・ルネッサンス曲「シャントゥ


(「ミスター・サマー・タイム」作者のミッシェル・フューガンのヒット曲)


CDに入れて下さっている方ですが、お目にかかれなかったとのこと。


幾人とのアポの間の時間を縫って私も初めてライブを聴きに行ったところ、


旧知の橘比呂子さんの日。



四日市市出身の彼女は、デビューの頃から知っています。


もう一人の岩崎桃子さんは、故中村富一氏から度々名前を聞いていた人。


ピアノの豊嶋祐子さんも以前から存じ上げています。


法定訳詞となっている私の訳詞「哀しみの終わり~さぁ!今から~


を気に入って下さったとのお声掛けを頂き感激。



この災害復興支援シャンソンは、私の友人ミッシェル・デルペッシュの名作ですが、


彼の原詞と、日本で通常歌われている詞とは


逆になっていることに作者自身は違和感を持っていた様子。



<丘の上に避難した二人が被災地を見下ろして歌う>のではなく


<丘の向こうに仲間がいると被災地に居る二人が歌う>…の違い。



原詞に忠実に訳したことで、私の詞が法定訳詞として認められたとのこと。


岩間南平さんも、パトリック・ブリュエルの「悦楽のカフェにて」他、


私の訳詞が気に入って下さったものがあるそうです。



ピアニストの方々は歌を客観的に聴きつつ、


自分もその創作(歌は瞬間芸術)に加わるだけに、


歌手から褒められるより、嬉しい側面があります。


ちなみに、この日の客席は全員年配の男性で、エルムにはない光景でした。



(それにしても、東京のシャンソン歌手はお話が手慣れていて、


エルムの歌手も見習わなくてはいけないと、ここでも再々再々!認識させられました。)

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