パリ同時多発テロ犠牲者追悼募金額が突出した福岡で、
感謝ステージを行った第22代シャンソン大使=ヴァレリー・ミシュレーと
随行員アコーディオン奏者=ミッシェル・グラスコは、
終演後のディナーを客席で来場者と一緒に楽しく味わいました。
小倉を中心に活躍されるTAKAKOさんが、
とても熱心に(家族そろって)話をして下さいましたが、
そのシャンソンにかける姿勢には打たれるもの有。
清水ひろしさんのセッティングで、ホテル前の魚料理の店で
しばし歓談出来ました。
時あたかも飾り山笠の時期(7月1日~15日)で、街中お祭りムード!
ヴァレリーとミッシェルはどこへ行っても必ず「お散歩」をして、
写真撮影に時間をかけます。
ホテルでは13階フロントの上、14階に「温泉があって2時までやっているので
入ったよ」とミッシェルご満悦。(人工温泉とのこと)
「朝6時からも入る」と「日本に帰化する?」と言いたくなるほど。
福岡の夜
シャンソン・カラオケ大全集の姉妹盤
「シャンソン・カラオケ大全集」は、その後BEST盤(2枚組)、さらにソニーの
「シャンソンを日本語で歌いましょう」(2枚組)発売へと続き、
ちょっとした話題が出来ました。
そこで、今度は「世界の音楽カラオケ全集」(4枚組)を…
ということで、ジャン・ピエール・メナジェのアコーディオンを中心に、
カンツォーネ、ファド、ラテン、タンゴ、日本やアメリカのポピュラーソング、
もちろんシャンソンも……と欲張りなCDレコーディングが完了間近です!
シャンソン大使全国ツアーの各公演地の折込で、案内配布をしています。
市販されている打ち込みカラオケとは違い、
本格的なシャンソン・バンドに加えて、フランス人アコーディオン奏者が加わった
ハイ・グレードなカラオケ集は、ラテンやカンツォーネでもどこかオシャレな
シャンソン・テイストが感じられるスグレもの!!
乞うご期待。
テロ犠牲者追悼募金感謝の友情出演
昨年のパリ同時多発テロ犠牲者追悼募金に際し、
多額のカンパをして下さった方に、感謝の歌声をプレゼントしたい!という
第22代シャンソン大使=ヴァレリー・ミシュレーの提案で、
急遽実現した福岡でのステージ。
ララ・ファビアンの日本公演メイン・スポンサーとして(来日公演急遽中止となった為)
一躍時の人となった「華味鳥」の河津会長が建設したシアター・レストラン
「グランド・ペプチード」は、90席満席(18名の方が予約出来なかったとのこと)!
会場から外を眺めたヴァレリーは「セーヌ川みたい」とはしゃぎ、
「気分がいいから」と即歌い始めたので、リハーサルは1時間も早く終了。
体調不良に加えて、数日前の風邪もあって本調子ではないと言う河津善博さん。
それでも、かつて日本アマチュア・シャンソン・コンクール九州地区大会代表に選ばれた
アマチュア・シャンソン歌手の実力を発揮。
リハーサルで、シャンソン大使のヴァレリーも随行員(アコーディオン奏者)のミッシェルも
「声が素敵!」と拍手。
本番の不調を感じさせない歌声は、なかなかのもの。
1時間を超えるステージで、友情出演のヴァレリーは圧巻。
終演後はCD購入してサインを求める人が続出。
宮崎から甲斐和代さん(パリでの日仏友好コンサート日本代表歌手)も駆け付けて下さって、
旧知のミッシェルは大喜び。
福岡では、歌手としても講師としも、そしてシャンソン・イベントの仕掛け人としても
要の清水ひろしさんも、仲間と共に来場。
会場責任者のサムは、音響・照明・飲食提供のホール主任として行き届いた配慮。
お客様が帰り際に「加藤さんの「百万本のバラ」のCDはありませんか?」との
お問い合わせに、ミッシェルが「秋に発売します!」と答えていてビックリ!
いつの間にそんな情報を入手したのか?と思ったら、
会場配布された「世界の音楽カラオケ」予約割引のチラシを見たと言うので脱帽!
(平仮名・片仮名は完璧に読める!)
フランス人との共演が成長の秘訣?
毎年日仏友好シャンソン・コンサートを継続開催しているNAOMIこと
大石直美さんが主催。
NAOMIさんはフランス・シャンソン芸術協会発行のシャンソン・ディプロム(免許状)
を取得したことが、地元新聞・雑誌で大きく報道され、パリのトリアノン劇場、
ユーロペアン劇場にも出演して急成長している歌手。
この1年程でさらに歌唱に磨きがかかってきたのは、フランス人歌手の歌唱法取得レッスンと
フランス人歌手・アーティスト達と毎年共演を積み重ねていることによるもの。
NAOMIさんのプロデュースで、東京から川島豊さんがゲスト出演されるので、
彼も毎年フランス人アーティストとの共演を通じて歌唱が急成長。
特に、ritやフェルマータのテンポ感が伴奏に伝わりやすくなっていることと、
客席に自分の歌声がどう聞こえているかがわかるような歌い方となっていて、
聴き心地の良い発声となっているのがよく分かります。
ネイティブな人とのコラボレーションが、いかに日本人歌手を育てるかは、
エルムの歌手たちの歌唱変化を見れば一目瞭然。
習わずとも得ることができるもの
シャンソン大使との共演を毎年続ける歌手が日本各地に幾人もいます。
各都市を代表する歌手として、連続共演が3~4年を越えた頃から、
歌唱法がガラッと変化していることを、アコーディオンのミッシェル・グラスコが
指摘し、評価しています。
もちろん、そのうちの多くの方々は事前にフランス・シャンソン芸術協会発行の
ディプロム(歌唱免許状)取得の為のレッスンを受けています。
でも、それ以上に、本場フランスのアーティスト・歌手と同じステージに立つことで
習得したものが多いように思います。
宮崎の甲斐和代さん、浜松の大石直美さん、彼女のステージに3年連続ゲスト出演をして
フランス人アーティストと共演を重ねてきた川島豊さん、京都の波多野まきさん……
かつてシャンソン大使として7回も来日公演をしたジャクリーヌ・ダノの影響を受けた
広島の日高摩梨さんも同様にフランス人好みの歌唱法を身に付けた人です。
ジャズもフラメンコもタンゴもフラダンスも…ネイティブのアーティストと共演を
重ねていない日本人の一流アーティストは皆無であるのに、
シャンソンだけは……?という状況がようやく変わりつつあると実感!
5年も経てば毎年フランス人アーティストと共演することは当然となるでしょうし、
10年経てばCDでの共演=コラボレーションも当たり前となるに違いありません。
(既に日仏シャンソン協会の歌手たちにとっては当然となっています)
カンツォーネの新星(!?)現る
のポピュラー部門で優勝!!!
仲間内では青天の霹靂。
何しろ彼女は八神純子や中島みゆきが出場した世界歌謡祭で、
歌唱賞と川上賞をW受賞した怪物(良い意味で)!
シンガーソングライターにして、幾人かの歌手に楽曲提供しています。
何より、加藤ハツ館長逝去に際し、「マダムK」を作詞・作曲しYouTubeにも
UPしてくれた人です。
https://www.youtube.com/watch?v=N71p9Hngbwg
そんな彼女がカンツォーネにトライしていることは少し前に聞いていたものの、
いきなりグランプリとは!!!!
この太陽コンコルソは荒井基裕さんが始められた日本で最も権威ある
カンツォーネ・コンクール。
もうひとつの戸山英二さんが主宰されるカンツォーネ・コンクールと比較すると
シャンソン歌手や柴田容子さんのようにカンツォーネ&ウェスタンや、ジャズ、
ポップス等他ジャンルで活躍する人の出場者が多く、今回もポピュラー部門3位の
太田恵愛さんや夏川美沙さん、後藤素子さんのように他のシャンソン・コンクールでも
顔なじみの人が入賞しています。
フランス・シャンソン芸術協会発行指導者ディプロム取得者である岡山加代子さんの
指導を受けていた石飛均さんも入賞。
他ジャンルのベテラン歌手、柴田容子さんがカンツォーネ界の新星として、
注目を集めるかも?
そんな彼女のライブがさっそくエルムで開催決定!
8月25日(木)受賞記念ライブを行います。
<平和希求>プロジェクトの一環として、
私のプロデュースで毎月開催・平和希求ライブの第一弾としてお届けします。
ぜひお越しください。
平和のシンボル=名古屋TV塔
ミッシェル・グラスコの合同記者会見が、名古屋TV塔で開かれ、
新聞・雑誌・TV各社記者がつめかけました。
屋外での記者会見は珍しいのですが、名古屋TV塔とパリのエッフェル塔との
交流促進を願って、昨年に引き続き開催されました。
冒頭、名古屋TV塔の大澤社長より「平和のシンボル=名古屋TV塔」という
発言があり、戦後復興の中でブエノスアイレスの「ヌエベ・デ・フリオ」大通りに
次いで広い、名古屋の100m通り(通称)整備等について、フランス人アーティスト
達に説明。
ヴァレリー・ミシュレーは得意のパフォーマンスを交えて、記者席の机に腰かけたり、
TV塔下を踊りながら歌ったり………
そのうち取材TV局の新人アナウンサーを手招きしてステージスペースへ引っ張り出し、
何とダンスをはじめたことには周囲も唖然。
そして手拍子・大拍手!
新人アナウンサー初仕事が公衆の面前で公開ダンス・シーンという前代未聞の事態。
ヴァレリーは各都市で臨機応変のパフォーマンスを繰り広げています。
名古屋巴里祭2016盛況
と言われ続けたことから、640キャパの名古屋市芸術創造センターに場所を移して
開催された名古屋巴里祭2016。
当初クローズ予定だった2階席にもお客様が入られ、盛況裡に終了!
歌手はもちろん、音響・照明・舞台・バンド、そして何より映像も駆使した
演出すべてにわたってハイ・グレードな毎年の「名古屋巴里祭」は、
過去すべてのシャンソン大使が絶賛!
大黒中心のステージ・ピアノの蓋を閉めたままの集音と、
その蓋を覆うハレーションよけの黒布。
ドラムスを一番下手にし、ピアノの鍵盤をバンド・メンバーが見ながら演奏できる
(ジュリエット・グレコのスタイル)配置。
何より、歌手の歌唱法がフランス人好みの人たちが大半で、
マイク・ホールドも立てて口から離し(シャルル・アズナヴール方式)、
ポップ・ノイズやリップ・ノイズのない心地よいサウンド。
洗練されたステップやステージング……と数え上げればキリがない程、
シャンソン大使からのお褒めの言葉の数々。
TV局の取材もあって、深夜のニュース報道にも関わらず
「TVで観ました。行けなくて残念です」「テロ犠牲者追悼募金に協力します」
といった声が寄せられています。
第22代シャンソン大使・京都公演
7月末でシャンソン大使全国ツアーがすべて終了。
今までブログで書いてきた大阪、岐阜、浜松につづいて
7月12日は京都公演でした。
第22代シャンソン大使=ヴァレリー・ミシュレーにとっては、
初の京都公演ということで見るもの全てが新鮮。
タクシーの窓からソロを歩く3人組を見つけて「キモノ!」と叫んで
大喜び。
すると、今年だけで3回目の京都となるアコーディオン奏者のミッシェル・グラスコが
「メズラシイデス。ホンモノノ、マイコ」と日本語で言うけれど、
年一回ステージの為にしか京都へ来ない私は半信半疑。
タクシー運転手に確認すると、「昼から見かけることは少ないですね」とのこと。
日本人より日本のこと、特に京都について詳しくなったミッシェルは、
演奏するよりフランス語での観光ガイドの方が収入になるかも?!
という冗談で車中盛り上がりました。
京都公演は日本人共演者の伴奏の役目はないので、もっぱらマネージャー業。
(特に今回は各地とも、2人のために喫煙可能エリアを探すのが第一。)
ミッシェルの記憶力は抜群で、波多野まきさんの伴奏者=坂下文野さんの名前も、
パワフルなピアノ・タッチも「巴里野郎」のブッキング&プロデューサーであることも、
しっかり覚えていました!
英語の得意な波多野さんは、ステージ上でも打上でも弾丸トークで2人のフランス人と
コミュニケーション。
毎年、遠方からのお客様のある波多野さんのステージは、
坂下さんの伴奏共々エネルギッシュに観客を引っ張り込みます。
今年はそれに加えて、ミッシェルの繊細なアコーディオンと融合する歌唱法も
身につけて、表現の幅が広がりました。
浜松の大石直美さん、水戸の大橋保子さん、東京の星野SHOKOさんも同様で、
毎年年一回フランス人アーティストとの共演を続ける歌手が、
こうしてフランス人アーティストから直接吸収するものがあることは、
今後の日本シャンソン界の方向性を示唆していると確信。
6年連続、江戸川巴里祭
フランスからシャンソン大使を迎えて開催する江戸川巴里祭は、
星野SHOKOさんの献身的な努力で6年連続開催。
会場の小岩アーバンプラザは、シャンソンを聴くのに最適な400人程のキャパ。
毎回の出演者に加えて、今年はシャンソン・コンクール受賞者も幾人か出演し、
最年少の「響」君には会場のどよめき有。
かつてアマチュア・シャンソン・コンクール地区大会最年少(9歳)グランプリ
となったご褒美に、フランスのシャトーで歌った名古屋の白梅ちゃん同様、
メディア露出が増えるとシャンソン=熟年の歌という図式を崩せる……と期待!
浜松・横浜と2都市でシャンソン大使と共演する川島豊さんの歌唱に
パリ・テイストが加わったように、江戸川巴里祭に出演する歌手たちにも、
少しずつ同様の変化を感じました。
やはり、「継続は力なり」
未知の夢空間
ポケモンGO被害
ガラケー使用で、通話機能しか利用しない人間にとっては、
ポケモンGOは全く無縁の事と思っていました。
ところが、配信直後に偶然大須アメ横へ買い物に行ったところ、
前後左右ポケモンGO軍団(?)で携帯画面とにらめっこの人だらけ!
荷物がぶつかったり、足を踏まれたり、はたまた正面衝突も2回!
重症筋無力症後遺症のうち、眼瞼下垂は今だ2割程度の回復(他の部位は
8割方回復)なので、視野が狭いこともあって散々な目にあって帰宅。
ゲームをしながら自転車にのっていた相手と接触した時は、
「どこ見て歩いとるんだ!」と言われました、、、、、
自転車での「ながらスマホ」は駐禁取締まりよりも強化すべきなのでは?
シャンソン大使・横浜友情出演
「パリ同時多発テロ犠牲者追悼募金」が多額に寄せられた福岡に次いで、
横浜でも友情出演をし、感謝の意を示しました。
グランド・ピアノのあるミニ・ライブハウス「ドール」を経営する一方、
「音楽の力」という組織運営を続けて来られた佐川由紀子さんが主催されての
「パリ同時多発テロ犠牲者追悼チャリティコンサート」は、満員盛況!
共演者のレベル、音響、照明、スタッフの動き全てが良いと、
第21代シャンソン大使として昨年来日し、今年は随行員として来日した
ミッシェル・グラスコが絶賛。
関内ホールでの公演歴も多く、催事に慣れていることに加えて、
関係者が全体の動きを互いに把握し急な不足物についても即対応する親切さと、
若いエネルギーでコンサートは大成功。
「哀しみのバタクラン」を出演者全員で合唱し、とても感動的。
ヴァレリーは打ち上げでノリノリの歌とパフォーマンスを披露。
ミッシェルは「よこはま・たそがれ」「赤い靴」をアコーディオンで演奏し、
周囲を驚かせました。
永田文夫先生の教え
卒寿を前に惜逝された日仏シャンソン協会元顧問の永田文夫先生からは、
色々なことを教えて頂きました。
その中のひとつに、とても大切なアドバイスがあります。
「フランスのアーティストと友人関係を結んでいる人は、
修滋さんしかいないのですから、日頃から新聞や雑誌記者と親しくして、
裏話など伝えておくと良いですよ。
メディアは視聴者・読者に伝えるべき価値(報道価値)があれば書きますからね」
このアドバイスに従って、ありきたりのプレス・リリースではなく、
視聴者・読者目線での取材依頼を出すようにしてから、
驚くほどの取材・報道をしていただけるようになりました。
時には、全紙・全局がまるで報道合戦の様相を呈して、
業界的には「特ダネ」だの「特落ち」だのという言葉も飛び交うことまで
起きました。
でも全国的にみると、意義ある活動をされているシャンソン歌手の方が数多く
いらっしゃるのに、そのことが報じられることはないという現状を憂い、
日仏シャンソン協会の特別講座として「メディア露出の為のプレス・リリースの作り方」
を展開したところ、幾人かの方がメディアで活動を取り上げられるように
なってきました。
永田先生のひと言が、日本シャンソン界のメディア対策(?)に活かされていることに、
今更のように感謝。
第22代シャンソン大使・水戸公演
毎年、感心するのが水戸の大橋保子さんが主催される
「巴里祭in水戸」の運営のスムーズさ。
共演ミュージシャンのレベル、ステージ、スタッフの用意周到さと、
臨機応変な対応。
CD販売&サイン会の完璧なこと!
終演後、出演者の疲労を考えて、打ち上げはいつも宿泊ホテルのレストラン貸切で
という配慮して下さることに加え、地元在住のフランス人ご夫妻も同席されるので
コンサートの感想も含めて会話が弾みます。
しかもその辺で入手しにくい上等なワインをファンの方が持込みをしてくれるので、
普段はあまりアルコールを飲まないのですがこの時は美味しく頂きました。
(もちろん店の許可を得ての持込です)
地元の声楽家として著名な大橋さんですが、毎年フランス人との共演を続けられ、
歌唱法が次第にフランス人好みのものになり、幾度も伴奏しているミッシェルも、
今回初共演のヴァレリーも、
「響きが良くて、優しい歌声」とブラボー!を贈っていました。
グラシェラ・スサーナ・ライブ盛況
グラシェラ・スサーナは、今年も(昨年同様)エルムに出演。
大勢のお客様の温かい拍手に包まれて、スサーナ自身が感激しながらのステージ。
彼女との出会いは45年も前、新宿ルイード。
一目ぼれならぬ一耳ぼれ(?)で、翌年、愛知勤労会館で彼女の初リサイタルを、
軽音楽の集いmssの仲間たちと企画・主催することを、
小澤音楽事務所に認めてもらいました。
コンサート途中、電源ヒューズが飛ぶというアクシデントにも顔色ひとつ変えず、
歌い切った彼女に感激。
当時の婚約者(のちに結婚し、離婚…といっても宗教上、別居の形)アルベルト・フォンタン
という新聞記者上がりの男性との間に「太郎」「花子」2人の子供が出来ましたが、
姉夫婦「クリスティーナ&ウーゴ」が2人とも交通事故で亡くなって、
その2人の子供と自分の母親含め5人をグラシェラ一人で支えるという大変な人生でした。
私がグラシェラの為に作った曲は、レコーディングされませんでしたが、
私の作品に彼女がスペイン語詞をつけた「La ciudad que sone」は水野喜久さん、
「Es tiempo de creer」は八田俊明さんがLP収録しました。
日本には彼女のファンが多く、昨年・今年と連続して来日公演が成功したことで
急きょ9月の来日が決定!
もちろん、エルム・ライブにも出演します。
9月5日(月)
19:30/20:30(2回公演入替なし)
入場料:6,500円
特に、歌手や歌を習っている人にとっては、高度な小節移動歌唱法
2パターンを日本人に教えた2人(前歌いのシャルル・アズナヴールと
後歌いのグラシェラ・スサーナ)のうちの一つのパターン実演として必聴!
私の作品をグラシェラがスペイン語でカヴァーした「ラスト・リサイタル」と
「ひととき」が収録されているCD「幸せへの言葉~嫁ぐお前に~」を
購入される方が増えていることが嬉しい!
7月のエルムライブはすぐに予約で埋まり満席御礼。
9月のライブもすでに幾人かの方からご予約いただいています。
ご予約はお早めに。
ご予約:エルム052-733-0085
シャンソン雑談会
筋無力症に倒れずっと延期になっていたこの会を、ようやく実現することが出来ます。
シャンソン歌唱法やフランス人アーティスト来日時の裏話など、
内容盛りだくさんでお届けしたいと思っています。
ぜひお出かけ下さい。
日にち:9月16日(金)
時間:13:00~14:30
参加費:2,000円(ドリンク付)
会場:Studio Arte Piazza(東京都豊島区南長崎2丁目1-14)
申し込み:マイオン・クリエイティブ・カンパニー03-3950-2603(担当:林)
※ご希望の方には雑談会の前後で個人レッスン受講も可能です。
シャンソン大使の彗眼
来日記念盤CDを、名古屋公演ライブを音源として作ろうとしました。
当時、残念ながら日本の常識は
「名古屋はお客様の反応がおとなしくて、盛り上がりにくい」
というものだったので、当然私は反対しました。
ところが彼女も、そのマネージャー=カトリーヌ・アトラニ
(後のフランス・シャンソン芸術協会会長)も、
「フランスでは、名古屋のお客様の反応が一番良いというのが定説よ」
と言い張って平行線。
要するに、モーリス・ファノン、ジャクリーヌ・ダノ、ジャクリーヌ・ボワイエ
3人のシャンソン大使が揃ってそう言っているから、とのこと。
結果は、名古屋公演が一番盛り上がって大成功し、
史上初の名古屋公演収録来日記念盤がフランスで発売となり、
FNACを通じネット販売で世界各国へ売られました。
初代シャンソン大使=ジャクリーヌ・ダノは、「エルム」を
「カフェ・コンセールではない」と言い「キャバレー・エルム」と
フランスで紹介し続けています。
その理由は、「カフェ・コンセール」の持つ「大衆性」よりも、
「キャバレー」の持つ「文学的芸術性の側面」をエルムに感じるから…
だと言いました。
彼女は「モネの庭」をはじめ、エルムから日本のシャンソン界に広がった
文芸的なシャンソンの存在を、今も力説しています。
ちなみに、今フランスで「キャバレー」と称される日本のシャンソン・
ライブハウスは「エルム」だけとのことです。
過去3代もシャンソン大使を務め、最も多くの日本各都市を巡った
ミッシェル・グラスコは、日本のシャンソン歌手のうち幾人かを
「エレガント」と称賛していますが、
その歌手たちはいずれもフランスのアーティスト達に評価されている人たちで、
フランス人アーティストの共通認識のようです。
テロ追悼募金への賛同
第22代シャンソン大使=ヴァレリー・ミシュレーは、
全国ツアーで各都市をまわりながらパリ同時多発テロ犠牲者追悼募金
を呼びかけました。
各会場で振込用紙も配布し、すぐに振り込んでくださる方、
「今日コンサートに来ていない友人にも話してみます」といって
資料を数部希望される方がみえたことは嬉しかったです。
特に水戸では多くの方にご協力いただき、
公演当日に「平和希求って素晴らしい活動ですね」「頑張ってください」
「加藤ハツ館長の遺訓に感動しました」という声を頂きました。
横浜では主催者の熱意が感じられ、多くの方からの募金をとりまとめて
下さったNPO法人「音楽の力」に感謝。
ヴァレリー・ミシュレーのCDが完売となった大阪でも、
募金者が目立ちました。
皆様のご協力に感謝します。
パソコンが壊れました
私のフェイスブックをご覧になった方はご存知かと思いますが、
先日、パソコンが壊れてしまいました。
何とかブログを更新するところまでに直ったのですが、
メールデータがなくなってしまい、どなたのアドレスもなくなってしまいました。
アナログ人間なので、基本的には電話でやりとりすることが多いのですが、
データの添付などやダウンロードになってくるとパソコンが必須です。
事務の者に代筆してもらってパソコンでのやりとりをしていましたが、
肝心のメールアドレス帳がなくなってしまったので困っています。
このブログをご覧になっている方で、
電話だけでなくメールのやりとりもさせて頂いている方は
お手数ですが再登録の為メールを頂けると助かります。
shuji@afjc.net
宜しくお願い致します。