メディアでは、ライブハウスのコロナ対策は
●換気
●3密回避
●ソーシャルディスタンス
と印で押したように報じられます。
でもこれって、すべての社会行動に必要なものですよね?
私のレッスンや講座では、コロナ以前からマイクの使用法は
口から離し、アゴより下でかつマイクを立てて使用するのが
大切と教えています。
これがコロナ対策に活かされているように思います。
更に、マイクは歌手1人に1本、
使用時はマイクヘッドを外して消毒済みのものと交換。
ところが最近、もっと本質的な変化が
コロナ対策に繋がっている事が判明。
フォルテ(ff)で声を張り上げるのでなく、
ミッシェル・グラスコが指摘したように
エレガントな歌唱法を採用。
これに加え、コラ・ヴォケールが教えてくれた
「クープレ歌うように語り、ルフランは語るように歌う」歌唱法
が広まり、歌手だけでなくシャンソン教室生徒の間でも
この技法にチャレンジする人が続出。
コロナは、日本人のシャンソン歌唱法をフランス人好みのものに
変えつつあると思います。