新聞が5紙、テレビ局、ラジオ2局が取材報道して
大きな反響だった《シャンソンの応接室》。
参加した方々に聞くと
「2人だけでアーティスト1人を専有するなんて
申し訳ないぐらい、贅沢」
「今までになかった発想で、驚いたけれど
とても有意義な時間」・・・・・など好評。
今まで、50年間の活動の中で当初、
「○○さんに伝えたい思い」
「○○さんに聴いてほしい」
という発想だったものが
不特定多数の「お客様」の前で歌う事が
喜びとなっていた事に気づきました。
結局、入場人員、売上等、数字の世界に
いつの間にか入り込んでしまった。
コロナに関しても同じで、何人亡くなったかではなく
誰が亡くなったかが問題のはず。
かつて美輪明宏さんが、私たちがエルムを開店する事に大反対。
「お店を営業する事は、
自分の体やお金を犠牲にして従業員とその家族を守る事。
それをしたら加藤修滋が加藤修滋でなくなる」
今にして思えば、美輪さんは30年先を予言していた事に…。
(ところが、エルムが開店すると「作ってしまったものは仕方ないでしょ」と
毎年出演を重ねて下さいました)