Quantcast
Channel: 加藤修滋のブログ
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1933

コロナの影響で変わったシャンソン歌唱法

$
0
0

メディアでは、ライブハウスのコロナ対策は

●換気

●3密回避

●ソーシャルディスタンス

と印で押したように報じられます。

 

でもこれって、すべての社会行動に必要なものですよね?

私のレッスンや講座では、コロナ以前からマイクの使用法は

口から離し、アゴより下でかつマイクを立てて使用するのが

大切と教えています。

 

これがコロナ対策に活かされているように思います。

更に、マイクは歌手1人に1本、

使用時はマイクヘッドを外して消毒済みのものと交換。

ところが最近、もっと本質的な変化が

コロナ対策に繋がっている事が判明。

 

フォルテ(ff)で声を張り上げるのでなく、

ミッシェル・グラスコが指摘したように

エレガントな歌唱法を採用。

 

これに加え、コラ・ヴォケールが教えてくれた

「クープレ歌うように語り、ルフランは語るように歌う」歌唱法

が広まり、歌手だけでなくシャンソン教室生徒の間でも

この技法にチャレンジする人が続出。

 

コロナは、日本人のシャンソン歌唱法をフランス人好みのものに

変えつつあると思います。

 


Viewing all articles
Browse latest Browse all 1933

Trending Articles