大阪市が文楽協会への補助金を、またも減額するという。
5200万円あったものを2012年度にいきなり3900万円に減額したばかりなのに!
しかも15年度は運営費補助をゼロにすると言う。
年度内総入場者数が市の基準10万5000人に達しなかったからとのことだけれど、
人形浄瑠璃文楽の保存・普及の為に橋下市長以下、
大阪市職員がどれだけ努力したかが問われるべきで、
役所は金を出せば済むという考えは情けない。
補助金は、行政が力の及ばない部分を、
一生懸命努力してもらえる民間への委託料だと考えるべきで、
入場者数を増やすための策を協会と協議して、共に努力するべきなのでは?
かつてシャンソン歌手松本幸枝さんとアコーディオンの桑山哲也君と共に
パリのシャンゼリゼ劇場にジャクリーヌ・ダノを招いてコンサートをした折、
パリ市長は何の申請もしないのに、
我々日本からの3人のアーティストの宿泊ホテル代を負担してくれました。
しかも、コンサートの日だけでなく、一週間分も!!
世界中のアーティストがパリを目指して集まる理由が分かる気がします。