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Channel: 加藤修滋のブログ
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残念なニュース

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大阪市が文楽協会への補助金を、またも減額するという。


5200万円あったものを2012年度にいきなり3900万円に減額したばかりなのに!


しかも15年度は運営費補助をゼロにすると言う。


年度内総入場者数が市の基準105000人に達しなかったからとのことだけれど、


人形浄瑠璃文楽の保存・普及の為に橋下市長以下、


大阪市職員がどれだけ努力したかが問われるべきで、


役所は金を出せば済むという考えは情けない。



補助金は、行政が力の及ばない部分を、


一生懸命努力してもらえる民間への委託料だと考えるべきで、


入場者数を増やすための策を協会と協議して、共に努力するべきなのでは?



かつてシャンソン歌手松本幸枝さんとアコーディオンの桑山哲也君と共に


パリのシャンゼリゼ劇場にジャクリーヌ・ダノを招いてコンサートをした折、


パリ市長は何の申請もしないのに、


我々日本からの3人のアーティストの宿泊ホテル代を負担してくれました。



しかも、コンサートの日だけでなく、一週間分も!!


世界中のアーティストがパリを目指して集まる理由が分かる気がします。


最新ファッション情報源

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エルムの歌手たちに「アンクレット」や「ヌーブラ」「スケルトン・ストラップ」等


最新のファッションを持ち込んだのは、フィリピン人ダンサー兼歌手のJAY



エルム・ナイトショーでは素晴らしいバトン・トワリングを披露して人気者でしたが、


その後、子どもの学校の関係でアメリカへ。




2001年の岡山加代子リサイタルのDVD映像は、今も語り草になっていて、


その前年には日本で初めて「ノートルダム・ド・パリ」を岡山さんと共に紹介。


JAYの歌った「異教徒のアヴェ・マリア」は伝説的名唱。


そのJAYを知っている人は、名古屋・瓦町のフィリピン・パブ街でも数人になって


時代の流れを感じさせますが、そのうちの一人サラは、今でも最新情報源。




先日は、2013年「アデル・ブルーは熱い色」で


カンヌ映画祭・パルムドール賞受賞女優となった、


元フランスのセクシー・ロリータ=アデル・エグザルコプロス


「ミュウミュウ」モデルになっていると写真を見せてくれ、


水着モデル出身のパルムドール女優は初めてとか、


フィリピ―ナの間では一番人気のフランス人だとか、熱弁をふるっていました。

正しいシャンソン歌唱法の基本

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フランス・シャンソン芸術協会発行のディプロム(免許状)


取得希望者のレッスンをしていて気になる事有。



何より、リズムを守り、生かした歌唱が出来ない人が多い!


特に4分休符と8分休符の区別がハッキリしない。


音節の母音数と音符の数を一致させる歌唱法ができていない。


声を出すことに必死になって、息の吸い方を練習していない。


曲の内容によって明るい発声、暗い発声の使い分けをせず、


自分の声の中で一番響きの良い声しか使わない=ということは、


どの曲も同じに聴こえてしまう。



正しいシャンソン歌唱法は、


やはりフランスでオリジナルを歌っている歌手の歌に学ぶべきことは言うまでもないはず。



ここでポイントは、「オリジナル」という事で、


例えば最近「病の果てに」の原詞<Je suis malade>をフランス語で歌う時、


ララ・ファビアンを真似る人が居て、問題有。



Je suis mala」で切って、大きくブレスをし「de~」と伸ばすのは、


その後バタッと倒れ込むためのもので、


正しいフランス語なら「malade」と切らずに歌うべき。



作者のセルジュ・ラマも、この曲をヒットさせたダリダも切らずに歌っていることから、


岸本真知子さん(なにわシャンソン・コンクール・グランプリ)に、


切らない方が良いと指導したスプリーム先生は正しい。



群衆」で美輪明宏さんが「私は、憎む」で切って「の~!」と


歌う時の「の」は日本語でなく、


うめき声又は呪文と同じで、言語の意味を超越した表現。



何より歌の三大要素が「祈り、願い、叫び」であることを


肝に銘じるべきであることは言うまでもない。

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シャンソンよ、何処へ

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19901229日、日本のシャンソン拠点と言われた銀座の「銀巴里」閉店以来、


ベル・エポック」「ブン」「鳩ぽっぽ」、札幌の「銀巴里


そして昨年、大阪の「モン・パリ」とシャンソン老舗の閉店連鎖が続く。



既に石井好子さん、深緑夏代さん、芦野宏さん…巨星は逝り、各地方都市に群雄割拠。



とはいうものの、そうした実力歌手も高齢化し、


その地域での圧倒的な観客動員力には陰りが見える。



代わって、かつては大阪のシャンソン協会、東京の日本シャンソン協会、


名古屋の日仏シャンソン協会の3つしかなかった組織に加えて、


神戸のKAKEHASHI、東京の日本シャンソン・カンツォーネ振興協会と


2つの団体が活発な活動展開。




シャンソン・コンクールに至っては、雨後のタケノコの如く、


幾つも開催されるようになって、


日本のシャンソンは真っ盛り…と言いたいところ(?)



でも、実状はシャンソンのお店の来店者は減り、


メジャーのシャンソン歌手で、お客を入れれる人は美輪明宏さん唯一人。



その一方で、シャンソン教室は全国に次々と新しく開かれ、


老人ホーム慰問を主たる歌唱場所とするアマチュアやセミ・プロの


シャンソン歌手が続々登場。



新年と浮かれている間に早や12分の1が過ぎ、


年残された11ヶ月、日本のシャンソン界はどんな話題を創出できるのか、少々不安。

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新しいシャンソンがガイド・ボーカル入りカラオケに登場!

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仲間内では大騒ぎ!


JOY SOUNDのカラオケに、エンリコ・マシアス


新しいマリア―ジュ・シャンソン「幸せへの言葉~嫁ぐお前に~」が


ガイド・ボーカル入りヴァージョンも入ったと言うものです。



菅原洋一&浜崎久美子のデュエットでメジャー・レーベルからリリースされた


このシャンソンは、元は菅原洋一&松本幸枝CD化されたもの。



でも、マイナー・レーベルだったのでカラオケには入らず、


浜崎久美子さんがメジャー・デビューした事で


DAM(配信番号:2244-37)、UGA(5514-32)JOY SOUND30537


3大カラオケに入りました。



ここに来て、ガイド・ボーカル・ヴァージョン(340914)も加えられたということは、


それだけ歌いたい人が増えた証拠!!



ちなみに、浜崎さんのメジャー・デビュー曲「愛し児へ」はDAM1904-68)、


あなたの飛べる空はある」はUGA3315-56)、


JOY SOUND147129)、


清水美帆さんのメジャー・デビュー曲「禁じられた恋のメロディー」は


DAM1904-63)に入っています。


シャンソンが、メジャーの世界で花開く事を願っていますニコニコ











西ロータリークラブ60周年でファッショナブル・シャンソン・ショー

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万博の折、トヨタの担当重役でお世話になった神尾隆さんは、


その後名古屋フィルハーモニー理事長を務められ、


日仏シャンソン協会&エルム25周年祝賀会発起人にもなって下さいました。




その神尾さんが所属される名古屋西ロータリークラブ60周年記念催事で、


エルムの岡山加代子さんと芹沢抄子さんが起用され、ステージを務めました。




時間が短いので、二人で5着のドレスでしたが、


エルム歌手の名物企画ファッショナブル・シャンソン・ショーをしたのに加えて、


「魂のバイオリニスト」大久保ナオミさんの客席ラウンドもあって大好評。





その陰には、音響の伊藤とウェスティン・ナゴヤキャスル照明課の


小粋なはからいがありました。



大久保ナオミさんが客席演奏をする瞬間、


客席暗転で赤のライトとピンスポットが照らされてムード最高。



こうしたホテル催事の成功・不成功は、


陰のスタッフのセンスと技術によるところが大きい。




早速、来賓参加の方から「小さな会社でも歌ってもらえますか?」という打診有り。


CD売上も上々でしたニコニコ







バレンタイン・チョコ第一号

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「バレンタイン・デーには少し早いのですが…」と控えめに渡されたチョコは、


まずパッケージが可愛い!





ミニ・バッグ型でMARIE BELLEと書かれていますが、


ニューヨークのオシャレなチョコ。


(マリベル・ジャパンは京都にあるらしい)





「ちょっと待て、そのひと口がデブのもと」と思っても、


早速口の中に入ってしまいました。


日本のチョコレートとは香料が違うようで、異国情緒(?)の美味。


食べ終えた後の箱は何に使おうかなぁ。


とりあえず、カフス入れになりました。

大須演芸場閉鎖に学ぶ

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名古屋の常打ち寄席小屋が、半世紀の歴史に幕を下ろすという報道が


新聞紙面をにぎわしています。


中日新聞は、5日間に渡って特集記事を連載しました。



「終幕の時」と題されたシリーズの第5話に三遊亭歌笑師匠の話が掲載されていました。


「寄席を開く以上、ある程度の客を呼べる地方の芸人がいないといけないのだが、


それを育てる努力をしていなかった」




これは、エルムがオープンした時、評論家の永田文夫先生が言われたことと同じでした。



菅原洋一さん、美輪明宏さん、そして銀巴里のトリをとった歌手たち


瀬間千恵さん、堀内環さん、しますえよしおさん、古賀力さん、


村上進さん、嵯峨美子さん、宇野ゆう子さん、奥則夫さん、花田和子さん、荒井洸子さん…)


東京の歌手オン・パレードで客もそれなりに入り、


まるで銀巴里の引っ越し公演」の様相だった時、


「地方の歌手を育てなくては」というアドバイスがあったからこそ、


今のエルムがあります。




足立席亭の言葉「俺の常識は非常識」だから、段々追い込まれていった…


という記事に関しては、エルムも非常識を貫いてきたことに於いては同じ。




ただ違うのは、だから貫き通した主義主張を理解する、


良質なお客様が支えて下さったという点。


閉鎖が決まるとメディアが殺到するのは、他都市でも同じ。


昨年末に大阪の「モン・パリ」、一昨年秋に札幌の「銀巴里」、


閉鎖の時には各々の地方から日仏シャンソン協会に取材が入りました。



「何故、こうした良い店が閉鎖?」の問いに


「閉鎖される前にメディアが書かないから」と毒舌を吐きました。



エルムはその点全く違って、メディアが時折取材報道して下さる事で、


ここまで延命して来ました。



大須演芸場には、出し物として報道価値をメディアが認める物が


少なかったのかもしれません。



報道する価値のある活動を日常的に続けることが大切だと再認識した次第。

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エルムのプレイガイド機能

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その昔、デパートのプレイガイドでコンサート・チケットを買った時代は、


シャンソン・コンサートや、シャンソン新譜はシャンソニエで情報収集していたもの。



今や、ネットの時代とは言うものの、


往年のシャンソン・ファンはパソコンに不慣れで、


それらの購入に不便を感じている様子。




その意味で、名古屋のシャンソニエ「カフェ・コンセール・エルム」は、


シャンソン・コンサート・チケットを店頭販売し、


シャンソンのCDは通販もするというサービスが人気。




2008年、テレ朝が故・芳賀詔八郎氏の協力で招聘したシャルル・アズナヴール


ジャパン・ツアーは、エルムで名古屋公演チケット350枚の売上があり、


業界を驚かせました。




そして日仏シャンソン協会へも東京をはじめ全国各都市公演の


チケット申し込みがあった為、


その後仏映画「エディット・ピアフ~愛の讃歌~



幸せはシャンソニア劇場から」のチケットも同様に


エルムと日仏シャンソン協会への申し込みが相次ぎました。




昨年のシャンソン・ミュージカル「ノートルダム・ド・パリ」は


エルムで250枚チケットが販売されました。




CDEMIのシャンソン大全集が250セット、


AFJCのシャンソン・カラオケ大全集は500セットもの数を販売。




この数年は、東京のテレビ制作会社や雑誌社、更には旅行代理店まで、


エルムへパリのシャンソン情報や、


シャンソン・ライブ情報を訪ねる電話・メールが来るようになり、


エルムが日本のシャンソン拠点となる傾向が強まっている証拠。




全国のシャンソニエでも、かつてのようにシャンソン・コンサート・チケットやCD


シャンソン情報提供が出来るようになれば、シャンソニエの復権になるはず…。



でも、ライブ・ハウスで歌っているシャンソン歌手に


音楽産業界からスカウトが来ることは、もうないのかも…?

大須演芸場報道で脚光「ひとみちゃん」と再会

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エルムの第3ステージは「エルム・ナイト・ショー」というバラエティー・ショーで、



ウィスキーかアイス・ウーロン茶が飲み放題¥2,000とあって、隠れた人気スポット。


かつては、故・橋本奈央子さん中心の「ピュア・ハーツ」(土曜)、


岡山加代子さん中心の「カム・カム・キャッツ」(月曜)の様に、


レギュラー・ライブよりお客様の多い時も有。



大須演芸場閉鎖の新聞報道に快楽亭ブラック同様、名前やコメントが出てきて、


今や「時の人」となっている芸人ひとみちゃんも、


「エルム・ナイト・ショー」に出演していたことを知る人は少ない(?)




ちなみにい笑劇派や、フィリピン人ダンサーJAY等も出演してことは、


今では伝説となりつつあるようです。



そのひとみちゃんと久しぶりにエルムで再会し、昔話をすることができました。



偶然その日の午前に、彼が出演していたCBCラジオを聴いて、



話術向上に感激すると共に、人生ひとつの物事に賭ける人には、



仲間としてのシンパシーを感じる事を再確認。



もしかして、都合が付けば「エルム・ナイト・ショー」に、また出演の可能性も有?


お土産にもらった桑名「伊勢志ぐれ」の「ししゃもきくらげ」がとっても美味でした。




笑いの多いライブ歌手は客も多い!

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今、エルム一番人気のゲスト歌手は、劇団四季出身の鈴木綜馬さん。


ライブ終演後の「出待ち」ファン平均年齢の若さもエルムNo.1

レギュラー出演者では月2回出演の真路まなさん。


先日のバレンタイン・ライブも多くのお客様で賑わいました。


声のマイクの「ノリ」が良くなってきましたが、


それ以上にMCの「間」が進化しています。



かつて永六輔さんが度々エルムの2Fmss小劇場に出演されていた頃も、


最初は「立て板に水」でしたが、


次第にお客が笑う為の「間」をとられるようになったことを思い出します。




エルム出演者で、「間」の取り方のスペシャリストは何と言っても菅原洋一さん。



いつもの


「皆さんこんばんは!テレビ映りよりも」


(間):幾人かがクスッ


「実物の方が良い」


(間):大半の人がクスクス


「菅原洋一です」


爆笑)


のパターンは完璧。



先日の真路さんがMC各フレーズ間にとっていた「間」にお客様が反応して、


最近エルムでは一番笑いが多いライブ。



フト気づいてみたら、何人かの歌手はMCをしつつ、


自分が客より先に笑っている…。



歌手が哀しい顔を越えて悲痛な顔と声で表現し過ぎると、


客がドン引きするのと似て、歌手が笑っていると客が冷静になるケースも有。


「笑うのは客、涙を流すのも客であるべき」という訓示を思い出します。


個性的なライブ・スタイル

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以前、「エルムの歌手は個性がない」と言われていました。


でもジャクリーヌ・ダノ曰く「個性とクセは違う」…。




最近になって、エルムで20年近く歌っている歌手たちが、


各々のカラ―を出すライブが可能になってきました。


いずれもフランス人アーティストが高い評価を与えている人たちで、


歌唱ポリシーは“歌の3大要素は「祈り・願い・叫び」”であることは共通。



加えて、声の美しさ、表現の豊かさでライブを構成する岡山加代子さん、


シャンソンらしい美しいステージングの青山桂子さん、


新しいシャンソンを中心に、


新鮮さとオーソドックスな安定感をミックスさせる浜崎久美子さん


女性の持つ色々な側面を歌い分け、「官能唱法」の達人と言われる宮入公子さん、


お客様の目線でステージを捕え、楽しい気持ちにさせる真路まなみさん、


華やかで動きも美しく、加えてドラマ性のある歌声も持つ芹沢抄子さん、


若さ溢れる歌声と、大人びた内容のMCを「笑顔」という共通項で色付けし、


客席を幸せな気分にさせる清水美帆さん…。




個性的なステージは、何かを仕掛け作るのでなく、


長い間に自然に構築されるもののようです。



とは言っても、美輪明宏さん、菅原洋一さん、


ジャクリーヌ・ダノジャクリーヌ・ボワイエ


内外のビッグ・アーティストとの度重なる共演でエルムの歌手たちが


身に付ける事ができたものの大きさは計り知れません。




日本各地の有望な歌手の皆さんにも、そうした機会を作れるように


取りあえず今秋、久しぶりのパリ公演を企画しています。




「トリアノン劇場」コンサートでは、日本代表として歌った全国各地のシャンソン歌手

(浜松の大石直美さん、静岡の佐藤美奈子さん、

神戸の森岡怜子さん、宮崎の甲斐和代さん…)が

その後、大きな成長と共に活躍が目立っているように、

次の世代のシャンソン歌手が育つ場にしたいものですニコニコ


憂鬱な季節到来

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毎年恒例の日本アマチュア・シャンソン・コンクールが


5月から6月にかけて全国6地区大会を経て、神戸での本選が行われます。




今年は「なにわシャンソン・コンクール」が開催されないという情報もありますが、


その代わりに全国4都市予選を経て東京で本選のあるコンクール


NPO法人日本シャンソン・カンツォーネ振興協会主催)と、


東京シャンソン・コンクール(東京日仏文化サロン主催)が新しく開かれ、


他にも浜松シャンソン・コンクール、


東京のJ’AIME CHANTERNPO法人による関西シャンソン・コンクール、


アリアンス・フランセーズのフレンチ・ポップ・コンクール、


広島のシャンソン・コンクール…今やコンクール花盛り。





そのうち3つのコンクールで審査員を務めていますが、


コンクール前になると応募テープの録音や、本選の為のレッスン希望が急増。



悩みの種は、通常のレッスンでは「絶対ダメ」と言っている歌唱法を


「絶対にしなさい!」と前言をひっくり返さなくてはいけないこと。



何しろ、フランス人アーティストが良しとする歌唱法の正反対にある


「大声!オン・マイク!」でないと、得点し辛いという状況があります。




私の友人・故モーリス・ファノンの教え


“シャンソンの3大要素は「祈り・願い・叫び」”とは全く異なる、


日本の音楽教育“音楽の3大要素は「リズム・メロディー・ハーモニー」”が根底にあります。



本当は違うにも関わらず、「コンクールで賞を取る為には、こう歌って」と


言わざるを得ないのが指導者としてはストレス。



歌声を換金するプロ歌手と、シャンソンをライフ・ワークにしたいアマチュアとで


目指す歌唱法に差ができるのと似ています。




日仏シャンソン協会の主任シャンソン講師で、


フランス・シャンソン芸術協会の指導者ディプロムを取得している


岡山加代子さんのように、「声勝負」の歌唱も、


「感動唱法」も共に一流というのが望ましいことはいうまでもありませんが…。

バレンタイン・チョコ総括?

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バレンタイン・デーの前後は、日本中がチョコレート騒ぎ。


今年、頂いたチョコの中で一番目についたのは


(こちらが猫好きと分かっているからでしょうが)猫デザインのチョコ。









パッケージが可愛い猫というのもたくさんありましたが、


中のチョコも肉球がデザインされていたり、


チョコそのものが楽器を弾く猫だったり…。





他には、ピアノをあしらったものや、定番のハート型、


そしてパッケージを後から使えるものまで…。






色々考えて贈って下さる方々に(中には男性も有)感謝。


「チョコレートばかりでは飽きるでしょう?」と、


お饅頭や他のお菓子を下さった方もありましたニコニコ



音プラの無料コンサートは今年も盛況

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毎月25日に名古屋市音楽プラザで開催している


「万博メモリアル・デー・コンサート」は、


今年も満席立見で幕を開けましたニコニコ



いくら無料とは言っても、12年間145回ずっと満席立見というのは、ギネスもの!?



いかに人々に愛されているかが分かります。




こうした催事がシャンソン愛好者増殖(?)作用をもたらし、


シャンソン都市=名古屋を根底で支える事につながると確信しています。



この無料コンサートから全国に広がったシャンソンも数多く、


愛知万博グローバル・イメージ・ソング「ブラボー!ムッシュ・ル・モンド」や


災害復興支援シャンソン「哀しみの終わり~さあ!今から~」等は、


今も多くの人によって歌われていますニコニコ



ongaku plaza jan

名古屋栄ライオンズ20周年祝賀ステージ

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エルムの歌手たちは、ロータリークラブやライオンズクラブ、


ソロプチミスト等の奉仕団体でのお仕事をさせて頂いています。


特に周年事業の祝賀ステージでは、


複数の歌手が次々とドレス・チェンジをしつつ歌う


<ファッショナブル・シャンソン・ショー>というエルム歌手が考案した演出が、


好評を得ています。


名古屋栄ライオンズクラブ20周年で、


久し振りにクレストンホテルで歌うことになりました。



元愛知トヨタ副社長でエルム応援団長を自認しておられる


小野茂勝さんからのオファーで、


クラシックからジャズ、日本歌曲、そしてシャンソンまで歌う


マルチ・ソプラノ歌手=西みさん、


菅原洋一とのデュエット・シャンソン「幸せへの言葉~嫁ぐお前に~」が


ヒット中の浜崎久美子さん、


ファッション・モデル出身でデルフィーヌ・ヴォランジュ


プロモーション・パートナーに抜擢された芹沢抄子さんという


エルム出演者の中でも美人度抜群の歌手が出演。




彼女たちの前に、日舞名取のライオンズ・メンバーが艶やかに踊られ、


男性が殆どという会場内は盛り上がっていました。




カメレオン・スタジオの岡田さん、マサさん(音響)や、


ASP棚田さん(照明)に助けられて気分良くステージを務め終わったところ、


予想外の事態!!



拍手が鳴りやまず、「オーシャンゼリゼ」を再演ニコニコ





(ちなみに、アルゼンチン公演の時、アンコールがかかって、


予定のアンコール曲を演奏したら、アンコール=もう一度の意味だから、


先ほどの曲をもう一度やるように指示されたこと有。


別の曲を要求する時は、オートラと掛け声がかかりました)




同じ曲をよりアップ・テンポに変えて、手拍子もノリノリとなるや、


3人とも客席へ降りて、お客様も「オーシャンゼリゼ」の大合唱。


CD販売も賑わって、「歌う行商人」も満足ニコニコ

ハーネス流行?

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フランスには結構かわった日本文化オタクが居る。


コスプレ・ファンや、カラオケ・マニア、更にコアなBUTO(暗黒舞踏)、


SHIBARI KINBAKU



(浮世絵師の月岡芳年
責め絵師の伊藤晴雨ファンの仏人の間で使われている)


…日本人以上に知られる単語も有。



少し前から、団鬼六桜田伝次郎等をロープアーティストとして尊敬する


フランス人オタクの間で人気が出始めていた


首の鎖と背と胸をひっくり返したサスペンダー様のファッションが遂に日本上陸。




若い人たちの間で「ハーネス」なる流行の兆し。


今年も来日公演するパトリシア・カース


1989年来日時に彼女のステージ衣装が「キャミソール・ドレス」として


日本で大流行したことの再来となるか?



その時の笑い話で、来日間もないフランスのジャーナリストが、


原宿でおそのファッションを見て書いた記事が


「日本では真昼間から若い娼婦がたくさん歩いている」


…?!とのこと。

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