コロナ禍でライブハウスも対応に四苦八苦する中で良い変化もありました。
エルムが開店した初日の歌声は菅原洋一。
その後、美輪明宏、堀内環、古賀力、しますえよしお、花田和子、渡辺歌子、嵯峨美子、村上進…“まるで銀巴里の引っ越し公演”と言われる程、実力者が次々と出演。
特に「銀巴里」レギュラー出演者の瀬間千恵、奥田晶子、奥田真祐美は「エルム」に於いてもギュラー出演。
他にロス・インディオス・タクナウ、グラシェラ・スサーナやジャクリーヌ・ボワイエ、ジャクリーヌ・ダノ等のシャンソン大使も出演を繰り返しました。
その頃は、客席はじっと聴き入るという雰囲気。
経済が上向くにつれ、楽しい曲で「ブラボー!」や「アンコール」の掛け声があふれるようになりました。
今はコロナ対策でマスク着用の上、掛け声もひかえて頂いているので、開店当初のようにじっと聴き入る少数精鋭のお客様が中心。
集客数を半分以下にしている為、満席の日が増えライブ(特にシャンソン)の原点に立ち帰った感じです。
でも握手も出来ず、客席の近くで歌えない事が歌手にとってはストレスかも…