永田文夫シャンソン研究所の所蔵ビデオを使っての
ビデオ研修と解説付きビデオ上映会が急増。
ひとつにはコロナ対策(歌唱しない=飛沫感染を防ぐ)
これが実に大きな成果を挙げつつあります。
例えば、フランスのシャンソン・コンサートでは全くと言っていいほど
曲の説明をしない事に気づく受講者が増えました。
(フランスのアーティストの多くは「私は、解説者や司会者ではないので」と言います)
一言でいえば、専門外の事はしない。
従ってシャルル・デュモンやマリー・ラザロ、デルフィーヌ・ヴォランジュが
朗読を収録して送ってくれた音源もプレゼント!
(歌手なので歌えば有料)
アコーディオンのJ.P.メナジェがコンサート「エディット・ピアフ物語」
に役者として出演した際も無料!
かつて「日本からフランスに来る歌手達は何故名前を名乗るのか?」と
私に尋ねたフランス人がいました。
彼は、日本から来る歌手のヲタクで
そういうステージを聴き回っているそうですが
「やぁ、やぁ我こそは!」という言葉を知っていての質問でした。
加えて、「最後にバンザイをして歌い終わるのも日本人の特長」とも・・・・・。
(彼はこれを「カミカゼトッコウタイ」と言っていました。)
そう言えば、シャンソンに限らずジャズでもラテン・タンゴでも
歌手は名乗りませんし、曲紹介もせず本業としての務めを果たして
ひたすら歌います。
(曲名すら言わない事が多い)