国際的メディアコンクール「ニューヨークフェスティバル2018」で
CBCテレビが、銀賞と銅賞を受賞。
近年、民放連内で地方局の健闘が目立って来たことは
指摘されていたものの、今回CBCの栄誉は特筆もの。
同局には、
かつて「ドラマの松谷」と言われた名プロデューサー
(シャンソン界では平乃たか子さんのご主人と言った方が
わかりやすい)がいらして、
同時期にキャスターとして名を馳せた日比英一さんと共に、
「名古屋にCBCあり」と言われたものです。
(でもCBCは日本の民放第1号。民放の歴史の中にその名を
刻んだ井澤慶一さんが創設者の一人です)
ところが、「ドキュメンタリーの東海テレビ」という評価もあることも、
名古屋の誇りです。
特に、平成28年度文化庁芸術祭テレビ・ドキュメンタリー部門大賞や、
第12回日本放送文化大賞・グランプリを受賞した「人生フルーツ」
の映画館公開と大ヒットが話題。
かつての鈴木充会長から脈々と受け継がれている
「ドキュメンタリー」への熱い想いが、
四日市公害をめぐる大西文一郎さんの名作「あやまち」に始まり、
今も秀作を産み続けています。
CBC、東海と、2局も受賞が相次いでいることからも、
名古屋のTV局の番組制作の力は、すばらしい!
と言えます。