メディアでも取り上げられたmss会館内の小劇場。
当時、珍しかった透明グランド・ピアノ(クリスタル・ピアノ)を常設し多くのアーティストのステージで使用されました。
シャンソン歌手では、瀬間千恵
カンツォーネ歌手では、奥則夫、ジリオラ・チンクエッティ
タンゴ歌手では、阿保郁夫
(演奏では、アストル・ピアソラ楽団。カルロス・ラサリ楽団がコンサート打上の折に)
ラテン歌手では、マリキータ&ジロー
紅白出場歌手の菅原洋一・美輪明宏
海外アーティストではグラシェラ・スサーナ
ピアニストでは、田代ユリ、国府弘子、松波常雄…
随分と多くの方々がmss会館小劇場で
素晴らしいコンサートを繰り広げて下さいました。
その劇場も昨年12月で41年間の歴史に幕を降ろしました。
mss会館小劇場は、菅原洋一、グラシェラ・スサーナはじめ
多くの歌手が発起人となって
1980年、名古屋の吹上に総工費2,400万円で建てられました。
多くの方々の出資やカンパ金で建設したことから
「借金コンクリート」と呼ばれた程です。
その当時、世界で30台目というKAWAIの透明グランド・ピアノも注文生産で設置され、大きな話題となりました。
今では、YOSHIKIモデルもできたこのピアノの初期モデルとして、この先どういう役割を果たすか…
効果的な活用法を考えています。