北桂子のピアノ・バーREDを継いだ形のErinneは、
ピアノ・歌・容姿・トーク・プロデューサー的センスが何拍子も
揃っている、シャンソン界にはめずらしい貴重な存在。
2回目となる今回の「シャンソン雑談会」には、歌手の黒川泰子、
葉月よしこ、谷リエ子、樫村ひろ子、花田玲子等も参加。
何より訳詩家協会の高田事務局長が来場されたので、
用意した教材を急遽変更したりして、色々あせり気味。
今までの雑談会は、浜﨑久美子、芹沢抄子といった人たちを同行したので、
ステージに関して安心していたが、今回同行したのはまだ新人の金田一帆南。
Erinneとのステージ上での慣れの差が心配されたものの、お客様の「金ちゃん」
の掛け声にも助けられて、無事務めを終えて一安心。
それにしても、根なし草の活動ではなく、自分の拠点となる空間を持っている人は
さすがに強いと思った次第。
Erinneは自らブッキングする活動も含めて、他の歌手から多くのものを
学ぶことができるからなのか、聴く度、見る度に成長著しい。