日本でもヒットした「幸せはシャンソニア劇場から」の挿入歌「ときめきを私に」は、
テーマ曲「パリに恋して」と比べると歌唱者が極度に少ない。
山口紀子は、数少ない歌唱者であるだけでなく貴重なCD録音者。
映画の上映成功プロジェクトで「原作者」「日活」「日仏シャンソン協会」が協力して
映画監督のクリストフ・バラティエ(Christophe Barratier)と
主演女優ノラ・アルネゼデール(Nora Arnezeder)揃って来日し、
さあこれから!という時に2人の恋は終わって、来日プロジェクトは腰くだけに・・・・・。
少々残念でしたが、結果的にフランス映画としては大ヒット。
この映画を機に「最後のマイウェイ」「ダリダ」「バルバラ」と
立て続けにシャンソンをテーマにしたフランス映画が封切られ、
ちょっとしたブームの火付け役となりました。