昨年の「名古屋巴里祭」に於いて
瀬間千恵と共に素晴らしいパフォーマンスで魅了したKaya。
*YouTubeで視聴可能(下記リンクより 15:32~)
そのKayaが15周年を飾る集大成のコンサートを、
すさまじいばかりの入魂で成功させた!
何より、その美的世界観がまぶしいほど輝くステージ構成は、見事!ブラボー!!
ライティングもオーソドックスなレトロ観あふれる部分
(寺山修司の芝居や前衛舞踊の世界に通ずる)と、LEDムービングライトを組み合わせ、異質空間の創出に成功。
フランスのヴィジュアル系アーティスト同様、
余分な"MC"や"間"がなく曲から曲へと「音の芸術」を前面に。
長時間歌いきっても大丈夫な発声には、
ずい分、工夫と努力が感じられ
拍手を送りたいと思います。
僕が30年前から結構気に入っていたミレーヌ・ファルメールの初期ステージに於ける美意識と、ジャン・ミッシェル・ジャールのプロジェクション・マッピング・チームの時代先取り感覚の両方を融合させた感じで、とても好感が持てました。
日本のヴィジュアル系シャンソン歌手(勝手にそう思っています)の中では、最高の感性ゆえ本人の演出意図を具現化するスタッフ・チームが出来たら、とても素晴らしいステージ創出が出来ると確信し、エールを送ります!