私の友人、アルゼンチンのグラシェラ・スサーナの知られざる功績のひとつに「歌い手のつとめ」という楽曲を日本に紹介したことがあります。
この楽曲は、
アルゼンチン出身で、世界各国を巡ったシンガー・ソング・ライターであるファクンド・カブラル作詞、グラシェラ・スサーナのギターの師であるオスバルド・アベーナ作曲。
ファクンド・カブラルは大ヒット曲「さすらいを友として」の作者。
*この楽曲はNHKスペイン語講座でマリキータ&ジローが歌いました。
「歌い手のつとめ」の一節には、こんな言葉があります。
(訳:高橋将美氏)
“歌い手であると言うのは職業ではない
・・・・・
言葉を分かち与える神そのものだから・・・・・
歌うためには、仲間よ!すべての恐れをなくさねばならない”
ウクライナの惨状をメディアで知るだけで
今、日本にいる我々は何を為すべきか・・・?
過去の戦争や殺りくの中で歌い手たちは、常に声を上げ歌い続けました。
今、私に出来ること
それは、加藤ハツ館長の遺言に従って
<平和希求>の歌を歌い続けること。
「歌い手には平和を願う歌を歌う義務がある。何故なら平和でなければ文化は育たないから」