Quantcast
Channel: 加藤修滋のブログ
Viewing all 1933 articles
Browse latest View live

三越劇場雑感

$
0
0

先月、久しぶりに演奏した日本橋三越劇場は、由緒正しい歴史のある重厚な劇場で、


その直前「三田佳子ジェームズ三木脚本で三越劇場出演」という


(三づくし)キャッチ・コピーと共に


「客席を近くに感じられる劇場」とのコメント有。




反対に、岡山加代子さんは


「天井が低く、2階席も眼前なので“コンドルは飛んで行く”を歌っても低空飛行だった」


とのコメント。




確かに舞台上で創造したものを客席へ届ける


(その伝統に寺山修司やテント芝居は反旗をひるがえしましたが)演劇と、


歌手と聴衆が音を通じてイメージを共有する歌の違いがあります。




そう言えば、フランス・シャンソン芸術協会のカトリーヌ・アトラニ女史が


「狭い空間で毎日歌っている歌手


彼女は、モンマルトルのラパン・アジルを指して言った様子)は、


歌の創り方が狭くなり、大劇場でロングランをするようになると


E.ピアフを指している?)繊細な表現をしなくなる」


と言ったことを想起させられました。



それにしても、三越劇場の客席二重扉に「のぞき窓」があって


開演中の様子を外から確認して入場できるシステムは、


パリの古い劇場(レオ・フェレが愛したリパブリックのデシャゼ劇場のように)


と同じで、そのレトロ感が人間味を感じさせて落ち着きます。




PR: どんなお部屋も仲介手数料を無料にする一番簡単な方法

$
0
0
Nomad. はすべて仲介手数料無料です。気になるお部屋もリクエストできます。

男性客は真路・芹沢に要注意(?!)

$
0
0

金曜ナイト・ショーは背の高い美魔女(自称20代?!)


揃いとの評判を聞きつけて来店する方もあると言う。

ナイト・ショーでは何でも有のムードなので、


歌いつつ客席の男性をひっぱり出しダンスの相手をさせる演出がしばしば。



特に真路まなさんと芹沢抄子さんは生贄(?)を物色しつつ


歌う名人芸を持っています。




お客の中には、じっと見つめて歌う歌手を見つめ返す(女性慣れした)人も居れば、


恥ずかしそうにずっと目を合わせない人も居て千差万別。




気の小さい人は、この二人の生贄探しの目つきに要注意!


芹沢さんは水曜ナイト・ショーでも、これをしています)

水曜ナイト・ショーのアイドル(?)しばし、お休み

$
0
0

1回フレンチ・ポップ・コンクールで3位となって、


名古屋劇場ジャーナルのトップ頁「シャンソンの扉」に登場した渡辺里奈ちゃんは、


水曜日のナイト・ショーのアイドル的存在で、


芹沢抄子さんがまるでお母さん役となって、


本格的なフランス語でE.ピアフの歌や最新のシャンソンを歌ってくれていました。


(時には、サックスも演奏しました)




人気沸騰する直前、就職の為しばしお休み…


エルムとしては淋しいけれど、


本人の人生に於いては、今はとても大切なスタート。



仕事に慣れたら、またカムバック…を期待。

クレモンティーヌ?何者…?

$
0
0

クレモンティーヌ・デルディルなる女性ジャーナリストから


コンタクトがあったのは、一年ほど前。



何でもシャルル・アズナヴールの伝記に関わっているとの事で、


来日公演時の資料送付を依頼され、その後特に連絡なし。



3月に急にメール有。



パリを写した代表的写真家ロベール・ドアノーの孫娘と判明したのは、


4月に来日目的の第一が「祖父・ドアノーの写真展が郡山美術館であるから…」


ということから。



もうひとつの目的(こちらが重要)は、


アズナヴールのことに関して私への取材とのことなので、


東京へ出かけてシャンソンの専門的な通訳をして下さる佐川清治さんに同席依頼。



ところが、来日してすぐ急に「どうしてもエルムのライブを聴いておきたい」と


来名されることに。



取材意図に合わせて、エルムの専属歌手5人を緊急呼び出しし、


当日のライブ歌手・小塚猛仁さんと共に写真撮影。




そして翌日は、彼女と私とで東京へ行き、


神宮前近く、バル―のSARAVAHが運営する「ラ・ケヤキ」で取材。



東京の真ん中というのに、うっそうと茂る木々に囲まれて、


まるでどこかのお金持ちの山荘気分。



上空を飛び交うヘリコプターの音が録音に支障があり、


その度に拳を突き上げ「オバマ!」とポーズ


(首脳会議の影響で、帰途の銀座では道路を渡れないアクシデントも有)



書籍の取材と思っていたら、来年出版し、その後映画化とのことで、


業界用の携帯マイクを向けられ


「歌をア・カペラで歌った後、シャルル・アズナヴールへのメッセージを言って」


との注文に、冷や汗ガーン


(何しろ、ア・カペラで録音されるのは生まれて初めて)



道を歩きながらも、風景を自分でコメントしては佐川さんに質問しながら


一刻も無駄にしない記者魂。



単なるジャーナリストではないと思ったのは、収録中、


自分の笑い声がマイクに入らないよう、


顔を反対側に向けて声を出さずに表情だけで笑うコツを知っていたから!



これは只者ではない!!














シャンソン教室在籍25年表彰

$
0
0

日仏シャンソン協会公認シャンソン教室25ヶ所の中で、


最も歴史のあるのが松阪屋友の会シャンソン教室。



後に社長となった岡田邦彦氏の発案で、


中部地区初のデパート文化教室としてのシャンソン教室が25年。



その最初からの在籍者3名を、


アートピアホールで行われた「シャンゼリゼの会 春の発表会」で表彰。



最年長の橋元紀子さんはじめ、小室やす子さん、山田好子さんに花束を渡しながら、


「本当に長い間歌って来られたことに感謝したい」という気持ちになりました。







生徒の皆さんに教えられることもたくさんあって、今指導していることのノウ・ハウは、


そうした生徒さんたちとの間で共同作業として創られたものなのだと実感。

日本語で外国人と親交を結べる加藤ハツ館長

$
0
0

加藤ハツ館長(私の母)は、かつてタンゴ・デ・エスペランサのアルゼンチン公演に同行し、


多くのタンゴ・アーティストと友好的に交流をしました。



もちろん、相手はスペイン語、館長は日本語。



それで何故、心が通じるのか不思議なほど。



当時、世界唯一のバンドネオン修理工=マリア―ニさんが


自宅中庭でアサード・パーティー(牛の丸焼きバーベキュー)を開いて下さった時、


館長ローマ法王の立体的な肖像画を土産に渡し、


周囲が「家宝を差し上げるなんて!」と驚いていたほどです。




少し前、ローマ法王にバンドネオンを献上した御礼に頂いた貴重な物とのこと。


それを館長にプレゼントするなんて!!



シャルル・アズナヴールも、早朝の空港へ見送りに行った館長とツーショットを撮り、


グラシェラ・スサーナも今年4月に久しぶりの名古屋公演楽屋で館長と抱き合って


大泣きしていました。


50年来のファンの一人として、菅原洋一さんともツーショット。




言葉を越えたコミュニケ―ション手段を持つ館長はスゴイ!との評判。


ドアノーの孫娘クレモンティーヌとも意気合ってツーショット…。

浜崎久美子さんのあこがれの人?

$
0
0

時々、浜崎久美子さんがステージで話していますが、


小学校時代から菅原洋一さんの<>のファンだったとのこと。



夢や理想は、いつかそれに近い形で叶うものと言いますが、


彼女も菅原洋一さんと度々共演する歌手になっただけでなく、


CDでもデュエット録音が実現。




80歳にしてなお(と言うより、より一層)歌が進化し続ける菅原さんに、


ますますぞっこん。



最近思うのは、菅原さんはシャルル・アズナヴール同様


(更に瀬間千恵さんも)年を重ね、声が衰えるに従って、


逆に歌唱表現がより素晴らしくなって、本当に感激します。



そうした先輩歌手と親しく交流ができるエルムの歌手たちは幸せです。





瑠璃のプチ・コン大成功

$
0
0

エルムの「プチ・コンセール」は、歌手としての登竜門。



先日、瑠璃のプチ・コンは、曲飛ばしがあったものの、結果オーライの大成功。



特に、土曜ナイト・ショーの仲間・渡辺実枝子さんとの慣れた掛け合いは、


お客様をリラックスさせ、その後の流れをスムーズにしました。



匿名ファンからのスタンド花に本人も大感激。



この、エルム名物匿名ファンからの花は、瀬間千恵さんの時にもあって、


エルムの応援者の心の温かさが感じられます。




クレモンティーヌの置き土産

$
0
0

世界的写真家ロベール・ドアノーの孫娘=クレモンティーヌ・デルディルが来日し、


シャルル・アズナヴール日本公演に関する取材をした折、


置いて行ったお土産(?)を見てビックリ。



何でも「シャルル・アズナヴール伝(仮題)」の台本の基になるものだと言う


写真入りの48頁のもの。





そこでは、各国でアズナヴールと関係が深いアーティストが一人づつ掲載されている中に、


日本だけ「機動戦士ガンダム」の富野由悠季氏と私の二人が掲載。



他には、アズナヴールがバック・アップするカナダのリンダ・ルメイ


エンリコ・マシアス等。



何となく、とんでもない大きな話になりそうな予感。


ちょうどフランス国営テレビがエルム取材して、アズナヴール番組を作った様に。


杏亭3周年ディナーが美味

$
0
0

かつてエルムの近くにあったフレンチ「杏亭」が名東区猪高車庫横に移転して


3年の記念ディナーを頂きました。



オーナーシェフの安田さんは、かつて浜崎久美子さんがバイトをしていた頃から、


ずっとこだわりの人で、雰囲気もそのまま。



少々古いスタイルのフレンチ・シェフで、見た目より内容重視だけれど、


出された皿はフランス国旗とイタリア国旗がクロスして印刷されていて、心境の変化?






美味の店が流行するわけではないのは、


秀でた歌手が必ずしも世に出るとは限らないのと同様。



コアなファンによって支えられている点は、杏亭もエルムも同じ。



真路まなみさん亀山市文化大使就任!

$
0
0

エルムのレギュラー歌手・真路まなみさんが、出身地・亀山市の文化大使に就任!


というニュースが飛び込んできました。



亀山でパリ祭を開く原動力となり、学校公演も含めて地元でも活躍し、


美輪明さん、菅原洋一さんも出演を重ねた名古屋の名門ライブ・ハウス


「カフェ・コンセール・エルム」の中心的歌手として、


フランス人アーティストとの共演も多い、人気&実力兼備の歌手。



その活動が認められての文化大使就任。



これからは歌だけでなく、トーク・ショー等でも亀山発信の力となるべく、


活動の場が広がりそう。






懐かしのお宝

$
0
0

日本最古のシャンソン・クラブとして名を馳せた名古屋・錦「ソワレ・ド・パリ



金子由香里仲代圭吾…人気のベテランから、


有望新人の栗原道子はじめ東京「銀巴里」の主たるシャンソン歌手来演。



地元からは、「越路平乃か」と言う人もいた実力派、平乃たか子がレギュラー歌手。



銀巴里を越える評価のひとつは、一流クラブから移籍したホステス群。



実は、そのオープン時に専属ピアニストとなるはずだった人が、


前の店との契約上、間に合わず不肖私が一週間ピアノを担当。




懐かしい想い出の「ソワレ・ド・パリ」の名物マッチが出てきた!





フランス小咄も印刷されたマッチで、3色旗の表紙をめくると中は左右に裸の男女イラスト。



男性の股間のマッチをちぎって、女性の股間ですり合わせて点火…という、


これまたフランス的な逸品。


当時は、このマッチだけでも超話題に。



その時の美人ママ・木村朱見さんと、錦の帝王・山下支配人と最近再会して、


懐かしい話に花が咲きました。



二人とも、その後充実した人生を送って来られたようで、顔立ちにそれが現れています。



「40歳を越えたら自分の顔に責任を持て」と言われますが、


まさにその点でも人生の先達。


若い、駆け出しのアマチュア・ピアニストの頃の思い出が色々と甦って来る今日この頃。

シャン・コンの季節到来

$
0
0

昨年から3つも増えたシャンソン・コンクールの中で、


最も注目されているJ.C.Cの地区大会が春の訪れと共にスタート。



日本最大のアマチュア・シャンソン・コンクールと、


仙台・東京・名古屋・福岡4都市で地区大会が重なり、出場者もかぶっている。



九州地区大会は、33人から8人が全国大会へ。(以下、敬称略)



上村しのぶ心遥かに」、太田美保地下鉄の切符切り」、


川西玲子ラストウィークはニューヨーク」、


神谷静子歌の通行人に捧ぐ」、田中宏明人々の言うように」、


神田浩子ブルースを歌う少女」、山田典子リコルダ」、


吉田正明今宵あなたが聞く歌は




このコンクール主催者、NPO法人・日本シャンソン・カンツォーネ振興協会


理事長・かいやま由起さんは、


先日三越劇場でご一緒した時


「コンクールのことは何も分からないので色々教えて下さい」


と頭を下げられたので、


「きっと運営スタッフが大変なんだろうな」と思った次第。

偶然の出会い

$
0
0

20代シャンソン大使J.P.メナジェを迎えて開かれる


「福岡日仏パリ祭」の出演者・川津美博さんは、


福岡・大阪・京都・東京(そして中国の大連にも!)に


博多・華味鳥」を展開するトリゼンフーズ(株)の社長。



お話をしていたら、今年名古屋にも9月に出店されるとのこと。(近々広島にも)



河津さんは、J.C.Cコンクールにも、


日本アマチュア・シャンソン・コンクールにも出場していて、


目下2店舗出店準備で多忙なところ、その疲れの癒しに歌が役立っている様子。



清水ひろさんが出演者の皆さんを集めて、


おいしい魚料理の店で打ち合わせ会を開き、その中に河津さんも居たという次第。





お別れして、博多駅前のホテルへ入ろうとしたところ、


「先生!」と声をかけられました。



誰かと思えば、名古屋でカウンセリングをしたことがあるフィリピ―ナで、


震災後、仙台へ(日給が良くなり、復興従事者のお客急増の為)行っていたのが、


先月から博多の店に変わったとのこと。


偶然が重なった日でした。


PR: 最低限身に付けておきたい「金融リテラシー」-政府広報

$
0
0
お金やお金の流れに関する知識や判断力「金融リテラシー」について詳しく解説!

アマチュア・シャン・コン九州大会

$
0
0

神戸のユニバシアード関連文化催事として始まった


「日本アマチュア・シャンソン・コンクール」が今年30回を迎え、地区大会開始。



最初の地区大会は福岡で、会場はおなじみ「あいれふホール」。



今年、審査員に変更があり、大庭照子さんが加われました。



61名のテープ審査通過者のうち一人欠席。



他のコンクール同様、毎年おなじみの顔ぶれが並び、


「コンクール出場者同窓会」の様相。




どのコンクールでも審査員百態で、1コーラス聴く間にメモを書き込む人があれば、


ずっと最後まで眼をつぶって聴いて、おもむろに点を記入する人も。


前者のタイプの審査員には、曲の最後に見せ所・聴かせ所を持って来ても効果が少なく、


後者のタイプの審査員には「審査員が眠っていた」という誤解が伴うこと有。


かつて中部大会でTVニュースが報道した折、


じっと眼を閉じて聴き入っていた審査員が写り、前記の様な誤解が流布した。





結果は、「今回は30回目ということで」と前置きの上、1名多い6名が本選へ。


(以下、敬称略)



さほまりこ子供の頃」、入江珠子残されし恋には」、


村橋千佳子あなたの声を聞くとき」、吉田尚子大根役者」、


瀬田恭子リリーマルレーン」、趙美麗永遠の絆」。



目についたのは、410日に同じホールで開かれたJ.C.C



NPO法人日本シャンソン・カンツォーネ振興協会)


の受賞者が入らず(山田典子)、


逆にその時受賞しなかった人(入江珠子)が受賞していること。



九州での2つのコンクールは審査員が少ない


J.C.C3人、日本アマチュア・シャンソン・コンクール4人)ので、


一人一人の主観が反映されやすいということも有?



ちなみに、浜松シャン・コンは9人も審査員が居る上、オリンピック方式。


最高・最低点をカットして合計)なので、極端な評価が反映されにくい。



(逆に言えば、個性的な芽を発掘し辛いので、


今の所グランプリからメジャー・デビューした人は居ない)



いつも心に残る歌を歌う三輪じゅん子さんのような歌唱法は


コンクールや立食パーティー・アトラクション向きではないが、


こういう歌い方でシャンソンをライフ・ワークとされる方が増えて欲しいと思っています。



ちなみに、審査員が一人ずつ全員コメントするのも九州大会の特長。



審査員の肩書きによっても視点が違い、訳詞家が入っているだけに、


原詞との極端な違い(男女の性差、主人公の改変)にも言及有。


別の都市のコンクールでは、原曲をハーフ・コーラス長くしたことが


減点対象となったことも有。

PR: チャージのいらない電子マネー、QUICPay

$
0
0
ずーーっとチャージ不足の心配なし!お得なキャンペーンも実施中!入会はこちら。

オジャマ虫ならぬ、オジャマ猫

$
0
0

浦山家のココちゃんは、やんちゃ猫ということは知っていたけれど、





TVの前のパソコン・キーボード上に座って、





TV画面が見えなくするポーズが得意。










TVじゃなく私の方を見て!」とばかり「オジャマ猫」








でも特技があって、餌を鼻先でチラつかせて「お座り」と言うと、





犬同様お座りをする!








その上、「ちょうだいは?」と言うと、「ニャー」と鳴く!








猫に芸をさせるのは、結構難しいと聞いていたけれど、





その仕草を見ているとTVの前の鑑賞妨害も許されてしまう…。









PR: PANDA ファーストアニバーサリーフェア開催

Viewing all 1933 articles
Browse latest View live